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文系モテ男子と理系非モテ男子のアナログ×デジタル混線ラブ!
全部で4組のカップルのお話が収録されているのですが、主人公の片方あるいは両方が同じ大学の学生又は職員ということでリンクした作品になっています。
この作家さんは個人的には好みの作品とそうでない作品が割とはっきり分かれる作家さんなのですが、今回は好みでなかった作品でした。
4組のうち1組でも好きなカップルがいたらよかったのですが…今回はどのカップルにも魅力を感じられなかったというか…(汗)。
どの作品にも思ったことをそのまま口に出して人の領域に入ってくるキャラとか、台詞で全部説明してしまう作風が私には合わなかったです。
ネットスラングが多用されているので、そういうのが苦手な方にも合わないかも…。
眼鏡男子比率も高い方だと思います。
秋葉先生の作品は楽屋裏シリーズが面白かったので、他の作品をちょくちょく読んでいるところです。
今作もコメディなノリで、Hシーンはありません。なので、少女漫画誌○とゆ○に載っていそうな男の子たちのラブコメディ・・という感じで楽しめます。(私はこういうノリも好きなのでむしろ楽しめるのですが、もしガッツリBLを期待する場合は要注意です。)
今作には、3組のカップルが出てきます。実は同じ大学の学生という共通点があります。(但し、大学生同士のカップルは表題作でもある1組目のみで、他2カップルは大学生と社会人の組み合わせです。)
3組共に接点がそれぞれあったりもします。
登場人物の中で、断トツ気に入ったのが2組目のカップルの攻め様でもある西野でした。
彼は1組目のカップル達の友人で(ちょっとしたキューピッド役でもある)、理系頭脳、冷静で落ち着いた雰囲気がなかなか良いのです。
ちなみにお相手は大学の図書館の司書さん(ノンケ)。西野がマニアックな萌えツボを持っているキャラというのも個人的にはGood!!!な設定でした。
彼は3組のエピソード全部に登場もしています。
1組目のカップルはお約束感満載な漫才なノリのカップルのコメディで面白かったですし、2組目のカップルはちょっと大人な感じで、3組目のカップルは年の差に(受け様が年下で就活中の学生)不安になりつつ・・・なお話で、どれも読後感すっきり!!!面白かったです。
キャラやストーリーなど設定は良いと思います。ですが、はっきり言ってイマイチでした。
主人公が好きになれませんでした。嫌い!ではなく、好感を持てるエピソードがなかったです。ネットスラングも熟知してる身としては、度々入るそれらに漠然とした違和感や嫌悪感がすごかったです。相手役の子も、乙女なわんこ攻めにしたいのか、モテモテイケメンキャラにしたいのかどっちつかずな印象です。
さっきまで嫌っていたのに、突然キスし出したり、展開にびっくりしました。主人公が相手役を好きになる過程がなくて、感情移入できませんでした。
ストーリーというより、80%は主人公の由井というキャラに魅力を感じなかったのが星3つの理由です。
短編が何作か収録されていましたが、わたしの好みの萌えポイントは押さえているのに何故だかイマイチでした。
短編のフランス人天然王子×少女漫画やハーレクイン大好き乙女男子の『ロマンティックあげるよ』はとても良かったです。展開に無理もなくて、主役2人のキャラを純粋に好きになれました。この作品は続きももっと読みたかったな〜と思いました。
『返却不可の恋』はメガネの司書高瀬は良かったです。が、表題作もこの作品もですが、互いの価値観や立場の違いを無意味にネガりすぎていたり僻みすぎていたり妬んでいたりで、小さい人間たちだな〜と思い、そのやり取りが続くので好きになれませんでした。
『コイビト採用試験』も、何だか変な明後日な所で悩みまくっていて、感情移入できませんでした。全体的に主人公キャラがへそ曲がりというか捻くれているような気がします。
同じ大学に通っているが学部は違う2人。
理工学部の由井はメガネに黒髪目立たない地味な男。
文学部の十時は女性にモテモテな
イケメンな男。
由井は、間違いメールを送ってきたことがきっかけでいまだに
メールのやりとりをしている
ミキとのメールが唯一の楽しみだった。
会ったことはないが
ミキに対するロマンティック妄想は日に日に増すばかり。
ミキという名前の女性の正体が実は。。。という
ありそな、なさそな?
お話でした。
メールのやりとりというのは
面白かったのですが
それしか気持ちの伝え方が近づき方がなかったのかなとか
気になったりしました。
面白くないという程じゃないものの、面白かったといえる感想はもてませんでした。
すいません、ネットスラングが苦手なので今一萌えれませんでした。
それと個人的に文系・理系で自ら壁を作り、外見で逆差別する卑屈な奴も嫌いです。
秋葉先生、好きなんですよ!なので同時期発売二冊買いしました。
しかし何故!?
二冊共この後味の悪さは!?
主人公・由井なんて、気の強い猫目の男前受けで、まさに私の萌ど真ん中!のハズなのに…
萌えなきゃオカシイのよ、なのに何で惹かれないの?(泣)
これも「秘密の花園」同様、女子が出過ぎなのが原因かしら…。
秋葉先生、失礼承知で個人的にお願いします。少女漫画ではないので女子出現率、程々でお願いします。