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評価が高かったので購入。この作家さん、以前から小説の挿絵などで知っていましたが、線のほそーい感じの絵が苦手で敬遠してました。だけど。。。全然そんな事なかった!! ごめんなさーい。 登場するキャラの感情が豊かでお話も繊細なものが多かったので、むしろその線の細さが内容にピッタリ! 非常に良かったです。
「みずいろとぴんく、それからだいだい」
うわ~~ なんですか、コレ!! かつてこれほどキュンキュンしたお話があったでしょうか!?ってくらいキュン度がはんぱないっ。高校のバスケ部、後輩×先輩の初エチ話。細部にコメディー要素も入り、しかも主役二人が可愛い。「なんて恐ろしい子たち!」 二人のあまりの可愛らしさにキュン殺(さつ)されました。
「泣いた白い鬼」
小さい頃「鬼が出る」と母親に教えられた屋敷に可愛がっている猫が入り込んでしまった。その猫を追いかけて屋敷に足を踏み入れた大洋(攻)は綺麗な男と出会う。ウリの相手と間違えられた大洋は、いきなり乗っかられ喰われてしまうのです。終わった後はお金の請求までされて、ちょっと可哀想(笑)それからの大洋の押しかけ女房っぷりにまたまたキュン殺。
「眠れる君のまつ毛が揺れた」
高校の同級生同士のお話。寝起きの悪い暁生(攻)に想いを寄せるみつる(受)ある日、寝ている暁生にこっそりキスをしたみつるは、今後不埒な事をしない様に必死で耐えてます。暁生の寝顔を見たくないのに、毎回ちゃんと起こしてあげる優しい子。なんかい殺されるんだろう。。。
その他、幼馴染同士の再会モノ「きらきらのせかい」、リーマンとの恋を描いたショート「木曜日の憂鬱」、保育士同士の恋のお話「せんせい、あのね」も収録。
どのお話もキュン度が高く、すごかったです。1冊でこれほどの満足感は本当ハンパない。個人的には表題作と「せんせい、あのね」がオススメ。読み終わるまでに何度キュン殺されたかわかりません。
ビックリしました!間違いなく神級のキュン度!
いや、同じ神でもキュン死をもたらす死神級っ!!!
ムクさんの漫画は、初めて読みました。
絵柄は凄く好きなんですが、これまで挿絵でしか見たことなくて、そのどれもが自分的にイマイチなお話だったので、何故だか連帯責任的に自然とムクさんを避けていました。
わ~~~ん!!!私の馬鹿っ!なんでもっと早く読まないのっ!!!
本当は一個一個のお話ごとに熱く語りたいくらい萌え爆発しておりますが、それをやりだしたら一話目の前半あたりで文字数オーバーしそうです(笑)
なのでとりあえず、表題作だけ簡単に。
読んでいるときは、攻めのクールな告白に「カッコえ~~~!」と思いましたが、おまけを読んで「それであのセリフかっ!」とキュン死しそうでした。
あの不器用っぷりも、ガッツキっぷりも、それはもう可愛い!
あぁ、高校生ってこうなんだよな~と、見ていて微笑ましいくらいの暴走と失敗と必死さ。
それが全部、本気の真剣だから、いよいよ愛しいです><
う~、いろいろ語りたい……。
けど、どう言おうとこの萌えは、実際読まなきゃ伝わらんと思うのです。
とにかく読んで欲しい!
コレまで挿絵で見てきたムクさんの絵のイメージで、勝手に「綺麗でオサレで線の細い」漫画だろうと思い込んでいたのですが、ちょっと嬉しい誤算でした!
いえ、綺麗でオサレな話も好きなんですが、それに「可愛くてキュンキュンする」が加わると最強でした。
そしてどの話も、すごくあったかい。
全部のキャラ、画面や設定の隅々にまで、愛が溢れていた気がします。
時々出てくるチビキャラとかギャグ的なボケとか、ホント、私はこの作家さんを侮っていた!と何度も何度も土下座したい気分にさせられました。
本当に素敵で、心臓がバクバク高鳴る萌えの詰まった一冊でした。
もうこのコミック大好きです!小椋ムク先生全ての絵に言えることですが、カバーが中身の絵を裏切ったためしはありません!
表題の「みづいろとぴんく、それからだいだい」は、先輩である瑞木と後輩の百成の初々しさが本当にたまりません!表情、コマ割、台詞が全て初々しさをもり立ててるんですよね。ちなみにHの場面はソフトに焦点をぼかして描いているので、想像力でお楽しみくださいといった感じです。
中でも「せんせい、あのね」シリーズが小椋さんのオリジナルストーリーの中で秀逸だと思います。まず「こんな保育士さんいるの!?」と真っ先に突っ込んでしまった「北上先生」。子供を脅迫しているの?としか思えないあたりがまた笑える。
子供のかわいらしさとかギャップで笑えるとか、そういうところもおもしろいのですが、同姓を好きになることの悲しさも同時に描いているので、切ない要素もあったりします。
設定がよくできているので、これだけでまた描いて欲しいくらいです。
やっぱりムク先生の作品はキュンキュンがハンパないです。
恋するドキドキとか、もどかしい感じとか、そういうものを表現するのが抜群にお上手ですね!!
表題作は特に「初体験」がテーマでしたので、そういう焦れったさとか、もどかしさとか
そういうこう……言葉では言い表せないんですが、「んぐぐぐぐ……!!」となるむず痒い想いを主人公二人と一緒に味わえました。
『みずいろとぴんく、それからだいだい。』
無口な年下の恋人・百成に「そういう意味で、家に来てください」と家に誘われた瑞木。
ここから二人の「初体験」は始まるわけです。
無口で何を考えているのかわからない百成。
それでもそんな彼の焦る態度から、彼も緊張してドキドキしてるんだ…という思いが伝わってきます。
そしてそんな彼の態度を見てドキドキする瑞木を見て私もドキドキ。
カギを開けるのさえもどかしい!ボタンを外すのさえもどかしい!
早く身体をつなげたい!!
そういう思いがもういたるページからあふれ出てきて、ページをめくるたびに悶え死にそうになりました。
目は口ほどにモノを言う…というわけで、普段無口な百成のこんな態度だからこそ、
余計にストレートに伝わってきてキュンキュンしてしまいますね。
そして初体験に向けて、二人が団結しているのも微笑ましくていいです(笑)
事後の百成の告白にも、キューンとしてしまうこと間違いなし。
こんな二人の初体験を、どうぞ皆様最後まで見守ってあげてくださいね。
おまけでは、百成の告白の裏に隠された想いが明らかになります。
おお…!こっちもキュンキュンします!
『眠れる君のまつ毛が揺れた』
幼馴染みモノ。
隣の家の暁生を起こすのが、みつるの役目。
でもみつるは暁生の寝顔が苦手で…
可愛らしい幼馴染みモノです。
甘えたちゃんのくせして実は策士な暁生がいいですね!
みつるも世話焼きなくせして乙女なのが可愛い~
あ~これもキュンキュンする~!!
『せんせい、あのネ』『せんせい、それでネ』
恋に臆病な保育士・立花先生と強面保育士・北上先生。
強面で園児からは怖がられているけれど本当は優しくて子供が大好きな北上先生に、しだいに惹かれていく立花先生。
しかし彼は過去の恋に傷つき、もう誰も好きにはならないと決めていました。
そして、北上先生のある言葉が、さらに立花先生を不安にさせて…
優しい優しいお話でした。
臆病な立花先生と、ギャップ萌えな北上先生に萌え滾りました。
保父さんって……なんでこんなにドキドキするんでしょうね…
保父さんって女子の妄想が生み出した、理想の男性像だと思うんですよ。
女子供に優しくて、ほんわか~としたイメージ。もちろん子供にも好かれるし。
ちなみに中性的なイメージもあるし。
だから私は保父さんが大好きです!!!
おまけでは、二人のラブシーンがお目にかかれますよ?!
もう萌え転がること間違いなしです!!
ムクさんは挿絵などでもお目にかかっていましたが、やっぱりオリジナル漫画は素敵です!
ほんわかしててほろりときて、優しい優しいお話。
でも特大のキュンがあるんです。
もっとムクさんの作品をハイペースで読みたい!!!と思ってしまうのは贅沢なんでしょうね(笑)
次は木原先生とのコラボ・『キャッスルマンゴー』が来るかなぁ
ムクさんって、最初のコミックスや絵柄そのものの印象から、なんか、とってもほんわかキュンキュン系で、エロ濃度薄めって先入観あったんですが、この本は、いい意味でちょっと予想外っていうか、裏切られました。
結構しっかり、やることやってんじゃん。
お描きになるキャラの、顔立ちや描線が繊細なので、登場するキャラクター達がみんな、もっと儚げで中性的なのかと思いきや、
表題作なんて特に、身体はしっかりスポーツ男子で、腹筋割れてるし、手足長いし、鼻血出しながらも、最後までキッチリやるし、、
この、百成の、「何がなんでもやりたい」が子どもらしくて、かわいくていいなぁ
他の作品も、どれも初々しくてよかった。