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表題作非常階段

榎並修也 
江島耀二

その他の収録作品

  • School days

あらすじ

年下の可愛い恋人と別れた修也。そんな彼を、せつない瞳で長い間見つめていたのは、友人の江島だった――。
(出版社より)

作品情報

作品名
非常階段
著者
梅太郎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
非常階段
発売日
ISBN
9784344824294
3.5

(14)

(3)

萌々

(6)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
47
評価数
14
平均
3.5 / 5
神率
21.4%

レビュー投稿数4

ぐるぐるじれったいけど、そこがいい。

江島(受け)が長く片思いしている相手は友達の修也。その修也に惚れた相手(男)ができて付き合って、振られたという一連の様子を傍で見ているしかない状態。(スピンオフらしい)

修也の好みは小さくて可愛らしい修也の元恋人のような男だと判っているのだけど、諦めきれない江島はなんでもないそぶりをして、失恋した修也の逃げ場になれればいいと思ってキスをする。
キスをしてその感触を反芻しているのは自分だけで、修也の口から元恋人のほうが上手かったと比べられてしまうし、元恋人を抱いたと聞きたくない事も言われてしまう。
それでも強がって遊びのつもりで抱かれるそぶりをするのだけど処女だと見抜かれてしまい、処女とは遊べないと言われて適当な男で捨てるからと必死。

もう必死。必死です。。だけど本心は見せまいといつも作り笑いをしてて何だか壊れてしまいそうな雰囲気でして、このキャラに感情移入ができればこの作品は楽しめると思います。
受けは一人でネガティブに陥って自らを追い詰めてしまいがち&逃げ腰キャラなので、こういうタイプにはもっとストレートに愛情をはっきりと口に出して安心させてくれる攻めがいいと思うのだけど、残念ながら攻めもあまり口には出さず、どこで気持ちが元恋人から受けに移っていったのかが判りづらかったのがちょっと残念でした。

それと攻めがやたらアダルティというか高校生には到底見えぬ…。

受け視点でお話が進むのでとにかくたっぷりとぐるぐる追い詰め思考に浸れます。私はこういうぐるぐるした人、嫌いでないので切なさにどっぷり浸かって楽しめました。



1

修也先輩と吉岡春生って…

「だけど、憶えてる」を見るまで気づきませんでした。
修也先輩と吉岡春生って「パパおかえり」のお二人だったんですね。
話の中の「浮気相手が学校に乗り込んできた」って「パパおかえり」の
あの話の部分のことだったのか(笑)

という感じで、「パパおかえり」と「非常階段」は所々話がリンクしていて、
江島と思われるモブキャラもチラホラ見受けられます。

「非常階段」の感想は、私はこのもどかしさが結構好きだったりするので、
萌2つです(*^^*)v

0

片思いの苦しさ

好きな相手には、可愛い彼がいて・・・
でも攻め様はその彼と別れたのにいつまでも思いを引きずってる
自分とはタイプが違う相手で、叶わないと知りながらも諦めきれない。
見せかけの笑顔を作り、攻め様に身体だけの関係を遊びなれた軽さを装い持ちかける。
でも、そんな見せかけに騙されてくれない攻め様に自分の思いを悟られ・・・
好きなのに振り向いてもらえないもどかしさと切なさに次第に追いつめられ
自暴自棄になっていく受け様、攻め様への苦しい思いを紛らわすために
見知らぬ相手に刹那的な関係を持とうとするが・・・・

受け様は攻め様のこととは別に家庭内でもトラブルで自分には居場所がないと
思い詰めてるんですよね。
全てがネガティブ思考になっていく受け様なんです。
そして攻め様の態度もクールだったり、1度身体の関係を持った後に
微妙な距離で受け様の事を心配したりするんですが、受け様は攻め様が元彼を
忘れていないことを気にするあまり思いがすれ違ってしまう。
ラストはハッピーですが、二人が相愛になるまでかなりじれったい内容です。

2

じれったい

じれったい こころとかして
じれったい からだもとかして
もっと もっと 知りたい    by安全地帯

名曲だ!玉置浩二はどんどん変人だけど。
嫁もどんどんイタイ女になってるよ。
(イタイ私が 言うなーーーーー!)

この本は ネガティブ思考の話だった。
じれったいのですよ!(これが言いたかった)
なかなか2人の気持ちがかみ合わないのだよ。
どっちもウジウジしてます。
初めては 身体の関係から。
あるあるパターンで 話は進んでいきます。
攻めも受けも 面白みが無い男だった。
よって しゅみじゃない!

2

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