白いひつじ

白いひつじ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
44
評価数
9
平均
4.9 / 5
神率
88.9%
著者
長野まゆみ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
小説
出版社
筑摩書房
レーベル
発売日
ISBN
9784480804235

あらすじ

進学のために上京した鳥貝は、大学で出会った学生に、ある男子寮を紹介される。二階建ての洋館に住まう〈おとな〉な男たちに、17歳の鳥貝は翻弄されるばかり。揺さぶられる気持ち、蘇ってくる微かな記憶……。生意気で才気溢れる青年たちと、素直で愛らしい少年が紡ぎ出す、春のような物語。

表題作白いひつじ

レビュー投稿数1

美しき野蛮人、百合子に翻弄される

今まで読んだ長野作品の中では1番内容が頭にスーッと入ってきた物語だったように思います。
わかりにくい比喩や表現がなくとてもわかりやすいです。

主人公の鳥貝が大学入学にあたり学生寮に入ろうとするのですが、そこの住人たちが曲者揃いで何かと鳥貝にちょっかいを出して来るんですね。
中でも百合子(という名字の青年です)は、初対面の印象が悪く、何かにつけイジワルをしかけてきます。

鳥貝は実は養子で、実家に一度戻った時に何故か百合子がそこへ現れます。
実母の住所へ行った時にもまた百合子と出会い…。
鳥貝と百合子には実は複雑な関係が…というストーリーでした。
鳥貝があの寮に入ることになったのも実は、という展開で驚く。

幼い頃に夢か事実かわからなかった記憶は、本当の家族とのほんの短いひと時だったんですね。

鳥貝の誕生日ケーキに火を灯し、部屋の明かりを消したときに百合子が後ろから…には萌えました。
ストレートな告白にも胸高まる。
「おれは鳥貝を食べたい」は二度見しました。
一般小説でこんな台詞を拝めるとは!

鳥貝も恋愛対象は異性!と何度もアピールはしているのですが、百合子にキスされるたびクラクラしちゃうのを自覚していて、抱きしめられても拒まない。
百合子の持っていた指輪をはめてとれなくなってしまったけど、まあいっかみたいな気分になってるので絆されちゃってますね♡

長野作品の取り掛かりとしてはイチオシな作品です。

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