空を飛び回るちょっぴり不思議な豚ちゃんたちも大活躍!幸せを呼ぶファンタジック・ラブ♪

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表題作まずは、ひとくち。

小田次太郎,養豚場の息子
長谷川ヒロ,幼馴染の食肉センター職員

その他の収録作品

  • まずは、ひとくち。 番外編

あらすじ

ずっと想いを寄せていた幼なじみの小田と、とあるハプニングがきっかけで付き合う事になった長谷川。けれど、鈍感な小田と素直になれない長谷川の恋は、なかなか進展しなくて…?

(出版社より)

作品情報

作品名
まずは、ひとくち。
著者
元ハルヒラ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784864363419
3

(31)

(0)

萌々

(8)

(18)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
11
得点
89
評価数
31
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数11

空飛ぶ○○!?

虎穴ダイニングが可愛くて、他の作品も揃えてみたものの
イマイチ自分の中ではヒットしなかったんですが
これはカワ(・∀・)イイ!!思わず声に出てしまうお話でした。
ま、話が可愛いというよりは、豚が可愛いいというか
雰囲気が可愛いと言いましょうか。
けっこう、他の作品は、しんみりなイメージがあったんですが
虎穴しかり、これにしかり、フワッとほのぼのっとした雰囲気がいいんでしょうな。
可愛い。可愛いのです。

攻のおうちは養豚場。
なのだけれど、あらふしぎ、そこの豚は空を飛ぶ!
家の人間は不思議とも思っていない。
普通に肉として出荷するしww
そんな攻が好きで、最終的には精肉場に就職してしまった受との~なお話。
あんまり、これといってガツンとくる何かがあるわけじゃないのだけど
豚と受と攻とその家族と。
一篇の作品としてすごく好きな作品になりました。
動かないと始まらない。出会った小さい男の子、小さい女の子
出会いをきっかけに少しずつ関係をステップアップさせていく二人な展開が
また可愛らしかった。

ま、ただ、、、このフヨフヨ懐いてる豚ももう少ししたら
出荷なのよね?と思うとちょっぴり切ないのだけれど

2

空飛ぶ豚だけど食肉用・・・

可愛らしい豚さんがふわふわ空を飛んでる養豚所の次男の攻め様と幼なじみで
食肉センター職員の受け様とのピュアな恋のお話なのですが、攻め様の家の豚さんは
みんな昔から空を飛んでる不思議な幸せ豚さんなんです。
ファンタジーだから豚が空を飛ぶのはいいのですが、食べると少し幸せになる。
そんなセリフがさり気なく散りばめているのですが、可愛らしい豚さんが食肉と
考え始めると何やらシュールな感じがしてちょっぴり凹みます(笑)

だって受け様に懐いた子豚さんもいずれは・・・なんて想像すると、お願いだから
チビなんて名前を付けないでと心の中で叫んでしまいそうです。
それ程描かれている豚さんがラブリーだったのですよ~

お話は子供の頃に受け様に恋心を抱いた攻め様が大人になってもその思いを抱いてて
いつか受け様に男らしく告白しようと思っているのですが、いつもタイミングが
なかなか逢わなくて・・・
そして受け様もまた、攻め様の事を思っているようなのですが、やはり男同士だし
いざとなるとヘタレ気味で何も言えなくなる。
そんな二人が空飛ぶ豚の話を聞きつけてきた記者が現れた事で少しだけ関係が進む
そんなゆる~い雰囲気でほのぼのしたお話です。
そしてほんのり感動系もストーリーに組み込んでいて、幸せの豚さんのおかげなのか
空飛ぶ豚さんを切っ掛けにした幸せがオムニバスみたいな感じで二人の日々の中に
上手に組み込まれているような内容でした。

5

みんな、ふわふわ。

『飛ばねぇ豚は、ただの豚だ。』…では飛ぶ豚はなんぞや?と問われると『ちょっと幸せを運んでくれる豚』のようです。

いきなり可愛い豚たちが見開きページで飛んでいるのにビックリ( ̄▽ ̄;)

そして、その謎は最後まで説明されることなく話は章ごとに出てくるゲストたちを『ちょっと幸せ』にして進みます。

絵柄も話の筋も主人公たち2人の関係もふわふわ~な着地。

ところどころ引きの絵(ロング)が見づらい気もしますが肝心なコマでの表情は良いので気にならず、です。

読み返せば読み返すほど味わい深い感じでいつの間にか空飛ぶ豚の謎も気にならなくなりました(笑)

長谷川になつくチビ豚と3等身弱の小田母が可愛いすぎです。

いずれは食べちゃう豚に名前をつけるところは荒川弘さんの【銀の匙】を彷彿とさせて、少し切ないけど。


元ハルヒラさん、話も絵も以前と変わったと思います。
幅が広がったとればいいのかな…ファジー路線は嫌いじゃないです。

ただ…絵は…もともとカッチリ描き込むタイプの方ではないと思いますが、これ以上、簡素化されると私にはキツいかなぁ…と思っています。

5

幸せを呼ぶ空飛ぶ豚!?

元ハルヒラさん、以前の切ない系作品よりこうしたファンタジーものになってすごく良くなったというか、それはそれでいいのですが、何だか吹っ切れた感じがしてとても好感が持てます。
先月は虎でしたが、今月はブタです♪
しかも空飛んでます♪
でも、ブタが主人公ではありませんw
のんびりしたちょっとヘタレ気味で天然な養豚場の息子と、食肉センターの職員でツンデレヘタレの組み合わせが主人公。
彼等が出会った人々との関わりを通してちょっとずつ進展していく仲
という描写とともに、その関わった人々が豚によってちょっと幸せを得るという(多分)
すごくほのぼのしたお話です。

次太郎の家は養豚をしていて、子供の頃それでからかわれていたのですが、そんな彼と仲好くしてくれたのが長谷川。
其の当時からずっと次太郎は長谷川に片想いをして、次太郎は実家の養豚場で働き、長谷川はその豚肉を扱う食肉センターの職員になっている。
実は次太郎の家の豚は飛ぶのです!?
こうした空飛ぶ豚をつかった豚を食べると、幸せになれると言う。
ある日、長谷川が酔った勢いで豚が空を飛ぶ話をしたのを聞きつけたフリーライターが取材にやってくる。
次太郎の家の豚が空を飛ぶことは秘密なのです!

そんなライターや、その後は母親が入院して寂しい少年や、そして母親の喧嘩別れした幼馴染の幽霊などが登場して、
その中で、ちょっと彼等が幸せを得て行く過程の中で、次太郎と長谷川は友人から恋人へとステップアップしていくのでした。
それには、ひょっとして豚肉を使ったコロッケを食べる他に、長谷川に懐いて付いて行った子ブタのチビが、長谷川の本音を聞いて少し願いを叶えてくれたのかも?
それは具体的だったり、何か確証があるわけではないですが、そう考えると、なんだかそういう夢をみて信じたい気にもなるv

長谷川も本当は次太郎が好きなんだけど、彼からのきっかけと言葉を待ってるヘタレさん。
いざ好きって言われてビビってツンデレる姿が何故かかわいいのです。
その後も、触って欲しいと願うばかりで、いざとなるとヘタレツンデレを発動させてしまって、彼にとって豚は口実なのかもしれないな~
そして、その長谷川のヘタレツンデレを真に受けて、大人しく引き下がってしまうのが次太郎w
だから二人の進展はとってもゆっくりなのです♪

次太郎のおかあさんが、どこのキャラクターかと思うほどにデフォルメされた姿で、爆笑なのだが、子供の姿に帰ったその容姿はかわいい普通の女の子でした(笑)
豚を介したほっこりできる癒し系でした♪




4

Flying Piggies♡

もう、子豚が可愛い!!
それにつきる作品でした。

LOVE?ああ?そんなのもあったね?
……という感じに、主人公二人完全にかすみました。
次に存在感があっがのは、次太郎の母かも。

えーと、この作者の話はどれを読んでも
LOVEとか萌えというのとちょっと焦点がずれている感想。
動物はいつも可愛くて癒され、ちょっと不思議で、そしてヒューマンドラマ。
これもご多分に漏れず、そういう感じでした。

LOVE的には幼なじみが、お互い大好きなんだけれど
一歩踏み出せず……という話で、
可もなし不可もなしですが
とにかく、食肉用の養豚場の豚達が何故か当たり前に空を飛ぶ、
という設定がなんとも楽しかったです。
そしてこのタイトル、なにげにブラックじゃあありませんか?w

ああ、私も空飛ぶ豚に会いに行きたい!

そういえば、「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子豚」って映画がありましたね?

4

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