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ワンコスキーにはたまらないアホワンコ攻めが出てきて、ぬふふ。となりました。
ちょっと強引だだけど、ツンツン君にはどのぐらいの図々しいワンコがちょうどいい。
昼巻くんと宵越しさんという名前もいい。
そして、ここにも唐突にウサ耳とシッポが生えるという不思議話入ってます。
長い耳が一度折れて元の形状に戻る時の擬音がナイス。
レビューを見ていてずっと気になっていたのを
やっと購入しました。
ハルヒラ先生の本は初めて読ませていただいたのですが、
とってもかわいかったです。
表題作の、「逃げ道はこちら」が本当に可愛かったです。
受けがこんなに可愛いと思える作品に久々に出会いました。
攻めに対しての反応がものすごくときめきました。
逃げ道はこちらだけだったら神評価をつけるレベルです。
他の作品がつまらなかったわけではないのですが、
逃げ道ほど心にグッと来るものがなかったので今回は萌×2評価です。
イラストもとてもきれいで、読みやすくてとても幸せになれました!
表紙に惹かれ購入したのですが、
元ハルヒラさん、あの虎な日向さんの作者さんでしたか。
今回の表題作は、リーマンじんわり系でした。
ワンコな押せ押せな攻と押されちゃうちょっと疲れた感じの受。
この受の感じがよくでていて、良かったです。
昼巻は、転勤先で中学時代の初恋の相手、宵越と再会する。
あまりに嬉しくて、色々誘うものの、全く相手にされず、
ついには、同僚から「宵越に嫌われている」とまで言われてしまう。
ここで、ステキだったのは、昼巻は、宵越に少しでも好かれたいと
ちょっとずつちゃんとアプローチするんです。
そんな昼巻に対して、宵越は、中学時代からずっとからかわれていると
感じていたのですが、自分のことが好きでいたからの行動としり、
少しずつ心を開いていきます。
ただ、宵越の、押され弱い感じが面白い。
また、宵越の声を聞いたり、会ったりするときの
ワンコのような昼巻もかわいかったりします。
じわじわ系リーマンを読みたいときにお勧めです。
最初は切ない系の作家さんだったのに、改名してから本当!力が抜けて、いい意味でゆるくて脱力系の作品を描かれるようになりました。
今回の短編集も、まさにゆるゆる♪
表題なんかは、きっと普通だったらイラっとするかもしれない攻めの行動も、何か受けが流されているのと、攻めの憎めない性格で、何か許してしまえちゃう。
他の作品も、ほのぼのと、まるでハートが空気中にプカリプカリ浮いているようなw
中学時代、好きで構いすぎて泣かせてしまっていた同級生の宵越と、転職先で一緒になる昼巻。
明らかに自分を避けている宵越に、仕事なら話してくれることに気がついて、付箋メモのやりとりから始める。
いい感じと思ったのも束の間、貯められていたその付箋がゴミ箱に捨ててあるのを発見した昼巻は強硬手段に出るのです(笑)
と、まあそんな始まりで展開する執着男の押せ押せ物語。
受けとなる宵越、決して甘い顔を見せません。
逃げる逃げられないのか?と思いきや、顔を赤くしてみたり、気持ちは全く不明だけど、とにかく昼巻の押しに流されて、そして究極のほだされ受けwww
クーデレもここまでくると立派です♪
彼らは一体いくつの年齢設定なんでしょうね?
昼巻が執着ワンコで、とても若く見えるのに、宵越はまるで10歳くらい年上のオッサンに見えますw
でも、意外にメガネをはずすと可愛かったりして♪
【歩く男】恋人に押し倒されたとき、足がつってしまってエッチができなかった主人公。
それ以来、ひきこもりはよくないと歩くことにしました♪
【寂しすぎると死んでしまうの】同級生が密かに好きな主人公。
学校の帰り道、バニガールをガン見する彼に、うさ耳萌えがあるんだと、自分にも欲しいと願ったら、なんと彼に耳が生えてしまった!
とってもポジティブファンタジーなかわいいお話
【ぜんぶ愛して抱きしめて】お付き合いして三ヶ月。
彼氏の誕生日に何が欲しいと聞くと、自分が考えるベストなシチュエーションで主人公が欲しいという。
そして迎えたその日、彼氏の計画はことごとく失敗して・・・
めげない乙女な彼氏が何かかわいいぞwww
【スペシャルクッキング 】店の入口に料理教室の張り紙を見て、通うことにした営業マン。
そこの店主に一目惚れ。
話はかわいいのに、絵柄まですごくかわいいって感じでないので、ひょうひょうとした雰囲気が先立って、イヤミにならない可愛さが魅力の短編集でしたv
ワンコ系の攻めか小動物系の受けが活躍している作品集。
ライバルとか大きな事件とかはない、全体的にほのぼのした印象の1冊です。
■逃げ道はこちら
表題作。
中学時代から受けが好きで愛情表現としてちょっかい出してた攻めと、
それをいじめられてると感じていた受けが、
攻めの転職により同じ会社の同僚になる話。
再会を喜ぶワンコ系の無邪気な攻めと、いじめっ子との再会で敵視してくる受けとの対比が面白いです。
実は嫌われてる、ということに攻めが気づき、まずは仲良くなろうと、健気に昼食誘ったりいろいろアクションを起こすのがかわいい。
その内、過去の行いが好意からくるものだったと知った受けが、だんだんほだされてゴールインと。
一途だけど愛情表現の方向を間違ってた攻めが、焦ったり悩んだりしながら念願の相手を意中に収め、幸せいっぱいな感じでラブラブしてんのもほっこりしました~(v´∀`*)
■歩く男
両想いのカップルのとある日常を描いたほのぼのマンガ。
熟年カップルっぽい雰囲気が漂う作品で、ツボでした。
実は、この二人が一番好きだったかも。
スポーツマンタイプの短髪イケメンの大学生×低血圧っぽいものぐさな大学生。
久々にサークルの合宿から返ってきた攻めとイチャイチャしていたら途中で受けが足をつって断念……、運動しようよ、と言われて、仕方なしに歩いたりと、なんだかんだで攻めが大好きな受けの愛が見える話。
このカップルが萌えるのは、スポーツマン系の攻めがすっごい受けに優しく話しかけるのと、低血圧っぽい受けが滅多に赤面しないから。
広く分類すれば多分受けはツンデレキャラなんだろうが、デレの比重が極めて少ないのがとっても良いです!
「いろいろめんどくさーい。アイスたべたーい」といいつつも、このまま足をつり続けていたらエッチできなくて攻めに捨てられるかも…と思ってちょっとだけ頑張る受けがとってもカワイイ!
ほんと短い短編だったけど、すごい好きでした~~!ヾ(´∀`○)ノ♪
■寂しすぎると死んでしまうの
元ハルヒラさんお得意の、唐突アニマル変化モノ。
大型ワンコ系の無邪気な高校生×地味だけどちょっとカワイイ系の高校生。
二人は幼なじみでクラスも同じ仲良しさんですが、受けは密かに攻めが好きです。
学校帰りに繁華街でバニーちゃんのウサ耳した呼び込みのお姉さんを見かけて、攻めがちょっとロマンだよな、と言ったのをきき、俺もそんな風にみられたいと思いながら眠ったら、翌日、攻めの頭にウサギの耳が!!!というビックリ展開のお話。
この作家さんは、よくわかんないドリームな設定を脈絡なくぶっ込んでくるので、よく驚かされますが、今回はポムポムしたウサ耳がソーキュートでとってもツボでした!
まさか攻めの方に耳がはえるとは!!というギャップ萌えもよかったし、ちゃんとウサ耳として機能してて、受けの心臓の音とかもよく聞こえちゃうっていう設定もよかったですvv
■ぜんぶ愛して抱きしめて
付き合って3ヶ月の初々しいカップルが、初エッチのムードを高めるために、理想的なデートプランを立てて実行してみるのだが、いろいろ計画通りにいかなくて、張り切り過ぎてた攻めが拗ねたり、受けがなだめたりしながら愛を深める話。
ちょっと段取りの下手な攻めのカラ回りっぷりがイラっとしたが、受けはその一生懸命さが好きなんだなと思ってみてました。こういうカップルは実際にもよくいるよね。
■スペシャルクッキング
仕事の都合で人並みに料理できなきゃいけなくなったサラリーマン×料理教室の先生。
料理教室での出会いをきっかけに、お互いに片思いしてるけど告白はできないまま終わります。
なのでエロなし。
刺激は少ないけどほのぼのしてて、ほっとなるようなラブコメが読みたい時にオススメな1冊。
《個人的 好感度》
★★★★・ :ストーリー
★★・・・ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★★★・ :設定/シチュ
★★★・・ :構成