見込みのない恋だからこそ

心に翼 背にはキスを

Kokoro ni tubasa Se niwa Kiss wo

心に翼 背にはキスを
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
3
得点
12
評価数
7
平均
2.3 / 5
神率
0%
著者
火崎勇 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
海老原由里 
媒体
小説
出版社
ブライト出版
レーベル
ローズキーノベルズ
発売日
価格
¥857(税抜)  
ISBN
9784861231643

あらすじ

憧れの先輩・浅間に恋心を抱く白藤。酔う浅間を介抱する際、白藤が見たのは、彼の寝室に飾られた絵画。それは自分がモデルの絵だった。女性の裸婦として描かれた自分であると告白すると、驚きつつも真剣な瞳で見つめられる。更に酔いのせいで、偶然背にキスされて……。秘密の欠片を共有する二人の距離は次第に縮まるが、僅かな誤解が、心地好い関係を歪ませてゆき…。
見込みのないはずの、恋の結末は!?.

(出版社より)

表題作心に翼 背にはキスを

浅間克之・仕事が出来るが女癖が悪い受様の上司
白藤旬・母を好きな画家のモデルを務める会社員

レビュー投稿数3

誤解と思い込みが重なって

今回は仕事が出来るが女癖が悪い先輩社員と
バイトで絵のモデルをしている若手社員のお話です。

受様がモデルをした絵をきっかけに
片思いしていた攻様と恋人になるまで。

受様は高二の時に父を亡くし
専業主婦だった母が働く決意をした時に
大学進学を諦めようとしますが
母の反対にあってしまいます。

そこで受様は
近所に住み気心も知れていれていた
八つ上の美大生に相談するのですが
彼にも大学進学を勧められ、
彼のモデルというアルバイトを紹介されます。

その上
彼は母の勤め先まで紹介してくれた為
受様は彼のモデルを引受ける事にします。

それから7年。

受様は広告代理店に就職し
受様がしたう美大生もプロの画家となりましたが
受様の中性的な身体はモデル向きだと言う事で
受様のモデルバイトは続いていました。

実はこの若き画家は
受様の母似片思いしていて
受様にバイトを紹介したのもに
下心があったのです♪

彼はおっとりしていて
受様の相談にも親身になってくれる位
とても良い人ですが

息子としては自分の母の恋人、
ましてや結婚相手となるかもなんて
複雑な思いを抱いていました。

それでも2人の恋に
大っぴらに反対できないでいたのは
受様が恋していた相手が
男性だったからなのです!!

受様が恋をしていたのは
同じ会社の先輩社員で
仕事上で直接の上司になる男性です。
彼が今回の攻様になります♪

受様は入社後に仕事を覚える為
攻様に手伝いとして付いて回り
前向きで有言実行な姿に憧れを抱き
いつしか恋に発展していきます。

しかし
ハンサムで多趣味で陽気な攻様は
相手に不自由しない女好き(笑)

彼との恋が進展するはずもないと
密かに思うだけの受様でしたが

体調不良な中宴会に出て潰れた攻様を
受様が自宅に送って行った事から
2人の関係が変化する事になります。

攻様が寝室に飾っていた絵が
受様をモデルに描かれたモノだったのです♪

それは女性の背中を描いた一枚でしたが
攻様はその絵をベタ褒めした為
いたたまれなくなった受様は
自分がモデルだと告白します。

最初は信じなかった攻様ですが
見せるようにと迫られた背中に
柔らかい感触が?!

受様でも攻様の恋人になれるの?!

攻様の誤解の元である
画家と受様の母の恋話が上手く絡んでいて
とっても楽しく読めました♪

とても気に入って飾っていた裸婦画が
受様がモデルだったと知った攻様は
受様を見る目が変わります。

そして
受様と画家の会話を耳にした攻様は
二人が付合っていると誤解して
受様に手を出した挙句
セフレにならないかと持ちかけるのです。

この提案の裏には
攻様なりの気持ちの葛藤があるのですが

攻様に誤解されているとは思っていない受様は
どんな理由でも彼と付き合えるのならと
その申し出を受けちゃった事から
攻様は更に誤解を深めていくのです。

攻様の気持ちを知らない受様は
攻様に手を出される事で
今の関係に追い詰められていくという
何をやってもデススパイラルになる展開は

最後に誤解が解けるまで
誤解が解けるか、更なる誤解が重なるのかと
ワクワクというかニマニマな感じでしたね(笑)

全体的にシリアス路線なのですが
攻様が受様を気にし始めたのが
〇〇フェチだったからと思うと
ちょっとの違いでラブコメ路線だったかも?!

なので今回は本作同様、
背中に惚れられる受様のお話で高月まつりさんの
『恋愛仁義―俺の背中に手を出すな!』を
ご紹介作としたいと思います。

1

モデルをしている主人公

1冊ぜんぶ表題作です。白藤(受け)の視点で進みます。

白藤は、上司の浅間(攻め)に恋愛感情を抱いています。しかし、浅間は相手に不自由しない女好き。後輩として可愛がられる程度がせいぜいだと思っていたのに、酔った浅間を送った部屋には、白藤がモデルの絵がたくさん飾られていて…という話です。

白藤は絵のモデルをしていますが、描かれるのは背中だけですし、画家は白藤目当てでなく彼の母親が好きで再婚相手になるというのが、あまりない設定に思えて面白かったです。

上司(ノンケ)×部下(ゲイ)の王道パターンですが、そこに白藤のモデル絵、浅間の背中フェチ、両親の再婚話からくる誤解、が絡んでなかなか読み応えがありました。ただ、白藤を抱いている場面とか、浅間の気持ちがもうすこし透けて見えると良かった気がします。私には終盤で、浅間が告白するまで彼がそんな考えを持っているとは気づかなかったので。

二人は仕事もしますが、作品内で一貫したプロジェクトを進行するわけではないので、恋愛模様の方が印象に残りました。女癖の悪い遊び人攻め×健気な受けの社会人カップルがお好きな方にお勧めだと思います。

0

こんな背中フェチでいいのか?

火崎さんの作品なので安心して、サクサク読めたのですが、内容的にはこの浅間に誠実さがみあたらず、純粋というか一生懸命恋に仕事に生きている白藤とのキャラとの差がイマイチ埋まらずに、物足り無さというか納得感がない読了でした。

高校生の時に父親を亡くした白藤。母親と二人暮らしのになったのですが、これから先の事を考えると、大学進学をするにはお金がかかるという理由で就職するという、白藤と母親とで喧嘩になります。
そして近所で仲良くしていた8歳年上の静雄に相談します。彼は家は裕福で彼は画家だったので、静雄のモデルをする事でアルバイト代をもらうという形で収入を経て大学に進学して就職しました。
モデルといっても純粋なモデルで白藤自体に下心がある!っという訳では全然ないです。

そして就職して2年、浅間の下で働くようになって、浅間に恋をする白藤。もともとノンケだったので、同性を好きになったのは浅間が初めてなんですが、ずっと片想いです。
浅間という男は仕事も出来る!し顔も男前で女にものすごくモテます。いれぐい状態?でしょうか。
誰とも今の所真剣な交際をしているわけではないですが、仕事中でも女性からメールがきます。

ある会社の飲み会で酔った浅間を家まで送って行きます。そして浅間の部屋にあったのが、静雄が白藤をモデルとして書いた絵だったのです。静雄の絵というのが背中の裸婦の絵なのですが、男性ではなく女性を書いています。背中は白藤なんですが、あとはデフォルトして女性にしてあります。その絵が飾ってあったので、嬉しくなった白藤がモデルは自分だといいます。そして背中を見せろと言われて見せると・・・。
まぁ今回は酔った浅間はそのまま潰れてしまったのですが、その後白藤は吐いた浅間が起きたらお腹が空くだろうとご飯を用意している所に起きて来る。そしてモデルとの話をして今度の個展に一緒に行く事にします。

静雄さんについては・・・、実は彼はずっと白藤の母親が好きだったんですね~。そして色々とお世話をしているうちにやっと恋人同士になっているのですが、プロポーズをしてます。それをどうしても白藤に認めて貰いたいんです。たぶんそろそろそんな話題がくるだろうと予想していた白藤は今までその話をはぐらかしていたのですが、浅間と個展に行った際、浅間が一人で絵を見ている間にその話をされてしまいます。
とにかく考えてみると!!

浅間との距離が上司と部下として、どんどんいい感じに進んで行きます。女だったら理想だな!と言われてちょっと落ち込んだり嬉しかったりと・・・。そして浅間に食事の誘いを受けるのですが、丁度母親からの呼び出しがあって、誘いを断ると静雄のモデルをしに行くのか?と聞かれます。ん?と思いながらも違うと答え、母親との対面です。
自分も人には祝福されない恋しかできないだろうと思っている白藤は今まで自分を育ててきてくれた母親が今は女性として幸せになろうとしているのを見て祝福することに。

そして浅間と飲み行った日に今度は酔ってしまった白藤・・・。いい夢を見ていたと思っていたのですが、起きてみたら、浅間のマンションで最後まではしていないもののそういう関係になっていました。男でもイケそうだと!セフレでどうだと!そんな事を言われてショックを受けるのですが、浅間に触れる事が出来るという事実に逆らえずにそいう関係になってしまう、白藤です。


すっごく不誠実な感じの浅間ですね。あんまし好きでないですね。

ようは、背中フェチの浅間がたまたま入った画廊の中で見た絵が理想の背中だったんですね。
その背中に恋をしてしまう。でも実はその背中は男でしかも部下。そしてその部下が画家と出来てる。
男同士!と思いながら、白藤をそういう目で見た時に、惹かれる自分がいて、静雄と出来るのなら自分でもいいだろう。というか自分の方がいい!自分が欲しいと思う!
って感じのお話ですね。

ラストに愛の告白をするんですけど、今までの行動や言動があるのでイマイチ真実味というか誠実さにかけて、こんな男でいいのか?って思ってしまいまいました。

2

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