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ロクデナシの攻め様が、受け様に愛想つかされて捨てられてやっと……、というお話。
攻め様ざまぁ大好物なので、好きなやつです(*^^*)
受け様は大学生の真幸。
攻め様は真幸の先輩になる嘉威。
真幸が高校生の時に嘉威に一目惚れして、玉砕覚悟で告白。
受け入れてもらえ、恋人となったけど。
大学1年になった今現在、嘉威から別れを告げられ、また戻ってくる、という事が7回目だという状況。
嫌われたくなくてNOとは言えずにいたけれど『好き』だという気持ちがどんどん歪になっていく。
そんな自分自身も嫌で、真幸は母親の再婚を機に、嘉威と別れ、大学も辞めて心機一転を決心。
一方、真幸はずっとそばにいてくれる、真幸の気持ちに胡座をかいていた嘉威。
別れを切り出され、やっと真幸の存在の大事さに気づく訳ですよ。
縋りつくけど、もうその時には真幸の気持ちはなくって。
この1度は別れるシーン、心からざまぁです( ´゚∀゚`)
で、反省して、もう一度真幸と恋人になるため、心を入れ替える嘉威。
5年後に再会した時は、めっちゃいい男になってて、もう一度改めて今の嘉威を好きになる真幸なのだけど。
これなぁ、もうちょっと、嘉威の頑張りとか必死さの描写があればもっと萌えたんだけどなぁ。
前がロクデナシでマイナススタートだったんだから、それがゼロになったくらいじゃねぇ(^_^;)
最後に短編がありましたが、これが嘉威視点だったら私的には更によかったのになぁ、なんて思っちゃいました。
イラストは鈴倉温先生。
真幸が可愛くって、こんな子を泣かすなよ~と庇護欲をくすぐられました( ^ω^)
攻めがクソ男なんですね。
女の子に告白されたからと言って受けをふり、数ヶ月後には受けの元に舞い戻り、そして再び女の子に告白されたからと去っていく……
くっついたり離れたりを7回も繰り返してる二人。
7回ですよ……!!
こんな自分勝手な男を、いつも許す受けも受けなんだけど。
なんでこんな男がいいんだろ??と思うんだけど、なんかわかる気がするんですよね。
ピュアでまっさらな15歳の時に、攻めに一目惚れしてしまって以来、どうやっても心は攻めから離れられない、愛想つかしても心の底から嫌いになれない…みたいな心についてしまったクセみたいなものというか。
とうとう別れを告げた受けに対して、「おまえでなきゃ、だめなんだよ。やっとわかった」と攻めが言うんだけど、今更……。
で、どうやっても別れを撤回しないことに攻めが逆上して強姦&監禁未遂までする……
という、最低最悪な形で終止符を打った二人。
5年後、別人のようになった攻めが受けの前に登場するんです。
確かに品行方正で、別人なんですよ。
受けを取り戻すために努力したのもわかる。
受け一筋だというのもわかる。
なんだけど。
昔の謝罪と復縁を申し出て、その返事待ちの状態なのに、攻めときたら車で自宅に連れ去って、ちょい脅して、強引にキスをして迫るんです。
ここがすっごく嫌だったなぁ。
昔も、そして今も、自分の気持ち優先で受けを振り回してるところが。
「これじゃ昔と同じじゃないか」と非難する受けに「そうだな 取り繕うことを覚えて、ちょっと気が長くなったってだけだし」と開き直ってるからタチ悪いというか。
受けから完全なお許しがでるまで待たんか!!あほたれ!!と思いました。
そして攻め視点が欲しかったです。
友原真幸と嘉威雅将は、学生時代に真幸から告白したのをきっかけに、くっついては別れ、別れてはくっついての恋人関係を続けていた。
その全ての別れの原因は、新たな告白を受けた嘉威が真幸を振るというもの。
けれどついに、真幸から嘉威に対して決定的な別れを告げる。
自宅も引き払い、別の地で新たな生活を送っていた真幸だったが、それから5年後再び、東京に戻ってくると別人のように真面目になった嘉威がいて……
という話でした。
ここからはネタバレなのですが。
その生まれ変わったように真面目になった嘉威をまた真幸が好きになる、というのが今回のこの物語のテーマ……。
ですが、個人的にはそんなに別人に慣れてないし、不真面目な人が真面目になったところで、取り繕ってる感が消えないよね……というのが正直な感想でした。
物語の本筋は好きなですが、「別人感を出そう出そう」とするあまりに、「そうでもなくない?」と思ってしまった私が置いていかれてしまった感じでした。
もうちょっと「演じてたんだバレた?」っていうやっぱり感があった方が私の好みかなあ……って思いました。
こういうの探してたんですよー!!!
女関係フラフラフラフラしまくりの攻めが受けに愛想つかされて「もう知らん!」って捨てられてから、ものすっごーい反省して後悔して受けを取り戻すために奮闘してまたくっつく的なお話!
まー、嘉威は一応二股はしてはいないということでしたが…はっきり言って「お前いい加減にしろよ」と言いたくなるような人でした。
女の子と付き合うために真幸と別れては、女の子と別れたからと真幸のもとに戻ってくるを一体年間に何回繰り返しているんだ…という。
それを許してしまっていた真幸もアレなんですが、臨界点突破して「実家に帰らせて頂きます!」(家の都合で大学も退学)をやるのです。
ほいほい女の子と別れてもう1回真幸とーなんて思っていた嘉威としたら寝耳に水状態ですね。
しかもそんな段階になってようやっと真幸じゃないとダメって気付いても…遅いわε=(怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァアァアァ!!!!!
もっと早くいってやれよ!と思いつつ読んでいたんですが、真幸スパーンとお別れします。
間に監禁→友人による救出がサラッと入ります。
そこも個人的に美味しかった!
で、社会人になった真幸の前に大手企業に就職した嘉威が仕事相手として現れるんですよね。
大人になって紳士的で気遣いとかできちゃう男性になった嘉威。
もうね、5年間真幸を取り戻すためにめちゃくちゃ励んだ模様ですね。
嘉威のことを快く思っていない義兄への対応策が面白いw
よくそんな立地条件でほどよい価格の物件見つけてきたなー…。
確かに道路渡ればぜんぜん違う住所ってありますもんね。
私も数年前に住んでいたところ、前にある信号を渡れば都道府県が異なるという場所でしたし。
個人的に心残りなのが、真幸に振られた直後の嘉威を見ることができなかったことです。
もう、ものすっごくズタボロになったらしいのですよ。
攻めザマァwww展開が好きなので是非ともそこを読みたかったです。
嘉威の友人で真幸の先輩である千倉さん、美味しい役どころしてるなーって思ってたんですが、彼のスピンオフも出ているようですね。
しかもこの2人もガッツリ載ってそうなんで…よし見つけたら買おう!
真幸と雅将は高校時代からの後輩と先輩。同じ「まさゆき」なので、雅将は真幸を「ゆき」と呼び真幸は雅将を苗字で、「嘉威」と呼んでいた。
そんなふたりは恋人同志ではあるが、嘉威は他に好きな女の子が出来ると必ずゆきと別れ、そしてしばらくするとまたゆきのところへ帰って来るを繰り返してきた。そして、7回目。
ゆきは実家の事情もあって、とうとう決心する…
嘉威がゆきのところに戻ってくるくせにふらふらしてしまうのは、性格的なものなのか…。そんな仕打ちに耐えてきたゆきだけれど、限界はやってきた。
ゆきが嘉威から離れようと決心したその時、ようやく嘉威は気付く。でも遅し!
それまでの行いが悪いので、この辺りはちょっと爽快です。でもゆきも嫌いで別れたわけではないので、切ないです。
そして月日は流れて約5年。ゆきが再び東京へ戻って、ふたりはそれぞれ社会人として生活をしています。
共通の友人を通して、会わずともお互いの状況は少なからず知ってはいたけれど、ゆきにはもう嘉威に会う気持ちはない。
それでもこの会わなかった期間、実は嘉威は心を入れ替えてずっとゆきを待っていたのです。そして行動を起こします。
お互いの就職した会社が都合よく業務的に絡んでふたりが再会するなんて偶然が偶然過ぎてって感じではあるのですが…
そこからの嘉威の頑張りとか、結局ゆきは嘉威が政治家の家系であることとか会社での立場とか、ぐるぐる考えて、せっかく嘉威が本気で想ってくれているのに再び離れようとしてしまう、その健気さとか、終盤の気持ちの動きが上手く描かれていると思います。
どこでどうお互いに素直になるのだろうとどきどきして面白かったです。
そんなにゆきが好きなんだったら、本当にもっと早くに言ってくれれば良かったのにね~な展開ですが、嘉威がやっとゆきだけのものになってくれて良かったです♪
ラストはゆきが義兄から独立して一人暮らしを始めるのですが、そこにちょっとした「からくり」があって、らぶらぶなふたりが見られます。
甘すぎて、ふたりの共通の友人の小倉じゃないですけれど、馬に蹴られそうなので退散します的な感じです(笑)