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手を伸ばせば届くシアワセv
短編集ですかね?
表題作が最初?となかなか理解できなくて。
あぁ擬人化なのか。
観葉植物とこたつカップルとスマホや財布やリモコンやらの仲間たち。
モチメ子さんのハートフルな短編集でした。
絵が独特なのに読みやすいし面白いんですよね。あんまり濡れ場もないし。
変態王子君も笑えました。
そしてヒモ男くん。訳ありなような気がしたら!身の上話はどこまで本当なのかな?
ヒモまでは本当で家主に好きな人が出来たから捨てられたの?それでその相手の家に?
親戚の家でよくしてもらったと言ってるのに、この家事能力が高さがもしかしてこき使われてたのかな?と邪推してしまいます。
二人の相性も良さそうだしこのまま二人で!!
表題作シリーズの他に5つの短編が収録されています。
どの作品もコミカルで、二人の想いがすれ違って恋人までにはいかない流れがまた面白かったです。
そういう流れのお話の割合が割と高めなのですが、萌える要素はラブ以外にも沢山あるということを再確認させてくれた作品でした。
表題作シリーズは無機物擬人化なのですが、こういうのは珍しいと思います。
その物の特性を生かしてキャラとお話が作られてるのが凝ってるし、ほのぼのと心温まるストーリーが魅力でした。
同時収録作品もコミカルなお話ばかりで楽しく読めた1冊でした。
とっても可愛くて和む短編集でした。一つ一つの題材が濃くてシュールなので読み応えもあり。
炬燵と観葉植物とか財布おじいちゃんに恋するケータイ青年とか、無機物擬人化ラブ斬新で面白かった。
ドMド変態くんに責められる話も変態がいきすぎてて清々しかった。他にもヒモも坊主青春ものも可愛くて、あとアラブ主従ものは主人放置で従者が王子さまと恋してて笑った。最後の空き巣の話も諸沢の一方通行が楽しくて。
どれもニアホモって感じですが面白かったです!
コタツ×ホウライショウ(観葉植物)
という、とんでも設定を聞いて購入しましたw
ギャグっぽくなるのかな? と思っていたらそうではなく、
いたってマジメな展開でした。
モチメ子さん、こういう話合うなあ。
すんなり物語に入り込めたあとは、ひたすら癒されました( ´ ▽ ` )ノ
どのキャラも無機物なりの個性?というか味 があってかわいいっす!
これも愛着がわくというのでしょうかwww
特におじいちゃんのお財布さんと、ホウライショウくんは天然癒し系ですね。
ホウライショウくんの頭の葉っぱは、増えたり減ったりしますかわいい(//∇//)
他、短編がいくつか入ってます。
個人的には「砂漠を知らない王子」のクレタ王子と
「おとなの遊び方」の岡部さんが面白かったです!
どちらもかっこいいダメ人間ですwww
傍若無人でいい加減。すぐ人を巻き込むwww
でも、真っ直ぐでいい人!
そこが愛すべきダメ人間ですね!
最初から最後まで癒されました。
帯『手を伸ばせば届くシアワセ』
表題作は無機質擬人化!
表紙の真ん中で赤袢纏男がこたつ[攻]でその腕に抱かれてるのが観葉植物のホウライショウ[受]です。
この2人の恋と、同じ四畳半で暮らす無機物さん達との話。
そんな擬人化ありかーーー!と思うかもしれないですがこれが読んでみるとすんなりストーリーに入れます。
自然にすっと読めるお話なんですが、そこはやはりこたつと植物なのでそれぞれの特徴ネタが出てきておもろいです。
周りのテレビくんやソファベッドくん、ケータイくんとみんなそれぞれ良いキャラなんですが、中でも一番気に入ったのは年配者のおさいふさん、ちっちゃい小銭達を連れたお爺さんで読んでてすんごく和みました。
ケータイくんとおさいふさんのその後が気になります!
「富豪令息誘拐の恐怖」富豪令息の変態Mっぷりが最高です~いやー、変態だ!
「ジゴロの恩返し」は家事が得意でちゃっかり屋なアホ自称ジゴロ×カップラーメン会社社員。
「情熱的な音楽と~」は恋愛物ってよりむしろ学園青春部分を楽しみました。いやー青春してるぜ!
「砂漠を知らない王子」はアラブ物ですが、いわゆるアラブテンプレとは関係なくてアラブの民同士のお話。
「おとなの遊び方」は空き巣になろうとしたアホ空き巣2人とその空き巣先の息子の話。
どの話もモチメ子さんらしくほのぼので味わいのある空気感に溢れてます。
癒されお爺さんから坊主頭青春までどれもほんわか&おもろく堪能しました。