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表題作6つ年上のくちびる

日向要,元教え子の大学生 
望月亘,高校教師 

同時収録作品ギリギリジリジリラララライフ!

秋山弘之,科学の教師
桐島孝,高校3年生

その他の収録作品

  • 6つ年上の距離
  • あとがき(カバー下)

あらすじ

日向は高校時代の恩師・望月とバイト先で再会する。学生時代には知らなかった望月の無防備な色気に誘われ、関係を持ってしまうが…。

(出版社より)

作品情報

作品名
6つ年上のくちびる
著者
鳥海よう子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
ISBN
9784775518687
3.1

(13)

(1)

萌々

(3)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
39
評価数
13
平均
3.1 / 5
神率
7.7%

レビュー投稿数7

表情が堪りません( ´艸`)

著者様の前作品『スモーカーズメランコリー』より全然、いいです☆.+º絵も更に綺麗になっおりました★個人的にヒット!!

冷徹でクールビューティな望月が日向と関係を持つようになってから変わっていくのですが、そんな望月が見せる無防備で色っぽい姿が 何とも言えないです( *´艸`)
常に冷静な望月がHシーンになると日向を誘うようにして喘いで悶えちゃってるんです。ほんのり甘えてるようなところもあり、このギャップにはかなり萌えた!!
日向は望月よりも6才年下なのですが、その差を何とか埋めようと体だけでなく望月に心まで追いつきたくて必死な姿にキュンとしました。
著者様はキャラの表情を描くのがとても旨いですなぁ。様々な感情ごちゃ混ぜの表情が印象に残ります。

ユーモアよりも今作のようなシリアス路線で書かれた方が著者様の魅力がより引き立つのではと思います。
私好みのお 話とキャラ設定だったので大満足です(*^^)

もう一つのお話は表題作 に出てきたキャラのお話で面倒 見の良い先生が出来の悪い生徒 に個人授業をして…こちらはユーモア寄りでした。

2

クーデレの可愛さ

5月にビーボーイコミックスでデビューした作家さんの2冊目は、なんと全編描きおろし。
「スモーカーズメランコリ」はシリアスとユーモアのバランスが微妙でちょっとイマイチ感を覚えたのですが、こちらは描きおろしだけあって、展開やストーリーはありがちなものではありますが、全体に一本筋が入っていて好印象を与えました。
絵柄は結構お上手なんだと思います。がっしりしたほどよく筋肉のついた身体の描写は好感がもてるのですが、意外なのが!!
エッチシーンのコマは決して多くはないのですが、受ける印象が水気が多いということwww
結構受けちゃんが、大仰に悶えて喘いでるのが笑っちゃいけないけど、ギャップ萌えいたしますよ♪

大学三年生で飲食店でバイトしている日向は、高校時代の厳しくてクールで有名だった教師・望月が店で泥酔して眠ってしまっているところと再会します。
一緒にいたのは、同じ教師で望月の友人でもある秋山。
彼と二人で、望月をホテルへ連れて行くのですが、秋山は急いでいるらしく日向に任せてとっとと帰ってしまいます。
酔って寝ている望月がみせた学校の教師とは違う、甘えたいろっぽい仕草にドキっとし、盛んに呼ぶ秋山の名前に何か感じた日向。
望月が目覚めると、日向はシャワーを浴びて出てきたところ。
望月が勘違いするような物言いをして、まんまとはまった望月と日向は関係を持ちます。
そして、二人は身体の関係を続けるようになるのですが・・・

望月に対する今までのイメージとのギャップ、そして彼にそんな違った顔をさせる秋山への嫉妬、
その嫉妬は秋山だけでなく、望月が自分に心を開いてくれないことへのジレンマと重なり真剣になっていく姿があります。
日向視点なので、望月の心の動きが非常にわかりにくいのですが、それはラストで一挙に明かされる結末です。
その告白を聞いて、年上の矜持もあるのですが、不器用でかわいい人だなとも思えます。
そいいった部分の補足が、カバー裏本体の番外にて補足されているのが、非常に惜しい天です。
が、5月のコミックよりは練って考えて描かれた感じが受け取れて、短い中にもうまく物語を収めるのも作家さんの実力かとは思いますが、こうしてすぐに比較できる作品が出たことで、作家さんを2方向から見ることができて大変によかったと思います。

『ギリギリジリジリ~』は、面倒見の良い秋山がどれだけ面倒見がいいかという、生徒(日向の友達w)とできあがるお話です。

3

思い出の先生に再会したら

 「6つ年上のくちびる」

 望月は表情が冷たくて、どこか威圧的と称される先生です。そんな先生がかつての生徒、日向の前に現れます。望月は同僚の教師である秋山と食事していただけなのに、日向が一緒にいるだけで、気持ちが落ち着かない…。
 日向は嘘から望月と体を重ねる関係になるのですが、徐々に「それ以上の気持ち」が彼の中に芽生えます。望月が秋山と話しているだけでいらいらしたり、日向が望月と夜景を見たり、夜の水族館に行ったりしたいなど、初々しい恋物語です。

 「ギリギリジリジリラララライフ!」
 
 補修をサボってゲームセンターに入り浸る桐島孝は、化学教師の秋山から個人補習を受けます。秋山との個人指導の甲斐あって、彼は大学に受かるのですが、受かってしまえば先生の家には行けないのです。
 卒業の日、また二人の新たな物語が幕を開けるのですが、なぜ秋山が桐島だけに補習をしているのか?秋山は最初から桐島のことが好きだったのかなど疑問に思ってしまい、個人的には萌え不足でした。

1

秋山の存在が良かった

初読み作家さんです。
表紙の絵が綺麗だったので手に取ってみました。
時々体のバランスが気になった時もあったのですが、中の絵も丁寧な描き込みで綺麗で読みやすかったです。

表題作のカップルと、それにリンクする短編が1作品収められています。
どちらのカップルも高校の教師と(元)教え子という取り合わせなんですが、表題作については、リンク作の主人公にもなっている秋山の存在が効いていたかなと思います。
表題作の主人公、望月ととても親しげな秋山の存在が最後まで気になって、私も日向同様、やきもきしました。
王道展開で安心して読めると思うのですが、印象に残るような展開はなかったかな…。なので評価も控えめにしました。

0

いろいろおかしい

教師と生徒もの。
とは言え、卒業生です。

高校を卒業して3年。
バイト先の飲み屋で高校のときの先生2人に再会した日向。
酔い潰れた望月の介抱に巻き込まれて…。

基本、日向はカッコいいのですが、たまに馬面になります。
望月もクールビューティ風なのですが、たまに馬面になります。
登場人物みんな、たまに馬面に…。
というのは置いておいて、同僚同士でただならぬ雰囲気を放つ望月と秋山。
望月と関係を持ったことで秋山に嫉妬する日向。
年下だから、社会人じゃないから、金がないから、頼ってもらえないのか。
というのがメインテーマでありますが、学生時代からの友人だからって職場でも下の名前で呼んじゃう教師ってどうなのでしょうか。
すごく深刻そうな悩みのタネがモンスターペアレンツ。
経験上、「わたしは嫌われたくないから先生があの子をちゃんと叱ってください」とか、「先生の熱いやり方はうちの子には合わないんです!」とか、授業中お構いなしに号泣しながら父兄が押しかけて来るとか、日常茶飯事ですよ、今にご時世。
望月にとって在校中から日向が特別だったっぽい描写が一瞬だけ出てくるのですが、一瞬で広がりませんでした。
うるさいことばかり書きましたが、日向の包容力半端ないです。きっといい男になる。
本当は「中立」ですが、馬面じゃないときの日向はカッコいいので、そこに「萌」評価を。

同時収録は本編最後の方でたこ焼きを食べたがっていた秋山の恋人の話です。
カバー裏で日向が秋山の恋人(桐島)のことを「親友」と言っていましたが、誰と付き合っているか3年も教えてもらえない親友…。

というわけで馬面耐性のある方は、日向のカッコ良さを堪能してみてはいかがでしょうか。

0

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