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表題作美貌のディテイル タクミくんシリーズ

あらすじ

*実写DVD

全寮制男子校・祠堂学院の3年生になった葉山託生(タクミ)。
寮の同室になった者とは翌年、同室になれない学校の規則により崎義一(ギイ)とは、今年、寮での生活が離れ離れになる。
新しい同室者は、三洲新だった、ひとくせもふたくせもありそうな同室者に戸惑うタクミ。
そんな折、ギイの様子が変だと噂になる。真相を確かめにギイに行くと「暫く会わないでおこう」と素っ気無い態度。
タクミは、ギイに飽きられたと思い、嘆き悲しみ、終には、また以前のように人に触れられない接触嫌悪症の病気が再発する。
悩むタクミ、そしてその裏に隠されたギイの本意が錯綜する、すれ違いのラブストーリー。

作品情報

作品名
美貌のディテイル タクミくんシリーズ
著者
ごとうしのぶ 
イラスト
おおや和美 
媒体
映像
作品演出・監督
横井健司
音楽
遠藤浩二
脚本
金杉弘子
原画・イラスト
おおや和美
オリジナル媒体
小説
制作会社
ポニーキャニオン
シリーズ
タクミくんシリーズ
パッケージ発売日
JANコード
4988013362628
4.6

(11)

(8)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
51
評価数
11
平均
4.6 / 5
神率
72.7%

レビュー投稿数4

タクミくん実写映画の3作目です。

崎義一(渡辺大輔さん)×葉山託生(浜尾京介くん)の高校生ものです。

とりあえず、ぶっちゃけると、感想は「ギイのアホー。お前のせいで託生の人間接触嫌悪症が再発したんやないかー」って思いました・・・。
でも「虹色の硝子」みたいに悲恋ではないから、何回もリピートして観ています(・ε・`*)

えー今回も託生の私服めっちゃ可愛いかったです。萌え以外のなにものでもありません。 まぁ、浜尾くんは何着ても可愛いんですけどww

そして三州(馬場良馬くん)と真行寺(川隅美慎くん)が出てきてニヤニヤ。『Pure~ピュア~』←4作目。観に行きますともと思いつつ高林(齋藤ヤスカくん)が出てきても、ニヤニヤ。

そしてギイのせいで嫌悪症が再発するも、健気に必死に普通に接しようとする託生。
そして完全に今回は当て馬役の三州がギイに託生の嫌悪症が再発するという事を告げる。

そしてギイ猛ダッシュ(あれが大輔氏の全力疾走だそうな・・・)でも、オーディオコメントでも行ってたけど、わざわざブレザー着て走らなくても(笑)

そしてギイと託生が音楽堂で会う。
ギイが託生を抱きしめてキスをしようとするんだけど、ただいま嫌悪症を再発している託生はギイを突き飛ばす。でもギイは抱きしめて託生を落ち着かせる。そして託生は嫌悪症が改善されて濡れ場に突入 o(*>▽<*)o

結構長かったような気が(笑)

そしてめっちゃ気になったのが、託生の首筋と腕あたりに赤い痕が・・・






















もしかしてキスマークっΣ(゚д゚;)
マジでか!?えっ??見間違い??いやいや・・・何回もリピートして確認したし・・・。
えー・・・たしかにギイが託生にキスはしてたけど、カメラの都合で、してる振りでもいいような感じだったんだけど・・・

ていうかリアルに大輔氏が浜尾くんにキスマークをつけたんだろうか∑(゚◇゚ノ)ノ
それはそれで腐女子として、ものすごく萌えるんですけど (ノ▽〃)

そして「共犯者になってくれ」というプロポーズでめでたしめでたしww

しかしあのキスマークが気になって、しょうがない・・・。

そして初回版を買ったんで、特典映像を観ました。なんか「虹色の硝子」の時みたいなグダグダ感はなかったけど、おもしろかったです。
特に大輔氏とヤスカくんの絡み(と言えば変だけど)早く大輔氏に抱かれる日が来ればいいねとか思っちゃいましたよww
でも浜尾くんがあんまり舞台挨拶とかに出てこなかったのが残念・・・。

正直、俺様×健気ってあんまり好きではないんですが、なんか渡辺さんと浜尾くんだからか、わかりませんが、ものすごーーーーく萌えました。

みなさんもDVDをぜひ観てみて、本当にあれはキスマークなのか確認してみてください(*'Д'*)ノシ

3

こんなに本格的なBL実写って他にあるんでしょうか。

先日ちるちるニュースの「ネットTVでBLを見よう」という記事にちょうどこのシリーズが紹介されていたので、これを機に感想を書きます。高評価に納得しました。

小説のタクミくんシリーズがツボにハマったので、今回思い切って実写版を視聴しました。映画に取り上げられたエピソードについては、ほとんど原作未読の状態です。この映画製作陣が手掛けたシリーズの人気が出たようで、「虹色の硝子」「美貌のデイティル」「Pure」「あの、晴れた青空」の四作が映画化されています。

最初は正直俳優陣の演技が学芸会だとか中学生日記みたいなノリだなーと思いつつ、それでも普通に同性同士に憧れたり、同性カップルも普通にできそうな環境にある山奥の全寮制の男子校設定や古BLの独特なノリに懐かしさや安定感を感じ、順に視聴を進めました。

ところがシリーズを重ねるごとに見違えように彼等に変化が出てきました。主役のタクミとギィのカップルっぷりに段々と真実味が溢れてくるという嬉しいサプライズが・・。やはり実写BLだと視聴者もどうしても斜めに構えがちな所はあるかと思います。いい意味で作品の中で視聴者にタクミとギィの真実の愛の存在を感じ、信じさせてくれる、そういう贈り物が貰える作品でした。
タクミとギィ以外の俳優さんも、ギィの親友赤池君を始めとしてだんだんシリーズを通して馴染んでいき、彼等じゃないと!・・と思えるようになりました。 原作のイメージとピッタリ・・とまではいきませんが、実写版は実写版として充分満足して楽しめる内容でした。BL特有の耽美感は存分に味わえました。

監督の度量も大きいと思います。舞台となった学園のロケ地や景色が美しく叙情的で、タクミくんシリーズの世界の雰囲気が醸し出されていましたし、心理描写も上手く表現されていて、心が打たれるシーンが多かったです。音楽や効果音の使い方が素晴らしかったです。インディーズ風の映画でありますが、とても印象に残りました。また時間をあけて見直したいです。

個人的に学園ものでは、「学園ヘヴン」にどハマりしていた時期がありましたが、タクミくんシリーズも同じくオーソドックスな学園もので、こういう王道ジャンルって最強だなーと感じました。

最後にBL実写について語ります。BLの実写ってキス止まりだとばかり思っていました。この作品には普通に濡れ場があります。でも見ていて恥ずかしい気持ちには全くなりません。俳優さんが真剣に演じられている姿は本当に美しいので。。
こんなにBLに真摯に向き合っている実写版は他にあるのかなって感動しました。やはり映画にも強い角川ブランドだからこそ実現できた企画なのかなー。
BL実写に対する見方が180度変わった作品でした。実写BLに抵抗ある方にぜひ見ていただきたい作品です。


2

金字塔

数ある実写BLの中でもこれは傑作です。キャストにも内容にも惹きつけられてしまいました。

冒頭からラブラブ電話。しかし、これを最後に当分深刻な展開が続くんです。
ギイの突然の変貌。ありえないくらい素っ気無くなった彼に、タクミは傷つき、人間接触嫌悪症再発。せっかくギイの愛情で克服したのに。
ギイ、果たして眼鏡までかける必要あったのか?いや、似合ってるからいいか。
回想シーンでのギイも寝起きからスタイリング決まってるし、もうこの人は何をしてもプリンスです♪
二人きりになっても抱きしめてもくれないギイに、頭の中が「どうして」まみれなタクミが、可哀相なんだけど可愛い。相変わらず服も可愛い(笑) 子供服売り場横切るたびにドキドキしたらどうしてくれる!?

新しいキャストもチラホラ。次回作でもメインになる三洲君と真行寺君も登場。そして、元高林君こと野沢君も(笑)
真行寺君、大胆な事ずばずば言っちゃう子犬ですね。野沢君は私服姿のみで、せっかくだから制服姿も見たかったです。

このシリーズになくてはならない存在、それが赤池君です!!
このお方は・・・・・・毎度毎度、名言ばかり残してくれます。今回も、変貌したギイに関する優れた分析、対策案などでタクミを励ましてくれました。本当、赤池君がいなきゃダメです。神様仏様赤池様です。
ギイったら、そんな友達の存在までシャットダウンするなんて、今年の一年生はどんだけ強烈なのやら?

で、その一年生、妙に怖いんですけど!?
「崎先輩!崎先輩!」ってギイに付きまとうのは想定内だけど(←このとき、タクミとギイ目が合ったのに~)、タクミのほう見てヒソヒソ陰口叩くわ、突然現れて絡んでくるわで、タクミは十分危険な目に遭ってるよ、ギイ(涙) それよか「パパ」ってなんだよ(笑)

三洲君の脅しと見せかけた後押しで、嫌悪症再発を知ったギイ。タクミを探して校内大爆走。その頃、取り壊し予定の音楽堂で一人涙するタクミ。
ここの二人の演技が良かったです。
「タクミィ・・・」と悔し泣きしそうなギイの、足の速いこと!!早回しかと思うくらい速いです。演じる渡辺君の足が長くて歩幅も広そうですし。一体、撮影でどれだけ走り回ったのだろう?
泣いてるタクミときたら・・・・・・これは、女の子?いやいや、女の子を超えたヒロイン・受けの涙です。素晴らしい!月○先生もびっくりの表情です。

そして、音楽堂でやっとタクミとギイが向き合えました。
それまでは、どうしてギイがあんなやり方をするのか疑問で、「タクミに何かしたらコロス」戦法でいいのに?と思っていたんですけど、「俺にはこの方法しか・・・」と言うギイの姿を見ていると、考えるに考え続けて苦肉の選択だったことがうかがえます。前作「虹色の硝子」でのギイを思い出しちゃいました。

最後に来ました。シリーズ史上最も長くて大胆なラブシーン!前作を超えてます。
凄いぞ凄いぞ!2、3秒に一度はキスしてる!!トータルで何十回かわからないくらい。
チラッと見えたギイの脇毛にうっかり萌え。実写だと抵抗あるはずなのに、映像綺麗だから脇毛まで綺麗に写っています。そういえば、今作のギイって体格がガッチリしてるかな?
それまで二人すれ違ってて緊迫してたから、この長いラブシーンは出血大サービスでした。借金倍返しにしてもらえるってこんな気持ち?
嗚呼、告白も初キスも、結ばれたのもプロポーズしたのもこの音楽堂なのに、取り壊されちゃうのか・・・・・・。こんな立派な建物のどこにガタがきたのか知りませんが、せっかくだから二人の挙式もここで挙げてほしいです~。

とりあえず、タクミとギイの愛情は安泰。このシリーズは今の時点では4作目まで進んでます。これからもいろんなカップルの登場が楽しみ!

1

ラブシーンに萌えました^^

原作未読です。
製作スタッフや主要キャスト(脇役でキャスト変更あるようですが)、学校のロケーションも前作と同じで、いい雰囲気で作られてます。
前回も託生君にとってはギイとの恋でヤキモキさせられたんですが、今作は更に上回って託生君にとっては切なくて辛いことになりましたね…^^;
しかもその原因は全てギイにあるという…ダメじゃん、ギイ…託生君は人一倍脆くて繊細なの分かってるのに…><
託生君だけには言っとかなくちゃダメじゃん…って、それ言ってたらお話にならないんですけどね…^^;
主役二人のお話としても切なくて良かったんですが、今回は個人的に気になるキャラが登場しました。そ・れ・は…三洲役の馬場良馬さん。
演技も自然だし、なんと言ってもクールで頭が切れそうで一癖も二癖もありそうなキャラに惹かれました。そしてお声も好みだわ(笑)。

お話としては王道な展開だと思うのですが、序盤から終盤まで主役の2人にとっては切ない展開だっただけに、ラストのラブシーンはなんだかとっても萌えました。^^
離れていた時間を取り戻すような、キスを一杯する2人がとても微笑ましく見えました。
日本のBLの実写で男性同士の絡みがここまであるのも珍しいのでは?と思いましたがどうなんでしょう?(個人的にはこういう綺麗なシーンをもっとやってほしいと思いますがw)

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