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表題作この貧しき地上に(3)

藤堂大地・カメラマン助手
姫宮雪生

あらすじ

雪生失踪の知らせに大地はすべてを捨ててロンドンへ向かう。
しかしその頃すでに雪生は、復讐に燃える金髪のアマゾネス、アタランテの鞭に晒されていた。
人間性を剥奪され、すべての自由を奪われて意思なき奴隷となることを強いられる日々。
そして雪生を捜す大地の身にも、ひそやかな陰謀の手が忍び寄る。
過酷すぎる試練を越えて、二人が再会できるのはいつの日か。
至高の純愛神話ここに完結。

作品情報

作品名
この貧しき地上に(3)
著者
篠田真由美 
イラスト
秋月杏子 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062554077
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

トンチキ展開にー!

1巻目が「中立」で2巻目が「趣味じゃない」だったんですがラストの3巻目にして「萌」です。
何故かというとトンチキ展開だったんですが、皮肉な事とでもいうんでしょうかそのトンチキワールドが自分的になかなかおもろかったので。
多分1、2巻が好きな方は反対の感想になる気がします。

謎の調教組織に囚われた雪生ですが、この調教組織は意外とルールがしっかりしてて調教はするけど必要以上の虐待やましてや殺人は禁止。
この組織の一員であるアタランテという女性は雪生の叔父の愛人で、彼の想いを果たすべく雪生を調教して屈服させようとするんですがなかなか落ちない。
その内に彼女は苛立って組織のルールを破りそうにまでなる。
組織内で雪生を見初めたバロンはそのルールを逆手にとって、雪生を彼女の元から引き離す。
調教シーンはイテテ…ってなるシーンはありますがエロって感じではないですな。
大地は雪生を探しに日本からやってきて雪生の元愛人と共に彼を捜します。
何故か大地は英語が達者、まあ元々医者を目指してた位だから英語能力はあるのかな?その辺の説明は全く無いですが。
バロンは雪生と結婚式を挙げようとします、雪生は和服の花嫁衣装。
アタランテは怒りまくって雪生を殺そうとその式に登場~~、どう切り抜けるのかなって読んでたらええええ母親の霊君臨??
トンチキっぷりが最初から最後まで一貫してるのでこの巻だけは結構楽しく読みました。
尤も相変わらずの挿絵の多さにうんざりはしましたが。

1

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