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表題作逃げるなら今だ

柳瀬和久 TV局大道具責任者
豊田真 大学生

同時収録作品さくらくらくら

幸 ゼミの助手
桜太 大学生

同時収録作品僕が彼を理解する方法

宮部 新入社員 中学時代の同級生
小久保 会社員

その他の収録作品

  • もう逃げられない
  • 逃がすもんか
  • もう逃げない(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

可愛い子が好みの真は、趣味とはま~ったく違う男臭い年上の柳瀬に、初対面でいきなりキスされ、猛烈に迫られた! 強引だけど面倒見のよい柳瀬のことは嫌いじゃないけど、自分が受け身に回るなんて…考えられない!! 「嫌なら殴ってでも逃げろ」と言われたけれど…!?どうなる!? ガテン攻×ツンデレ攻のガチンコラブv 描き下ろし付き★

作品情報

作品名
逃げるなら今だ
著者
千葉リョウコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832287686
3.3

(37)

(3)

萌々

(14)

(16)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
121
評価数
37
平均
3.3 / 5
神率
8.1%

レビュー投稿数8

ツンデレ受けっていいですよねぇ~

[逃げるなら今だ]
大道具のスタッフ・柳瀬和久×大学生・豊田真です。

私個人の意見ですが、久しぶりにツンデレ受けを読んで、改めてツンデレ受けが好きなんだな~(・ε・`*)と思ったのと、今まで「攻×攻」の意味がわからなかったんですが、その意味がやっとわかりました。←遅いよ!
「攻×攻」の右側は今まで攻めてたけど、受け側に変わったけどあわよくば攻め側に戻ろうと思っている意味だったんですね∑d(゚∀゚d)

いや~この話は面白かったですww
正直、個人的に柳瀬の受けが見てみたかったりもします(爆)
しかも今回当て馬役だったタレントのユズルの話があるみたいなので、そちらも楽しみです
ヾ(*'∀`*)ノ

[さくらくらくら]
教授の助手・幸×大学生・桜太です。
これまた私の好きなヘタレ×黒髪です!!桜太可愛かった~。幸はヘタレだったぁww
でもいくら大学の裏山とはいえ青姦はよくないと思います(`・д・´)キリッ
誰かに見られたらどーするの!!

[僕が彼を理解する方法]
宮部×小久保のリーマンものです!
再開ものだったんですけど、中々の王道な話でしたが、宮部の就職の決め方は・・・大丈夫なのか??って思いました(^^ゞ

この作品は結構私の萌えポイントが入っていたので、おいしく読ませていただきましたww

7

おっさんと大人の違いは何だ?

千葉先生の作品を読み返し中の一冊
どっちも遊び人とまではいかないけど、ちょっと恋愛に及び腰な印象を受ける読み始め

やたら、攻めが可愛がり甘やかしたがりするのになかなか素直になりきれない受け

王道な展開で、千葉先生の描かれる男性の格好良さ
ストーリーも安心して読める一冊でした
もう少し、じっくりじわじわと攻めていく感じでも面白いんじゃないかなという気もするので、そのあたりは個人的にもったいないなと思いました

それと、千葉先生の描かれるスーツ男性は素敵でした

3

つながり好きさんに

おすすめです。
短編同士の登場人物が繋がってるのって、何だか得した気分になりませんか?
世界が広がるというか、別の側面からも作品の世界を覗ける感じがしますよね。

というわけでこちらは同時収録の「さくらくらくら」が先で、表題作がスピンオフだそうです。(あとがき参照)

「逃げるなら今だ」「もう逃げられない」「逃すもんか」萌2
本気で付き合った相手もいたけど、基本相手は誰でもというタイプの攻め・真と、真のナンパを邪魔して来たザ・攻めの柳瀬。
お誘いは断ったものの、給料に釣られて柳瀬のもとで短期バイトをすることに。
餌付けされ、絆されて、掘られて…、です。
たった5つしか違わないのに高校を出てからしっかり仕事をして責任ある立場になった柳瀬と知り合ったことで、目的意識もなくただ大学生をしているだけの自分に気付いたり、柳瀬に対して尊敬のような気持ちが芽生えたり、心理描写がきっちりとされているので入り込みやすかったです。
3話あるうちにやきもちイベントが2回あるのですが、1回はちょっと何か違う…と思ってしまった。スタジオでの絡み方や、あのタイミングで家に連れてくるのもミスリード狙いだけど、いやいや、どうして家に行けば会えると思ったの?というツッコミ待ちかな、と。
そこを除けば、胸きゅんあり、切なさありで楽しめる作品でした。

「さくらくらくら」萌
これは…。ちょっと「中立」か「萌」かで悩むほど、展開が…。
恋人と別れて、いつも彼と会っていた桜の木の下にひとりでやってきた桜太。
そこには「幸」と名乗る青年がいて…。
途中まできちんとした筋道を辿っていたのに、途中から展開がものすごく急で置いてきぼりに。ページをめくったら「え!?」っていう…。
えろすを入れるべしという指令があったのかもしれませんが、この作品はえろすが邪魔をしてます。あそこでえろすを入れたことで完全なるファンタジーに。
ちなみに桜太の元カレが真とのこと。描き下ろしで表題作とこの作品の2CPがばったり、という話が読めました。

「僕が彼を理解する方法」萌2
中学時代にからかわれて拒絶されてトラウマになっている相手との再会ものです。
小久保の会社に2年遅れで入社して来た宮部。
いきなり朝チュンで始まります。いいです、こちら。
「あのとき、俺も実は…」みたいな攻めとか、受けを追いかけて人生決めちゃう攻めが好きな方におすすめです。
溺愛はいいですなー。安心して読めます。

というわけで表題作の発端になった「さくらくらくら」は「えー…」という仕上がりですが、表題作と同時収録はなかなかでございました。

0

軽くて明るいノリは嫌いじゃない

作家買いです。
千葉リョウコさんの明るくて読みやすい
万人受けしそうなストーリーとキャラが好きです★

短編集でした。
3つの話が収められています。

   ◆◆   逃げるなら…シリーズ   ◆◆

強引な年上攻めとほだされ系・元タチの強気受けです。
ゲイバーで知り合う受けと攻め。
強引に押してくる攻めに対し、強気な受けは拒絶してばかり。
でもこういうやりとりって好きですね。
やっぱりコメディの王道として、あって欲しいシチュです!

素直になれない受けも、だんだんと攻めに惹かれ始めていることを自覚。
エッチするも、はじめは手コキだけ。
攻めは、お楽しみを後に残しておくタイプなのかな?(笑)

それにしてもゲイバーのままは全然ママっぽくなくて
普通のイケメン……って感じでした。
そこはちょっと不満です。味のあるママが好きです♪

色々紆余曲折ありつつも、気持ちが徐々に寄り添い、
エッチする受けと攻め。
エッチの後、感想を聞く攻めはどこまでも雰囲気を読まない男でした…。
攻めを抱けるぐらい好きになったという受けも、
またコメディチックでもあり、素直じゃない愛の告白でもあり、
見ていてニヤニヤしました。

   ◆◆   さくらくらくら   ◆◆

桜の樹の下で眠ってきた攻めに懐かれる傷心の受けの話です。
桜の樹の下で再び会う約束をした攻めと受け。
再会後、そこでエッチ!!
2回会っただけなのに……早いなー…。

実はずっと大学の構内で受けのことを見ていた攻め。
そして体の関係から始めるふたりでした☆

   ◆◆   僕が彼を理解する方法   ◆◆

学生時代、「デキている」と噂を立てられる受けと攻めでしたが、
攻めに「気持ち悪い」と言われ、フラレてしまいます。
それが社会人になり、同じ会社に勤務するようになった2人。
ある朝、起きたら受けの隣に攻めが寝ていて、驚く受け。
実は攻めも受けのことが好きで、受けを追いかけて
同じ会社に入社したことを告白されます。
初恋が叶ってよかったねえ♪♪

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

エッチシーンが多いのは大好きで大歓迎なのですが、
この時期の千葉さんの描く男の人の裸は、あまりにも細くて
動きもロボットのようで、ちょっと魅力に欠けます。
うーん、初期作品だからしょうがないのかな??
そこらへんはちょっと残念です。

でもやっぱり、王道コメディは好きですね★

5

攻めから受けに!

初・千葉リョウコさんのコミックス。
絵柄もとても見やすく、すっきりとさらりとそれでいて男前揃いなので読みやすいと思います。

表題作の他4作が収録されていて、更に表題作の描き下ろしとして1作有ります。
これ、面白いですねー、描き下ろし含めた6作中5作がリンクしていますよ。


◆『逃げるなら今だ』『もう逃げられない』『逃がすもんか』

バーでいつもナンパばかりしている大学生・真(しん)と、テレビ関係の仕事に就いている26歳の風貌には見えない柳瀬のお話。
柳瀬の職場のバイトとして働く事を約束した真は、携帯電話を人質にとられれて、仕方なく1週間限定で働きに出向くと、そこでは真面目で信頼の厚い柳瀬を目にして……と進んでいきます。
この真、今までずっとずっとタチとして致してきた訳ですが、ずーっと前から見ていた柳瀬は気付いて居たのです。
「完璧ネコに向いている」
と……!
何と魅惑な!何と素晴らしい展開!
強気で柳瀬には中々靡かないカワイコちゃん好きな真がどんどん彼に惹かれ、いよいよ開発されます。
そしてやっぱり向いていたというね!しょっぱなから指突っ込まれて喘ぎます。
本当にお前初めてかよと柳瀬さんが驚く位(笑)

その後、柳瀬は真に振り向いて貰えるように色々尽くすし。
徐々に柳瀬に惹かれている事に気付くのだけれど、それを素直に表現できない真。
真みたいな強がりな子は、何かキッカケがないと「好き」すら言えないのですね。
そして好きだってハッキリ分かったからこその、元々タチな真。
「抱きたい」
と柳瀬に言っちゃう!
今作では出て来なかったけれど、いつかこの2人、リバ達成して欲しいなぁ♪ んまんま♪


◆ 『さくらくらくら』
大学の裏山の桜の木の下で出会う、桜太(おうた)と幸(こう)のお話。
幸はずっと桜太を見ていて、そこで出会った事によって、急接近します。
出会ったばかりなのに、桜太を「可愛い」「好き」と言う幸。
2年付き合った男に好きだなんて言われなかった事に、自分自身の自信がなくなっている桜太。
だから、軽々しく好きだと言われる事に少しばかりの抵抗を見せます。

実は桜太のモトカレというのが、上記『逃げる』シリーズの真だったりするのです。
(作中にはうっすらとしか出て来ませんが、描き下ろしで明らかに)
そんな軽いヤツ、という印象だったのが、そう言えば自分はモトカレと付き合っている時にはそんな言葉、出した事も無かったな、と言葉の大事さを少し感じるんですね。

……でもなー……
会って数日ばかりで、いきなりしちゃいますか桜の木の下でのアオカン!
桜太、恥ずかしいのは外だからという理由ではないらしいしね、ちょっとまーまー。
可愛らしいお話展開だと思って居たので、アオカンで冷めてしまった。アオカン好きなのに(←コラ


その他に、中学時代の同級生と目が覚めたら裸で寝て寄り添っていた、という『僕が彼を理解する方法』が有ります。
中学時代に自身の性癖を分かってしまっていた為の葛藤、それから数年後の今、というのが綺麗に表現されていました。

全体的に、正直印象の薄さを否めないかなーというのが本音です。
画は綺麗だし好きなので、もっと深みのあるお話が読んでみたいと思いました。

4

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