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表題作いとしいとしのお嫁さま

前殿陽介(次男・前殿家の後継者)
春流(弁当屋で働く青年)

同時収録作品いとしいとしのお嫁さま

前殿 帰一(長男・レストランオーナー)
春流(弁当屋で働く青年)

同時収録作品いとしいとしのお嫁さま

前殿 大虎(三男・大学生)
春流(弁当屋で働く青年)

その他の収録作品

  • 前殿家の夏
  • 前殿兄弟の秘密(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • 前殿家の秋〈電子限定収録〉

あらすじ

弁当屋で働く天涯孤独の春流、超金持ちのイケメン三兄弟から?求婚?される…!?
インテリ眼鏡の長男・帰一、明るく人懐っこい次男・陽介、タラシで強引な三男・大虎――
口説かれ触られキスされて、同居することになった春流はドキドキ?…だけど!?
「俺の想いはきっと迷惑をかける…」一途な想いを胸に秘めるお嫁男子の愛され物語?

(出版社より)

作品情報

作品名
いとしいとしのお嫁さま
著者
サガミワカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784799711590
3.3

(19)

(1)

萌々

(7)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
61
評価数
19
平均
3.3 / 5
神率
5.3%

レビュー投稿数4

障害の縦軸と横軸

表紙と紹介だけ見てテーマが3兄弟による受け(春流)の取り合いかな?と思ったけどそれだけでもないというかそーでもない部分の方が大きな作品でした。

そもそも次男の陽介と長男の帰一、三男の大虎では出会いのレベルが違うことを序盤に思い知る事になります。
陽介は最初からガチで春流を愛しちゃってるのですが、帰一や大虎の場合は「思い人を連れてこい」という父親への反抗という意味合いで春流を利用しようとしている。
そこで「連れてこい」と言われて連れてきた人が三人とも同じというのがあまりにもあほらしいのですが、それでも三人+祖父に気に入られて家に住み込むことになるのです。

結局なんだかんだ言って三人とも好きになってしまい(陽介への対抗心も否定できないが)キスしたりしてきますが、陽介の愛してるボルテージの方が明らかに上なのです。

でもそういう問題では越えられないのが春流がゲイであるが故の痛い経験とそれに巻き込むことによるリスクが大きすぎるが故の強烈なまでの身の引き方。
それに対して何でもないと陽介が言い張る事がさらにプレッシャーなのです。
そこから強く身を引きます。

結局どうなったか、見つかったのか・・・の落ちについてはあまりにもorzな気分になったので割愛します。
読んでみてください。あまりものまぬけな結末にorzになるでしょう。
ここだけはあまりにも春流はアホアホです。

3

茶鬼

こんにちは、眠れる森さま
コメントに気がつくの遅れてごめんなさい!!
華道の先生にボーゼンとしたですよねwww
そして、3000レビューにもきがついてませんでした@@;
ありがとうございました♪

皆に愛されて幸せなんだと思うよ♪

「イケメン3兄弟に男のお嫁さん!?」
ズバリの本の帯ですが、二人だとどちらも選べないわ~♪展開だったりですが、この場合明らかに二人はアテ馬に違いないとわかる表紙ですw
こうした場合のアテ馬の設定と展開が知りたくて購入した本(そこか!?)
外れたら目もあてられなかったのでしょうが、とりあえずセーフ♪

同じ日に、3人の男達からもらったメモが事の始まり。
主人公がそこへ出かけてみると、なんとその3人に嫁候補だとして親に紹介する席だった!
たまたま板長が帰宅してしまっていたために、皆のご飯を作り、それをきにいられたのをこれ幸いに、ライバルのはずの3兄弟が結託して、主人公を住み込みさせることに♪
身体は弱いが知的な長男、陽気で人好きのする次男、傲慢でヤリチンで独占欲の強い遊人の3男。
さて、主人公は一体どうする?

それぞれの兄弟の良いところを主人公が知るエピソードで進行しながら、本命は一体だれなのか?といった部分を潜ませた展開。
この場合、明らかに本命となる次男とは、他の二人とは出会いが違うのです。
そして明らかに最初から主人公が好意を抱いている。
決まってはいるものの、とりあえず兄弟で争いながら、主人公同士をくっつけ、しかしながら彼等に立ちふさがる障害を登場させて(登場するというより、最初からこれは立ちふさがっているもの)、本物の愛へ向かうという、上辺でないハピエンにもっていってるところは、物語に緩急をつけて、ただのドタバタコメディにならない、読み応えを与える構成に役立っています。
またそれがあるから、悪くないな、という評価になりました。

ただ、、、気になるのは・・・
母親が教わっている華道の先生が何やら曲者そうなのに、3兄弟の様子を知って「おもしろそう」ニヤリ、、だけで、もしかして引っ掻き回す何かになるのでは!?という期待を見事裏切ってそれだけでおわってしまったのが、拍子抜けかもしれないデス。
ひょっとして、次作への布石か?

2

眠れる森

自分も華道の先生は絶対なんかあると思ったんですけどねぇ・・・

あ、後追いになりますが通算3000レビューおめでとうございます。

お料理上手な受け様が選ぶ相手は?

華やかなイラストに惹かれて即買いしちゃった作品ですが、これは続きものなのか?
反響しだいで続く予定なのか?と読み終えての感想。
お弁当屋で働く受け様が、ひょんなことから知り合った三兄弟に口説かれるお話。
出会いの感じや、受け様が一目ぼれに近い形で知合った3兄弟の真ん中次男が本命だと
思うのですが、しゃっきりすっきり感がしない作品。
続編ならまぁ、出だしはこんなものだと思うしイラストも綺麗でいいのだけれど
これで終わりなら、かなり不満が残るかも。

三兄弟の長男は身体が弱くて、家の跡継ぎは次男みたいになってるけれど
この長男は攻め様と言うより受け様的な気がします。
そして遊び人で大学生の三男は、家に出入りしてる華道の先生とセフレ関係あり。
さらっと先生が出てくるけれど、続編を予定していないなら気になる存在ゆえに
逆に不要要素な人、結果的には次男と相思相愛になるのですが、長男はともかく
三男は諦めていないと言う設定でした。
受け様がはっきりした、三兄弟それぞれに対する態度を半端でしていない気がする。
うやむやなままに、三兄弟と同居続行することになるのですが、続編がでなければ
中立評価、続編が出る事前提なら萌え評価な作品でした。

1

それは可愛いお嫁さま♡ 切なく甘いシンデレラストーリー。

惜しい‼︎ とっても惜しい‼︎ おそらく、次男の嫁になるであろうと、冒頭で直ぐに分かってしまう。
読み進むにつれ、冒頭の突然の嫁宣言とは別に、この次男坊・陽介との出会い、前日譚がちゃんと描かれているので。長男と三男はそもそもお呼びじゃ無かったんだなぁー、っていうね。
私は、ちょっと寂しげな翳のある、美人の帰一さん贔屓なのだ。身体の弱い彼は長男でありながら、前殿家の後継者にはなれず、その任を次男に譲り、その事で兄弟仲が悪くなるような事は無く。
グループ会社のレストランのオーナーとして、真面目に働いている。彼にこそ、明るくて健気な春流のような恋人が寄り添ってくれたらなぁーと。思わずにいられない。
真面目で、およそ野心の無い帰一さんが、とても頑張って、春流を口説こうとしているのが可愛くて。勿論陽介に邪魔されてしまうのだが。彼らのその後まで描いていてはとても1巻に収まらないのは分かるんだけど、帰一さんには幸せになって欲しい!手近なところで、影のように寄り添う秘書の篁あたりが適任か。
三男の大虎も金持ちのワガママ息子のオレ様なのが、春流の素朴な優しさに触れて、自分を顧みる、というところまで描き切って欲しかった。謎に華道の若先生とセフレの関係なんだが、この先生も当て馬というほどの仕事をして行かない。フェードアウト。大虎はこの淫乱そうな先生と真面目な関係を築けるのか⁈ といったところ。
ドタバタラブコメかと思いきや、春流には自身がゲイであることで、社会的な生き辛さを感じていて。恋を受け容れられないという葛藤もあって。意外にシリアス展開なことに驚かされました。
卵焼きが好みの味で、っていう可愛い理由で、春流を見つける陽介が好きです。
ちょっとしたシンデレラを探せ!ストーリーにもなっていて。
こんな可愛いお嫁さまなら、きっとそのうちお父さまも認めてしまうんじゃないかな。(お母さまとお爺さまは認めてそうだ。)なんて、思えてくる。可愛いラブストーリーでした。

0

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