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表題作首筋に濡れた牙

執事 葛木
ご主人様 鷺沼

あらすじ

東京近郊の広大な屋敷に住む男二人、恭一郎と正治。吸血鬼と狼男の血を継ぐ二人は、明治初期から生き続けている。その秘密を隠し、ひっそりと生きていたが、税務署に気づかれて…。

作品情報

作品名
首筋に濡れた牙
著者
バーバラ片桐 
イラスト
高座朗 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592876151
3.4

(10)

(2)

萌々

(1)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
33
評価数
10
平均
3.4 / 5
神率
20%

レビュー投稿数5

人外2名

人外に有りがちな、実験体にしようとされ、
狙われるというストーリーなのですが、
要は、執事人狼の御当主吸血鬼への片思い物語。
攻は健気に受を思っていて、その思い歴何十年。
まあ、人外なので、その時間の捉え方は人とは違うのでしょうが、
まあ、健気なこと。健気なこと。

でも、ポイントは、皆様がおっしゃているように
人狼エチかな。。。えへ。

あとは、
できれば、ショートでラブい日常を読ませてもらいたかったです。

0

濡れ濡れで、モリモリ!!

これは、この文庫の帯の煽り文章です。
これに気が付いたら書店で買うのを思わずためらってしまいそうです(爆!)が、気がつかなかった人間もいて、、、それは自分です←恥ずかし~
あと書きにて作者さんが、”ぬか六””コブ”がポイントだとおっしゃっている通りに、”ぬか六コブエロ”にちゃんと仕上がっていて、もうバーバラさんってばサービス精神旺盛の満点だわ♪と楽しくなってしまいました。
ちなみに、”ぬか六”とは抜かずに6回イかせることです。
それだけでも、どんだけエロなんだ!って話ですが、更にコブ付ですからねww

お話は、とある郊外の広大なお屋敷に固定資産税が20年近く払われていないと税務調査が入ることから始まります。
そのお屋敷に住むのは、当主の鷺沼と執事の葛木。
政務調査員の一人、山崎は何やら税務意外の屋敷や人間が気になるようで、怪しいと睨んだ二人は山崎をマークするのですが・・・

葛木は主人の鷺沼が好きで好きで好きで、襲ってしまいたいほど好きでも嫌われるのが怖くて手も出せない超ヘタレ!
彼がとても精悍なのに、スットボケでちょっと抜けているあまりのヘタレなんで、本当はとてもシリアスな内容の話のはずなのに、何故かコメディな雰囲気を醸し出してしまいます。
実は鷺沼は、外国に留学していた時に吸血ウイルスに感染した吸血鬼で実に80年以上も生き続けているのです。
また葛木も、じつは人狼の一族の血を引く人で、また鷺沼と同じくらい生きていると言う、異種同居の生活なんです。
山崎達が来た為に吸血行動が出来ず、我慢させるため葛木は自分の血を吸わせるのですが、そこでとうとう辛抱たまらんで鷺沼にエッチなことを!?
そして、山崎の正体がわかった時、時は満月、丁度葛木の変身の時期と重なってしまい・・・で”ぬか六コブエロ”が登場するわけですね♪♪

エロ満載の行為シーンは、ゲップが出るほどの濃厚さであります。
描写を読むにつけ、思わず我が家の愛犬のオチ●チンを思い出し、ウンウンと頷いてしまう・・・何でかーー!?
いや、獣と交わるのに正常位は?と言う部分もミラクルで許しましょう。
そうそう、あの肉球でチクビをウニウニしなくちゃいけないんですからww

エロに話がいってしまいましたが、このツンデレではなくツンツンご主人さまと超ヘタレの組み合わせがとても楽しく、理想の主従であることは間違いありません。
下僕ですから、当然丁寧語攻めになってしまうのも副産物としておいしい分です。
楽しく、ハードなエロを満喫してこの世のうさを晴らしましょう(?)

2

花丸ブラック文庫並(花丸文庫内比)

帯『濡れ濡れで、モリモリ!!』

エロいです、これはもう花丸文庫というより花丸文庫ブラックの粋ではなかろうか!!
ってもバーバラさんの本気エロは更に上行くのでバーバラさん作品的には花丸文庫、しかし花丸文庫内的にはブラック並エロ。
女王様受です、しかも鷲沼[受]男嫌いで不老不死ヴァンパイア美人でご主人様ときてます、うっひょー!
執事として仕える葛木[攻]はどこまでも敬語でご主人様命の下僕で人狼ですよ、こっちもうっひょー!
85年前の出会いからずっと鷲沼をひたすら慕いながら、しかし決して手は出さず仕える事が出来るだけで喜び~な葛木と、男は嫌いだと断言してはばからない尽くされるのを当然の如くふるまう鷲沼はまさに女王様!
彼らは長年、大きな屋敷で人目を避けて暮らしてきたのですが鷲沼の不老不死ウイルスを目当てに屋敷へ探りにやってきた山崎に彼らの正体を知られてしまいます。
飢餓期に入り、耐えきれなくなった鷲沼は不本意ながら葛木の血を吸い欲情した彼に、葛木はついにその身体を愛撫させてもらいます。
一言目が足を舐めろですよー!何という女王様!もちろん下僕葛木は喜んで舐めさせていただき、人狼ゆえか長めの舌でもって他にも全身くまなく舐めまくりの愛撫しまくり。
その度にいちいち敬語で確認するの葛木がもっそい萌えです~「乳首をお噛みしてもよろしいでしょうか」この台詞が敬語責めじゃなく本気で言ってるとこがツボ。
挿入したくて堪らないのにそれをやったら鷲沼に仕えられなくなると我慢する葛木の下僕っぷりがツボ。

その後、敵に包囲され人狼化し理性を失った葛木とのエロシーンで挿入があるんですが獣の姿のままです、ええ、そうです、獣姦ですよーー!!!しかも性器コブ付きで抜かずの連発ー!!!
獣姦での醍醐味、それはコブ付き陰茎!!
あ、獣姦苦手な方は要注意です。

ラストはちゃんと人間葛木とのエロもあるので1冊で2展開エロが楽しめます。
バーバラさんお得意の乳首攻描写もねちこい~。
敵の山崎が不老不死を必死に求めた理由ってのもさり気なく良かったー。

下僕攻女王様受、獣姦エロ好きな方にはたまらんと思います。
葛木の下僕っぷりがおもいっきりツボでした。

1

大型ワンコの主従ラブ!

"濡れ濡れで、モリモリ!!"ってどないやねんっw
帯のあおり文句にやられました(・∀・)まv
ちゅぅか、高座さんってもっと絵うまかったような・・・ry・・(殴

お話は、税金未払いで税務署に踏み込まれたヴァンパイア~なお話。
知り合いの腐女さまが、「税金未払いでヴァンパイアがばれちゃうとかっw」なんて書いておられたんで、ちょっと興味あったのよな。
とはいえ、おもってたよりおもしろかった。
税金もろもろ~なんてのは前提としてあるものの、詳しい細かいところにはふれず、あくまでもBLなお話なのがよかったです。
ナニよりも、これ・・・・

じゅ・・・・・獣姦!!!
なによw私が獣姦好きなの知ったのw!?←違
ガツガツ巨大狼に犯されるヴァンパイア。すてきです。
関係は、執事(狼男)×ご主人(ヴァンパイア。
ツンツンツンツンしてるご当主に健気に愛をもって尽くし続ける大型わんこの図が恐ろしくツボです。
表紙からは想像できないほどのワンコっぷりが素晴らしいのです。
とんでもない従順犬と見た!
まさかまさかの60年もの片思い。
そばに居させてもらうだけでも贅沢と思い、つくしつづける男。なんか・・・あらぬかたちで裏切られた予想に思わぬ萌えをいただきましたwごっぁん( ´∀`)ウマー

ご主人。これがまたツンツンしてるんですが、デレすぎないところがいい。
むしろイマイチデレてないところがいい。
デレるよりも、モヤモヤしたりモヤモヤしたり、あんなに言ってたくせに実は・・・心がちょっと可愛く見えてしまう。
ご主人を愛し尽くし続ける犬と、
それは俺のペットだ。となにげに愛しちゃってるご主人。
萌えるw

エロシーンもネチっこくてよかったですね。
まだやるのかwと思うところまでやっていただきました。
獣で~の交尾と、人間姿での~の2パターンがおいしぃ作品。

その後、あのちびっこがどうなったのか・・・が唯一気になるところ。ですかね。
面白かったですw

0

その体位なのですか?

バーバラさんの作品はいまいち自分にはあわないんだよなーと思いながら、獣○に釣られて購入してありました(笑

********************
受けの鷺沼は不老不死のヴァンパイア。
武蔵野の大きなお屋敷の主人。
税務署に目をつけられるはめに。

攻めの葛木は鷺沼に忠誠を誓った執事。
鷺沼と共に長い年月生きてきた人狼。
********************

世間に嗅ぎつけられるきっかけになったのが税金の滞納(!)というところだけ、妙にリアル。
プププという感じです。
年齢なども見た目はどう見ても青年なのに、戸籍だと50代。
そりゃあ税務署員が山崎でなくても、こりゃ何かあると思いますよね。
こういうリアルな世界にふたりだけ時間が止まり、置いてけぼりされていることが、よけいふたりの絆を強めています。
もちろん鷺沼は極度のツンで女王様なので、口にはしませんけどね。
葛木は葛木で、鷺沼さえいてくれれば他には何もいらないのでしょうしね。

敬語攻めに下僕に人外にと、とにかく盛り沢山ですが、やはりこの作品のキモは獣○でしょうねえ。
嫌いな方には絶対にお勧めできませんね。
わたしもちょっと想像していたのとは違ったなーという感じでした。体位が(苦笑
あらすじでビビッときても乗り切れなかったのは、やはりわたしとバーバラさんの相性が悪いということなのかなあ。
そして高座さんのイラスト、個人的には微妙でした。
読んでいて、自分の頭の中に描いた葛木とちょっと違っていたからかもしれませんね。

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