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小さな頃から変わらない…お前が側にいるだけで、俺の獣が目を覚ます!!
定広先生作品はアンダーグラウンドホテルシリーズを読みました。ダークでハードボイルドなBLが好きなのでおもしろかったのですが。本作は私にはハードルが高かったです。
究極の愛はよかったです。それがあるからこそのBLなのもわかります。
SMやNTRもいいと思います。が私が大丈夫なのはソフトなものだったとわかりました。
相手を痛めつけて喜ぶ性癖が苦手です。痛めつけられることを喜ぶ相手にしてあげるサドならいいんですが都は支配欲(自分本位)が強く見えてしまって。
両手を切り落としてトイレの世話の話や、流血するほどのプレイなどにドン引きしました。そこまで描かれるのねと。先生が描かれたかった究極の愛=介護愛ですもんね。
樹の金持ちムーブも気の毒になるくらいの浅さに感じてしまい。
他、細かいところでの粗さも気になりました。
私が初めてこの作品を読んだのはBL初心者だった2014年頃。当時あまりにもびっくりして「中立」評価を入れてしまった…もはや確定済ですが、今現在の評価は萌と萌x2の中間、といった所でしょうか。
当時びっくりした…と書きましたが、今でも充分びっくりだよ。ていうかヤバいよ。
両腕を斬る!
って何?
そんなBL他にありますか?
でも切られた奴も、切った奴も、2人に絡んでくる奴も。みんなそれぞれクズなんです。そこがすごい。
全員性格破綻してるから同情もなにもなくフラットに読める…ような気がする。
とはいえ、カネで介入してくる樹が一番イヤな奴!と思いながら読むんだけど、やっぱりこの樹に煽られて〜からの都とトマの関係性っていう意味合いもあるんだよね…
全く一筋縄ではいかないし、気楽におすすめもできない作品ですよ。正に読者に挑んでくる作品。
挑まれてみる?
両腕欠損の受けということで、どんなハードな物語なんだろうとわくわくしながら読み始めました。冒頭こそ、2人ともヤクザの構成員なので殺伐とした空気がありましたが、トマの両腕と都の小指を斬ったことで足抜けさせてもらえるので、それ以降は2人の熱いぶつかり合いに集中することができ、すごく萌えました。今でこそトマには掴み所のない雰囲気が漂い、都を驚かせる言動をとったりもするけれど、孤児院にいた頃は都にひたすら虐められる日々を送っていて。夜中に抜き合いを強要されたり、廃屋に閉じ込められたりしても、トマは都を避けるどころか、彼からより離れられなくなっていった。
普通の感覚を持つ人間には耐えられないだろうけれど、トマの場合は、虐められることも都が自分だけに強く執着して構わずにはいられないことの証だと感じていたのかな。閉じ込められた時、トマが助けてくれた先生ではなく、自分を閉じ込めた張本人の都に真っ先に抱きつきに行き、都もトマを抱き締め返すシーンが非常に印象的でした。この頃から2人は既に一個体であり、互いなしではいられない関係性だったんでしょうね。自分を飼うことに執着してくれる都に最上の安心感を覚えるトマと、自分だけを慕い何をしても付いてくるトマに欲情し、さらに執着を強める都。歪んだ共依存だけど、とても崇高な愛にも思えました。脇役の樹もこの歪んだ2人と対等にやり合える喰えない男で、魅力的でしたね。2人の愛し方をもっと見てみたいです。
正直よく分からなかったというのが感想です。
表紙はイメージかと思っていたので、まさか両腕を切っちゃうなんてどんな狂気!!とドキドキしながら、完全に怖いもの見たさで読んでいたのですが、どこまでいってもピンと来ず。。
変に猟奇的にならずに人間味があったのは良かったのかもしれませんが、独占欲や執着心があるのに、他人と受けを共有しちゃってる時点でアウトでした。。
しかもパトロンが全然魅力的じゃなくて、妙にムカつく。。
Sが行き過ぎると相手を殺したくなってしまうのか。。
お子様な私にはなかなか理解出来ませんでしたが、ハマる方にはハマるのだと思います。
すごいものを読んでしまった。これが究極の愛の形か。
肉体的に痛い漫画は苦手だと思っていたのだが、意外にもあっさり読めました。四肢欠損モノなのでかなりアブノーマルな雰囲気なのですが、作者の絵が美しく、グロさを感じさせない、いっそ綺麗に見える。
SMも、プレイとしてのソフトな物は割と好んでいたのだが、「傷つけたいS」と「傷つけられたいM」の感覚がなんとなくわかった気がする。トマの美しい指を愛でつつもそれを切断することに何よりも性的興奮を覚える都、傷つけられることを愛と感じるトマ。幼少期はいじめの加害者であり被害者だった。こういうの胸糞悪いなーとは思うのだがそれが愛の形と言われると…そういう考え方もあるのだなあと。
SMって結局同意の上でないと成立しないのだなあとわかってしまった。ドS、鬼畜、とかはよく聞きますが、受け入れられないとそれは愛じゃないものなあ、と改めて思いました。
個人的に両腕を無くしたトマの美しさをミロのヴィーナスで例えるシーンが好きです。
新しい扉を開いてしまった感じ。やっぱり痛い話は苦手ですが、こういった異常性癖物を見たのは初めてだったので、妙な感動を覚えています。これは2人が選んだ愛の形であって、決して一方的じゃない。究極の愛。究極のBL。だから後味も悪くないのだなあ。ぜひ読んでほしいです。
