ワイルドな実業家×美形鑑定士の王家の宝石を巡るロイヤルロマンス!

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表題作ロイヤルジュエリーは煌めいて

レオン・ヴァレンスキー 青年実業家で第一王子29歳
青山貴彦 宝石鑑定士 26歳

あらすじ

とある富豪から国宝級のネックレスを預かった宝石鑑定士の貴彦。彼の死後、その遺産を巡ってトラブルに巻き込まれるが、「それは我が一族のものだ」と主張する謎めいた実業家・レオンに国へ連行されてしまい…?
(出版社より)

作品情報

作品名
ロイヤルジュエリーは煌めいて
著者
水上ルイ 
イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
ロイヤルロマンスは突然に
発売日
ISBN
9784044486334
3

(5)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
14
評価数
5
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

もうジャンル『水上ルイ』でいいんじゃないかな!

というぐらいに、作風が固定されていてそして安定されています。
テンプレと言えばそれまでですが、ロマンティックでそれでいて心くすぐられる設定が盛り込まれているので、私は今回も読んでいて世界に浸れました。

今回の受けはクールビューティ系でしっかりした人物として描かれていました。『黒衣の死神』なんてあまりありがたくない二つ名を持つ美人さん。
水上さんの受はクールビューティ系よりもやんちゃで可愛い系のが断然好きです。
振り回されてる・振り回してる感がイイ!
美人さん受けはしっとりしてるんですがちょっと物足りなさを感じてしまいます。
今回のお話の貴彦も、感情的にもちょっと物足りなさを感じました。
自制心があり過ぎるというか、自分を律し過ぎてるというか?
その分、攻めのレオンが結構オレ様というか強引に貴彦を振り回してくれてトントン?な感じにも。

ちょっぴり、貴彦の恋愛感情が見えにくく、じれったかった。
話の『核』になっているとある宝石の本来の持ち主は誰だ!?という部分で、レオンともう一人の人物の間で貴彦は『本来の持ち主』の見極めを迫られていて。
その部分で、レオンに対して全幅の信頼を寄せることが出来なかったからなか?とも思える。
そう考えれば、貴彦の抑えられた感情の動き等も納得いくのかもしれない。

レオンは貴彦に一目ぼれに近い感情を抱いており、かなりグイグイと貴彦に対してアプローチをしていました。でも結構お上品だったので、感情の暴走という情動的な部分はなく、どうすれば彼を自分の恋人にできるか?という部分では押しが弱かったように思います。
もうひと押し、強引な部分があれば萌え×2にしたかもです。

甘く、ハッピーエンドで安定したお話を読みたい方にお勧めです。

0

カタカナがしんどい

ちるちるの掲示板でこちらの宝石シリーズは読みやすいしどこから読んでも大丈夫と書いてあった気がして読んでみました。

が、最初から暗くてカタカナばかりだし、死人を悼むどころか遺産!遺産!な親類ばかりで…。

一番悼んでるのが付き合いの浅い鑑定士の青山という…。

もう恋の駆け引きとかどうでもよくなってきました。
攻めであろうお方もとっても美丈夫なのですが、個性を知るのも億劫なほど読むのがしんどくて…。

受けには興味をひかれましたが、やはり始まりがどうにも。お話の始まりって大事ですね。

0

さらさらっ・・・読みましょう

水上ルイ先生の作品は受け様、攻め様の心情が
交互に展開するストーリーなので常に安心感満載で
お茶漬けのような作品が多いですね。
さらさら~~と一気読み出来る、ある意味優れものの本です。
今回の作品は攻め様のご実家の盗難にあった家宝の宝石を
受け様が持っていることを知り、取り返すつもりで接近、
あ~ら不思議、好きになっちゃいましたね、お互い。
攻め様はご自分の宝石だという事を受け様に信じてもらう為
色々しておりますが、受け様、疑心暗鬼でなかなか信じきれない。
ラストはいつものハッピーエンドなので良いですが。

2

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