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あじみね朔生先生の作品はとっても久しぶりです。
たぶん、半熟オレンジ以来です。
やっぱり、素敵な内容でした!
なんだか、小説を読んでるような感覚なんですよねー。
決して、文字が多すぎるとかじゃなくて……小説読むときって頭の中でシチュエーションとか描いたりするじゃないですか?
……しますよね?そんな感じです。
こんなんじゃ、伝わらないよなー(^-^;
裏表紙にもなっている、カラーイラストのオリヴィエがとっても可愛いんですが、ワンピースなのにとっても男らしい!
ウェディング姿のオリヴィエもヤバイくらい可愛い!(あとがきイラスト)
年齢不詳!ノーマ様のお話も良かったです(*^^*)
こう言う設定、萌えますよね~。
神子とか祀事とか精霊と戯れて病を治したり予見したり。
ノーマ様、お美しすぎる!
軍服にオカッパ、これだけで御飯何杯でもイケるワタクシにとって、この作品はまさにパラダイス♪
絵を眺めてるだけで幸せw
勿論お話も面白く、充分堪能させて頂きました!!
―以下ネタバレ有りです―
皇家の血を引きながら祖父が企てた謀反の罪で、皇家の称号を剥奪されたラウル(攻)
そんなラウルの監視役として、彼に仕えるオリヴィエ(受)
近隣国との争いも収束を迎え、仮初めの平和が戻りつつあったある日…。
かつて謀反を企てた残党が、ラウルと接触を謀っているとの噂が流れ始めます。
ラウルを信じたいオリヴィエ、しかし頻繁に宿舎を抜け出すようになったラウルを心配し、彼を尾行するが、怪しい人物と接触している現場を目撃してしまい不安になる。
そしてとうとう公安に拘束されてしまうラウル。
―ラウルを失うかもしれない―
その時になって初めて、自分の気持ちに気が付いたオリヴィエのとった行動は―!?
3話は、ガラリとお話のイメージが変わり、
ラウルの里帰り(婚前旅行)編になります。
小姑(ラウルの妹)に邪魔されて、なかなか二人っきりになれず、少しご機嫌ナナメなオリヴィエ。
何とか二人だけで、ピクニックに出掛ける事ができたものの、湖のほとりを散策していたオリヴィエが、誤って落ちてしまい― !? (お約束♪)
4話
今度はオリヴィエの里帰り編♪
このお話の主役は何といっても母・アンジェリカです!
懐かしの縦ロールが素敵w
小姓のフランジールがまた可愛いの何のって…癒やされました。
同時収録作
【恋ひわたる】
前述の方々同様、「ノーマ様の年齢は!?」←この一言に尽きます(笑)
前髪パッツンの受けって良いですわねw
あらすじを見て「どっちがオリヴィエ?」と思っていたので、
黒髪パッツンの方がオリヴィエで「こっちか!」という感じでした。
絵の感じだと銀髪(ラウル)の方がかしづいているように見えたし。
ラウルの方が上官でもあり、元王族でもありという関係だけど、
逆に謀反人の累系であるがゆえにオリヴィエの方がラウルを監視する立場でもある。
なんだろうこの複雑な上下関係。
だからこそお互いがお互いのことどう思っているかについては忌憚なくストレートに言える(副官が隊長に「そばにいろ!」って命令してもいい)し、思いが伝われば身を張って守れてしまう。
そしてオリヴィエはラウルのやる事についていちいち気になる所も。
二人の思いが通じ合う次の段階に「お互いのおたく拝見」なストーリーを2つ並べてきたのがありそうで新鮮。変に当て馬とか作ってしまいたくなるんですけどねぇ。
この話があったからこの二人はどうやってこんな人になったのかが分かってなんか深くなった感じがします。
今後周りが「信じあえる友人」位に思っている二人の関係が恋愛関係ってわかったら大丈夫かな?って思いますが。
まさに美人攻め×美人受けなのですが、気が抜けるシーンやパニックになるシーンではいるミニキャラも可愛く、まさに萌え萌えです。
あと二人がちっちゃいころに実はあってた、という描き下ろしも。
ぐおおっと湧き立つほどではないのですが、いいおはなしでした。
表紙もとっても素敵だけど、中を開けたら幼き二人のカラーイラスト~
なんてラブリーなんでしょうね、受け様のツンデレ具合が一目で分かるのも最高!
表題+恋ひわたるの2編と番外編が入った素敵な1冊。
絵柄の素敵さはもちろん、ツンデレ受け様と健気な男前攻め様とのラブは甘さも
切なさも感じる極上テイストです。
内容的には反逆者の家柄の攻め様に受け様が副官として攻め様の素行調査の任務を
内密で受けながらも、互いに惹かれあっている展開で、後半は攻め様の里帰りに
受け様を同行しての、シスコンぶりを見せつける内容や、今度は受け様の家で
受け様が愛されて育った事がわかるエピソード満載で受け様の母上最高なんてお話。
恋ひわたるは、主従もので歳の差もので攻め様の一途さが切ないけれど、
それを受け止める受け様の清純なのか妖艶なのか年齢不詳の受け様とのラブ。
この受け様の年齢が凄く気になる(笑)
結果的には、お互いに好きで、大事に思ってて
そんな二人を描いた作中は、ほのぼのだったかなぁと
思うのです(*´∀`*)
背景には、過去にはいろいろ重たいところもありそうなのですが
日常の一編をかいつまんで読んだような。
そんな雑感でした。
最後の母上とのアレコレが可愛かった。
恥ずかしがる姿をみると、なんだかあえてやらせてみたいとか。
攻さん是非!是非日常のひとコマに・・はぁはぁ
世界観含め~、好きなひとは好きかなという作品。
ガツンともう一味あればもっとよかったかなと、私は思ってみたりするのですが
後半もうひとつ読み切り。
結局年齢いくつなのよww
年下攻はいまや高確立で当たりますが、超年の差
超年下攻ってのはどうなのよwwと思わずトキメイタ。
相手が好きでしかたない。そんなBL大好きです。