冗談だろ…?俺がこいつを好き?

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表題作恋愛Paradox 小冊子付初回限定版

神田康世,33歳,デザイン事務所のデザイナー
四ッ谷真咲,26歳,デザイナー志望のアシスタント

その他の収録作品

  • 描き下ろしマンガ

あらすじ

カリスマデザイナー・神田に憧れ、この業界に入った四ツ谷は、晴れて神田の専属アシスタントに就くことに。ところが、アシスタントとは名ばかりで、実際は神田の淫らな性生活のペットになってしまい…!?

(出版社より)

3カ月連続刊行中!
リブレ出版「エゴイスティック・ブルー」~海王社「紳士と野良犬」~コアマガジン「恋愛Paradox」は、なんと3冊それぞれ全部に初回限定描き下ろしリレーマンガペーパーが付いてきます!!

さらに!当店では、出版社さま特製の描き下ろしペーパーもお付けします!
***

作品情報

作品名
恋愛Paradox 小冊子付初回限定版
著者
天王寺ミオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
シリーズ
恋愛Paradox
発売日
ISBN
9784864362399
3.3

(9)

(0)

萌々

(3)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
30
評価数
9
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

俺サマ×天然

駄犬呼ばわりされますが、仕事は丁寧なとっても使える無自覚天然(受)に
実はものすごく振り回されてる俺サマ遊び人(攻)という非常に良くあるような話では
ありますがどうしようもなく大好物でもあります。
そんなストーリーに超好みの天王寺先生の絵とくれば少しばかり評価が甘くなってしまう
というものです。あとがきを読む限り次巻があるようなので今後の展開も期待したいです。

腹黒?副社長の藤沢もいい味出しています。
・・・が、残念ながら今のところ展開はないようです。

0

天然さく裂の受け様に振り回される?!

女癖の悪い遊び人の攻め様と一生懸命で天然ワンコ受け様との恋愛未満の
コミカル胸キュンストーリーです。
受け様はデザイナーの攻め様に憧れて攻め様のデザインスタジオで
日々雑用を毎日懸命にこなしてる健気くんなんです。
そんな受け様に攻め様のアシスタントとをする事になり、喜ぶ受け様ですが
初日に攻め様を起こしに行ったところで、攻め様の女癖の悪さと寝起きの悪さで
受け様にまで寝ぼけてセクハラしちゃう攻め様に唖然。
でも、憧れの攻め様に何をされても頑張る気マンマンなのに空回りしちゃう。

攻め様にイヌ呼ばわりされながらも攻め様のアシスタントとして努力する受け様
そんな受け様に攻め様は今まで感じたことも無いような思いを抱いて戸惑うのです。
前半は、傍若無人な攻め様に受け様が翻弄されてる話かと思えば
実は天然な受け様に翻弄されているのは攻め様なんですよね。
攻め様に心酔してる素振りやいたずらされて感じちゃってる受け様なんですが
天然過ぎて攻め様を好きなのかもわからないくらいのおとぼけさんなんです。

そしてついには立場が逆転して受け様に振り回されて翻弄され始める攻め様です。
不器用で素直じゃない攻め様なのでもちろん受け様に思いなんか伝わらない。
逆に、受け様の為にした事が受け様を不安にさせることに・・・・
でも、結構攻め様は受け様に対しては溺愛型になってる甘さがあるお話です。
最後まで、きっちり恋人関係って言う流れにはなっていないお話ですが
最後までコミカルなテンポなのでそれなりに楽しめるお話でした。

小冊子がついているのですが、俺サマな攻め様が鬼のかく乱のように
風邪をひいてしまい一人マンションで寝込んでるお話です。
そして気弱になってる攻め様は受け様を呼ぼうとしますがその前にメールで
攻め様のお休みの分まで頑張るメールを受けたことで呼びつける事も出来ず
受け様に遠慮して他の人間を呼ぶことも出来なくて気分はどん底状態
でも、知らず受け様にメールを出していた攻め様・・・・
受け様の天然ブリと受け様の強靭さが(笑)うかがえるお話でした。

2

振り回されているのは本当はwww

デザイン会社に入社して2年、まだ雑用ばかりでデザインの仕事はさせてもらないけど、憧れのカリスマデザイナー神田のアシスタントになることができた四ッ谷くんの災難というか、神田の災難というか。
天然四ッ谷くんは、無自覚なのが大変よろしいw
神田ですよ、神田!(爆)
この傲慢俺様が四ッ谷君に知らない間に振り回されて意図とせずにオロオロする様が愉快で。
一人で演劇してるみたいにくさいセリフ行ってるのが違和感ありありで、それが性格で、一応カッコイイ設定なんだけど、残念な人に見えて仕方ない・・・自分にはw
おまけに寝る時は全裸らしいです♪

この神田海外出張から戻ってきていきなり女を連れ込んでて、、、絶倫設定?節操無し設定?
そこへ急に副所長からアシスタントに抜擢された四ッ谷が言われて迎えにいくのですが、寝ぼけてるのか何だか、神田に襲われちゃうんだけど、男だと気がついて!
そんな最悪なファーストコンタクトだったけど、四ッ谷君は頑張ってアシスタントとして認めてもらおうと健気に働くのです。
そこで神田にも四ッ谷の仕事の勤勉ぶりと、自分のサポートをしっかりやってくれていることを認めて、正式にアシスタントとしてもみとめられる存在になる。
そこで、新たに手掛けたコラボ仕事の先方社長が、四ッ谷君にちょっかいを出して面白くない神田は、夢にまで見て、ひょっとして四ッ谷が好き?ありえない?とちょっと自分の中で悩むように。
そのせいで、モヤモヤを女性で解消しようとしたところを四ッ谷君に見られ、
そして四ッ谷は初めてコンペへの参加を言い渡されて、
それで二人のすれ違いが発生するのです。

度々神田が仕掛ける、からかい半分のセクハラもどきのエッチ攻撃、
そこまでしといてその先の展開がないのは、きっと二人とも本気でない証拠。
却って、四ッ谷君は純粋だけにとっても気にしていいはずなのに、、、天然なのが残念w
くっつきそうで、くっつかない。
好きそうなのに、今一つ決め手がない。
神田が動かないと四ッ谷君は永久に前進しなさそう?

ということで、まだまだ続きそうなこのお話です。
本誌に付いてる書下ろしマンガペーパーも、犬が四ッ谷に見える神田ということで、
どうも神田には妄想癖があるのかも・・・(爆!)

1

受けに振り回されている攻めが面白いです。

この作品を知った経緯は覚えていないのですが、
出合った時には発売日から既に7~8ヶ月くらい経っていて、
もう入手困難だろうと、買うなら中古かオークションでないと
無理かなと思っていたところ、いつものお店で運良く販売されていたので、
完売にならないうちに出来るだけ早く新本で購入しました。

俺様で傲慢な攻めが受けを振り回し、受けは健気に耐える感じで
展開していくのかと思いながら読んでいました。
途中から攻めが受けを意識し始め、受けに振り回される攻めが
滑らかに描写されているのが良かったです。
「俺が振り回すはずが、振り回されるなんて…」というような
攻めの気持ちの揺れ動きが面白いほど伝わってきて、楽しく読めました。

私も攻めと同じように、まさか受けがあそこまで天然だったとは思いもよらず、
振り回されているようで、実は振り回していることに気が付かない受けは
強者だと思いました。
受けは健気な子犬という感じで、可愛らしいと思いました。

第3話で山沖さんが登場しますが、どこかで見たことのある顔だな、
見たことのある名前だなと思って、天王寺先生の他の作品を調べてみたところ、
コミック『紳士と野良犬』に収録されている『絡み合う視線』に出てくる山沖さんで、
『紳士と野良犬』を読んでいたので思い出しました。
こんな所で繋がっているとは思いもよらず、親近感が湧きました。

今回の評価は、あまり迷うことなく「萌」です。
適度に萌えましたが、受けが自分の気持ちを全く自覚していないので、
普段の仕事の様子を描いた印象が強く、物語の盛り上がりなど
感情の波や刺激が弱かったのが少し物足りなさを感じました。

1

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