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表題作恋の花咲く夜もある

華道界のプリンス家元 高千穂英実 / カエデ 
華道教室の生徒のリーマン 半井亮太郎

同時収録作品昼下がりのジョージ

構田靖章・課長
濱中譲治・部下で新人

その他の収録作品

  • 危険なジョージ
  • 真夜中のジョージ
  • 咲き淫れる恋の花(描き下ろし)

あらすじ

誰からも慕われる麗しき華道家元・英美(ひでみ)は、 昼間の華道教室が終わると…… 巧みな変装で2丁目のハンター“カエデ”に大変身! ゲイバーで好みの男をゲットしては ラブホへと誘い、日頃の欲望を発散していた。 ところが、そんなカエデの目の前に 華道教室のスーパー問題児・亮太郎(りょうたろう)が ラブホに連れ込まれそうになっている所を 発見してしまい……!? 畳で、ベッドで、エロスに咲き淫れる 表題作ほか、お色気接待リーマン +描き下ろし付♪
(出版社より)

作品情報

作品名
恋の花咲く夜もある
著者
新也美樹 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス Cita Citaシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784832286696
3.6

(10)

(2)

萌々

(2)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
36
評価数
10
平均
3.6 / 5
神率
20%

レビュー投稿数8

今回もやっぱりおバカでした(笑)

新也美樹さん再読祭り中です。今回もおバカなキャラ達に笑いました。

表題作は、華道家元の英美が、夜の姿の自分に嫉妬して3Pになるというお話。嫉妬するたびに墓穴を掘って、慌てる英美が可笑しかったです。エッチの最中に口調が変わるのが、新鮮で良かったです。

『昼下がりのジョージ』では、取引先との接待でエッチを強要されるジョージ。恋人の上司が現れて、助けに来てくれたかと思いきやサポートと称して、ローションを塗ったりして3Pに突入したのが、さすが新也さんでした。3Pに目覚めたジョージの発言に慌てている上司に笑えました。

今回もストレスを吹き飛ばしてくれるような、笑える内容でした(笑)

1

エアセクハラ(笑)と一人二役

作家買いをし始めた時に初めて知りましたが、発売から随分と経ってから
知ったので、特典ペーパーは諦めていましたが、特典ペーパー付きで
販売されているのを運良く見つけ、何とかギリギリで新刊で購入しました。

『昼下がりのジョージ』、『危険なジョージ』、『真夜中のジョージ』
課長の構田靖章さん(攻)と、新人で部下の濱中譲治さん(受)のお話です。
取引先相手の黒田部長が当て馬で、3Pとなっています。
あとがきで、初の3Pだそうです。
3Pは苦手ではないのですが、何故か今回は嫌悪感を抱きました。
なぜ今回はダメだったのか色々考えてみたところ、
望まない行為だったからだと思いました。
今まで平気だった3Pは、3人みんなが同じ想いで同意の上での行為でした。
しかし今回は取引相手のために、今後の取引に影響が出ないよう仕方なく
行ったから、嫌悪感を抱いたのだと思いました。
3Pのシーンで新也先生のツッコミが面白くて、嫌悪感が随分と薄まりました。
もし先生のツッコミが無ければ苦痛でしかならなかったと思います。
まさにビジネスも恋愛も非情だと思いました。
3P以外に関しては、「エアセクハラ」など、構田課長の妄想が面白かったです。

『恋の花咲く夜もある』、『咲き淫れる恋の花』
華道の家元の高千穂英実さん(攻)であり、夜の顔のカエデさん(攻)と、
華道教室の生徒で会社員の半井亮太郎さん(受)のお話です。
『○○ジョージ』で3Pがあったので、カラー口絵や扉絵も
3人が描かれているので、このお話も3Pものかな?
と思っていましたが、3Pではありませんでした。
ある意味、3Pと言える場面がありますが、
全く抵抗感なく今まで通りスムーズに読めました。
流れで一人二役することになった攻めですが、
もう一人の自分に嫉妬するところが面白かったです。
どちらの攻めもカッコ良かったです。
私も受けと同じように、どちらか一人なんて選べないです。

あとがきで、上手く纏まっていて、妙に収まりが良い気がする、
と書かれてありますが、私も上手く纏まっていて良いなと思いました。

『恋の花…』の攻めの名前「英実」さんの漢字について、
「英美」と間違っているので訂正しようと思い、
花音コミックスの作品情報や他の書店での作品情報を
10店ほど確認したところ、作品情報には全て「英美」と書かれていました。
確か読んでいる時、ずっと「英実」と書かれていたはずなんだけど…、
と、念のため隅々まで何度か確認してみたけど、全て「英実」になっていました。
念のためカバーの粗筋を確認すると、「英美」となっていました。

今回の評価は、あまり迷うことなく「萌×2」です。
今回の3Pが私には合わなかったけど、それをカバーするツッコミがあったのと、
また、今回は全体的にゲラゲラ笑うほどの面白さというのは あまり無かったのですが、
そういう笑いではなく、別の面白さがあって、その面白さが読んだ直後に
「萌×2」だと感じて、この評価にしました。

1

2重人格の様になる所が見所!?

誰からでも麗しき華道家元・英美(ひでみ)、
その裏の正体は…2丁目のハンター「カエデ」に変身する。

どちらも同じ人間だけど…
口調も…服装も…まったく違うのがまた見所の1つかもしれない!!


そして…華道教室のスーパー問題児・亮太郎(りょうたろう)。
天然でもあり…馬鹿でもある…亮太郎に…
英美とカエデは振り回される!!


1

ライバルは自分?

表紙絵は、お華の先生が青年を・・・みたいな「いけませんわ!」な雰囲気ですが、とんでもびっくり本でした!
むしろ帯の「花も男もまとめてガッポリ!!」が雰囲気にぴったり。
そんなギャップがすごく楽しい一冊です♪

表題は華道の先生と生徒なんですが、何と二人なのに3P気分が味わえるお得な内容(?)
華道界の”ほほえみ王子”と呼ばれる家元・英美の教室に唯一男子の生徒がいるのだが、それが半井亮太郎。
華道のセンスは皆目ゼロだけど熱心で元気だけはある、天然おバカ青年。
けっして英美の顔をまともに見ることはなく「まともに見たら目がつぶれる!」←メデユーサか!?と突っ込まれるそんな子弟。
英美はゲイで、夜になると”ほほえみ王子”の名を返上して男をあさるハンターに。
ある晩、酔っぱらって会社の同僚にホテルに連れ込まれそうになる半井を見つけ、同僚を恫喝して半井にリバースされた為にホテルに入ることに。
「どうぞ食べてください」といわんばかりの半井の体に思わず犯ってしまって・・・
きまずい英美だけど、半井は英美がその晩の男だってわからない(顔をまともに見ないから)
英美は”カエデ”と名乗って、半井と夜のデートを楽しむようになるのだが、昼間になると半井は一体どちらが好きなのか?自分の分身・カエデにヤキモチを妬くように。

半井の天然ボケぶりとそのコケまくる行動、これは必見、爆笑ものです。
英美の悩みもある種の二重人格めいて、半井にはまりすぎた為に一体どちらが自分かわからなくなる様子がおかしい。
最後に、半井がこれって3Pみたいという天然を発言をしたために、描き下ろしでとんでもないプレイが披露されることになるww
もうどっちでもいい、幸せならば・・・

そして「ジョージシリーズ」もおバカさく裂である。
やはりジョージが天然。
その恋人の課長もある意味天然。
天然×天然ほど最強のおバカはないと思うww
ジョージを枕営業に出す為に行われる課長の見事なサポート(爆笑)
初めて会って恋をした時に一人で身悶える課長のエアセクハラやら妄想(周囲の社員はみなエアではなく現実にしてしまっていたが)の変態ぶり。
エロなんだけど、実にさわやかにバカになっているのが清々しい!

お笑いモノだとバカにできないしっかりした作りで、楽しくがっつり読める一冊で、とても満足でした。

1

おもしろいな~

アホアホなノリのお話ばかりです。

『ジョージ』シリーズ
会社の上司と部下。
仕事は非情だ!といって、ライバルのために恋人を差し出しちゃうの、ここまでアホアホだとただただ笑える。浮気ネタとか冷たい攻めが苦手な人でも笑えるんじゃないかな~。

表題作シリーズ。
こんな話、新也さんじゃなきゃ成立させられないなwと思いながら読みました。
昼は華道家、夜はナンパ師、まったく別の顔になる攻め。
別人とは気づかず、昼の攻めにも夜の攻めにも惚れちゃう受け。
トンデモな理屈をつけて、受けが二人を同一人物だと気づかないことの理由づけをしてましたが、新也作品ならokok面白いです。
攻めが自分自身に嫉妬してるのもアホアホで良かった。

萌えはないです。
ただただアホアホで面白いです。

0

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