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確かにある意味3Pだ。
華道家元英美は昼間は生徒の前でほほ笑みの貴公子、夜は変装して2丁目のハンター。
生徒の亮太郎が酔った同僚にホテルへ連れ込まれそうになっているところを助けようとして…。
意外と色っぽい亮太郎の据え膳にしっかり食いつく英美。しっかり顔を見られヤバイ!と思ったら…。
亮太郎が英美を尊敬している理由がすごく良かったですね。そしてカエデに惹かれた理由もなるほど。
英美がどんどん亮太郎にはまっていき、英美としてかカエデとしてか悶々として、嫉妬して。どうすりゃいいのよ?な感じで。
英美とカエデが亮太郎に告白するも断られ。
どっちも好きで選べない!って。
種明かししてめでたしめでたしです。
しかし英美とカエデと亮太郎のある意味3P生活が…。
新也美樹さん再読祭り中です。今回もおバカなキャラ達に笑いました。
表題作は、華道家元の英美が、夜の姿の自分に嫉妬して3Pになるというお話。嫉妬するたびに墓穴を掘って、慌てる英美が可笑しかったです。エッチの最中に口調が変わるのが、新鮮で良かったです。
『昼下がりのジョージ』では、取引先との接待でエッチを強要されるジョージ。恋人の上司が現れて、助けに来てくれたかと思いきやサポートと称して、ローションを塗ったりして3Pに突入したのが、さすが新也さんでした。3Pに目覚めたジョージの発言に慌てている上司に笑えました。
今回もストレスを吹き飛ばしてくれるような、笑える内容でした(笑)
表紙をみた時には時代ものなのかと思いましたが、それではなく
全部現代の作品でした。
新也さんの作品の感想は
どれほどバカラブだったのかに
つきるなと勝手に思ってますが
今回は、華道家元男前バカラブ発信者が、一人二役
ライバルは自分で
一人で忙しいというものです
お相手は天然ボーイ。
黒髪くん。
同一人物に気がつかないおばかちゃんですが
愛すべき2人はでした。
顔はともかくも、全裸になっているわけでしかも
関係しているわけで・・
とかは、きっと関係ないんだな。
作家買いをし始めた時に初めて知りましたが、発売から随分と経ってから
知ったので、特典ペーパーは諦めていましたが、特典ペーパー付きで
販売されているのを運良く見つけ、何とかギリギリで新刊で購入しました。
『昼下がりのジョージ』、『危険なジョージ』、『真夜中のジョージ』
課長の構田靖章さん(攻)と、新人で部下の濱中譲治さん(受)のお話です。
取引先相手の黒田部長が当て馬で、3Pとなっています。
あとがきで、初の3Pだそうです。
3Pは苦手ではないのですが、何故か今回は嫌悪感を抱きました。
なぜ今回はダメだったのか色々考えてみたところ、
望まない行為だったからだと思いました。
今まで平気だった3Pは、3人みんなが同じ想いで同意の上での行為でした。
しかし今回は取引相手のために、今後の取引に影響が出ないよう仕方なく
行ったから、嫌悪感を抱いたのだと思いました。
3Pのシーンで新也先生のツッコミが面白くて、嫌悪感が随分と薄まりました。
もし先生のツッコミが無ければ苦痛でしかならなかったと思います。
まさにビジネスも恋愛も非情だと思いました。
3P以外に関しては、「エアセクハラ」など、構田課長の妄想が面白かったです。
『恋の花咲く夜もある』、『咲き淫れる恋の花』
華道の家元の高千穂英実さん(攻)であり、夜の顔のカエデさん(攻)と、
華道教室の生徒で会社員の半井亮太郎さん(受)のお話です。
『○○ジョージ』で3Pがあったので、カラー口絵や扉絵も
3人が描かれているので、このお話も3Pものかな?
と思っていましたが、3Pではありませんでした。
ある意味、3Pと言える場面がありますが、
全く抵抗感なく今まで通りスムーズに読めました。
流れで一人二役することになった攻めですが、
もう一人の自分に嫉妬するところが面白かったです。
どちらの攻めもカッコ良かったです。
私も受けと同じように、どちらか一人なんて選べないです。
あとがきで、上手く纏まっていて、妙に収まりが良い気がする、
と書かれてありますが、私も上手く纏まっていて良いなと思いました。
『恋の花…』の攻めの名前「英実」さんの漢字について、
「英美」と間違っているので訂正しようと思い、
花音コミックスの作品情報や他の書店での作品情報を
10店ほど確認したところ、作品情報には全て「英美」と書かれていました。
確か読んでいる時、ずっと「英実」と書かれていたはずなんだけど…、
と、念のため隅々まで何度か確認してみたけど、全て「英実」になっていました。
念のためカバーの粗筋を確認すると、「英美」となっていました。
今回の評価は、あまり迷うことなく「萌×2」です。
今回の3Pが私には合わなかったけど、それをカバーするツッコミがあったのと、
また、今回は全体的にゲラゲラ笑うほどの面白さというのは あまり無かったのですが、
そういう笑いではなく、別の面白さがあって、その面白さが読んだ直後に
「萌×2」だと感じて、この評価にしました。
新也さん作品の攻はアホ可愛くて大好きです、おもろいし。
表題作は昼は英美で華道家元、夜はカエデと名乗り遊び人の2つの顔を持ってます。
亮太郎を口説きセックスしてるのはカエデなのですが、天然亮太郎は英美の教室で華道を学びながらも彼等が同一人物だと全く気付きません。
何故なら鈍さに加えて、尊敬する英美の顔を直視出来ないからなのです。
亮太郎を好きになればなる程にカエデが自分だと気付かせたい英美の必死な姿が悪いですがおもろいです。
そして亮太郎の生ける花が出来上がる度に吹きます、何というセンス!!素晴らしい!
同時収録はリーマン物の短編、これもアホエロ。
余談ですが裏表紙の2人の足下に出しっぱなしにしてあるハサミは危なくないか。思わずハサミ、ハサミーーー!と言いたくなりました。