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陸郎と保孝のやりとりにBLファンタジー感が一切なく、自然に描かれているのが素晴らしかったです。一番の親友に告白されてショックを受けつつも、前向きに考えることを約束した保孝。その言葉通り、陸郎からの誘いは滅多に断りません。ただ、毎回下心を正直に告げられると戸惑ってしまう。当然ですよね。でも、急いで逃げ帰るような態度はとらず、その戸惑いを保孝も正直に伝えるところが好きだなぁと。
陸郎の心情にはこの2巻で大きな変化が訪れます。今までは、とにかく保孝を傷付けないように、彼に嫌われないように、自分の気持ちはなるべく押さえ込んで接してきた陸郎。でも、自分ほど真剣でないと思われる他の男女に、今まで何度も保孝を奪われてきたことに気付き、自分のとってきた態度を馬鹿馬鹿しく感じるようになって。多少嫌がられても、どんどん積極的に行動していくことに決めた彼に思わずガッツポーズ。保孝が完全に恋人としての陸郎を拒絶しているわけではなく、少しは受け入れる余地があると見抜き、そこを攻める陸郎に保孝のことをよく見ているなぁと感心しました。最終章がとても楽しみです。
好きになれない。告白されても困る。
襲われそうでビクビク。
それなのに、親友でいられなくなることが怖くて、離れたくなくて。
複雑な心の葛藤と、それに気づく攻。
うまいな~と思うのでした(*´-ω-`)ウンウン
それに準じて、なんだかんだで行動が強引になっていく攻もわりと嫌いじゃない。
嫌われないように、好きになってもらえるように、そばにいられるように必死だった攻が少しずつ自分を出していく。
実はむっつりスケベだし、強引だし、欲しいものは欲しい。
そんな欲が少しずつというか、急速に溢れていく姿が滑稽にも見えてまた面白い。
受もまた、少しずつですね。
いまはまだ親友の域から脱しないというところでありますが
こういう時期っていうのももどかしくて好き。
相手は親友で、ずっとそうだと思い続けてきて、それ以上も以下も感じなかった相手。それが急に好きだといい、キスしたいといい、性的な行動も求めてくるわけで
けれど、それが嫌ではない自分が不思議で
けれど、そういう意味で好きになれるかと言えばそうでもないわけで
この不確定で、不安定な気持ちを推測するのがすごく楽しかった。
後輩とはできて親友とはできない。
行為の~な妄想も膨らんですごく面白かったです。
「おれ、便秘!」
繰り返す様、、、可愛かったwwww
そんな「便秘」を連呼する受見たことないぞw
次回、どうなるか。
果てさて先は遠いですがゆっくり待ちたいと思います。
10年の片思いの末、覚悟を決めて想いを伝えた陸郎。
悩む保孝から一旦は断られるが、でも諦めない…諦められない…
親友と恋人の境はどこにあるのか?Hが可能かどうかか?
親友と恋人は延長線上にあるのか?それとも次元が違うのか?
想いの差が保孝の上に重くのしかかり、陸郎と今までのように仲良く過ごしたいのに
陸郎の下心に怯えもする。
でも、何かの時に相談したいのはやっぱり陸郎。
一方の陸郎は、保孝にイヤな想いはさせまいと、そして自分の心を護ろうと、
今まで気持ちを隠し押さえてきたのだが、少し積極的に出ようとする。
餌付けしようとしたり?(笑)
ノンケが本当に大切な親友に告白されて、それを越えた関係に踏み出せるのか?
心では確かに繋がっているのだけれど、身体も含めた関係になれるのか?
それを本当に拒否してしまったら、この心の繋がりも壊れてしまうだろうか?
その当たり前の心の葛藤を(BLではここワープすること多し)、
正面から丁寧に繊細に描いている作品。
というか、この巻は二人でそれをずっとグルグルジリジリやっています。
エロらしいエロはないのだけれど、切なくて色っぽいし、
かと言って深刻になりすぎずにやさしく明るい雰囲気なのがいい。
陸郎くん、自分は変態だって自覚しているけれど、折々のセリフや行動が可笑しい。
保孝のを○○したあとの手を、洗うの惜しそうだったねぇ(笑)
お出しになったものがキラキラで、
どれくらい陸郎が保孝を求めているかが分かって、可笑しく可愛く切なかったです。
さて、最終章は?!
幾千と一緒に出てしまうと、木下さんの絵の特徴で人物が似てるんで、ついどちらかと比較してしまうのだが、
同じヘタレでもこっちのヘタレは楽しい変態(?)ヘタレ。
今回そのヘタレ野郎・陸朗が、危険発言(爆)をして和久井を脅かします♪
でも、和久井は逃げることはしないし、陸郎はがっつり押すことに決めるし、かなり切ないとかいうよりコメディ色が楽しい作品ですよねv
やっぱり、この本の今回の萌えツボは、和久井が「こえーよー」と思わず漏らす、陸朗の言動にありますね。
グリっとした!とか襲われそうになった時にとっさに「俺、便秘なんだ!」と逃れると、浣腸もあるぞ、とか(爆笑)
結構、和久井は襲われかけているんだけど、友達だからって、陸朗を完全には突っぱねて拒否することはできない。
やっぱり、和久井にとっては陸朗は特別。
後輩同僚の加藤にお願いされて寝てしまったのは、何とも思わないし、しがらみもないから。
陸朗とはダメなのは、陸朗に特別なモノがあるから。
それをわからせる事ができたのは、一歩前進だったかもしれませんw
陸朗も覚悟を決めて、ヘタレないで諦めないって決めたから、結構押してます。
しかし、ラスト近辺の思わず和久井を・・・の後、の二人のやりとりw
陸朗の変態具合が実に楽しくて、
本当だったら和久井は結構真剣に悩んでもいいことなのかもしれないのに、事後がアッケラカンとしているのに、大きな可能性を感じます♪
一体、どうやってくっつくんだろう?この二人。
ものすごく愉しみです!
描き下ろしの「あの日おまえのⅡ」は
1巻で和久井のリコーダーを舐めることもできなかったヘタレ陸朗のその後のもう一つのヘタレ(爆)
リコーダーと一緒じゃんwww
和久井も陸朗も、すごくイイキャラだな~♪
大好きです!
余韻を楽しみたくて、
1章を読んでから少し日をおいてからの2章へ。
自分のことを好きだと知ってしまった和久井は、
陸郎の言動にびくびくしっぱなし。
でも、気づいてしまったんですよね。
自分が「付き合えない」「好きじゃない」と答えてしまったら、
今までのような親友付き合いはできない。それは、嫌だ。
一見、自分勝手な気持ちではありますが、
和久井の気持ちは、本当に分かります。
そして、陸郎。上記悩みについても、
ちゃんと友達でいるというものの、
再考の上、やっぱり、全力で口説きに行く!!という決心。
何も考えず、ただ、真っ向から口説くだけでなくて、
一度は、友人でいることも厭わないという考えをする陸郎が
何とも、好きです。とても、人柄が表れています。
まだまだ、続きますが、ゆっくり待ちたいと思います。
また、
関係無いですが、陸郎の女上司、好きです。