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いや〜めーっちゃくちゃ萌えました。
俺様攻めが甘く変化していく様子に萌えた!
ずーっと受け視点なので攻めの気持ちがわかりにくいんです。
だけど、もしかしたら??と思ってたところが、読み進めるうちにやっぱりそうだったのね!となり、最後の攻めによる独白では予想以上に一途で必死だったのがわかってもうたまらん。
そして、この時攻めはこんな態度を取ってたけど本当は気持ちを抑えるのが大変だったんですね!!とか突っ込みながらの再読は楽しい。
主人公は身に覚えのないセクハラ疑惑で法曹界を追放された受け。
長年の夢であった弁護士への道が閉ざされかけ、なんとしても推薦人を得る必要があるために、「父親に背いて自堕落な生活を送る二世弁護士を説得し、父親の元へ戻す」という任務を背負い、攻め宅へ家政婦として送り込まれます。
攻めに対する第一印象は最悪なんですよ。
受けを「父親の犬」呼ばわりし、追い返そうとする。
その様子に噂通りのわがままで俺様な男だと受けは思うも、なんとしても推薦人が必要なので心の中で「このチンチラオヤジがっ!!」と罵倒しつつもグッと耐え忍ぶ。
「チンチラオヤジ」というのは「チンチンをチラチラ」の略で、攻めは家の中で着物で過ごすんだけど下着履いてないから、立派なブツがチラチラしてるんですね。
なんなの?そのセクハラ……って正直思うの。
だって、実は受けに対して幼い頃に一目惚れ、大学での再会時にも一目惚れしていた攻め。
名前もわからずそれっきり会えず長年想いを募らせていた相手との運命の再会だっていうのに、なぜチンをアピる?!
(そこは鳥谷さんならではの変態さん成分なんでしょうね。)
オレ様でボンボンな自堕落弁護士かと思いきや、実は青臭いほどの正義感の持ち主で真っ当に育ったお坊っちゃまというところが良かったけど、私は庭にせっせとジャスミンを植えてたってところが最っ高に良かったなぁ。
初めて受けと出会った幼い日、辺り一面ジャスミンが花盛りだったということから、庭をジャスミンだらけにして、ジャスミンを眺めながら名も知らぬ、二度と会えぬ受けへの想いに焦がれて絵を描くとか、私そういうクサいエピソードが死ぬほど大っっっ好きなんですよねー。(絵心がある男というところも高ポイント)
ただのチンチラしまくり男かと思いきやめっっちゃ純情ロマンチストじゃん!!と。
それといいなと思ったのは、真面目堅物で「死ぬほどつまんない男」と言われ続けてきた受けが、攻めから「お前は本当に面白い お前といると退屈しなくていい」と言われて救われた気持ちになるところ。
読む前はあんまり期待していなかったんですよね、正直。
なんだかんだ理由つけられて受けが抱かれまくりな話くらいにしか思ってなかったんだけど、あらすじの「俺を満足させたら条件を飲んでやる」という滅茶苦茶な命令をする攻めの真の姿がとにかくめっちゃツボだったのと、これからひたすら溺愛されまくりな将来しか見えてこないという攻めが好きなので、おまけして神です。
チンチラボサボサ自堕落な男が実は正義の味方のスーパー攻め様でしたね。
今回も均整のとれた彫刻のような体と美貌の攻めと、母親讓りの美貌の受けのお話です。
色々ありましたが最後に衝撃の事実が!
それまでは類が遠宮に振り回され果たされない契約で肉体関係を持ち、優しくなった遠宮に引かれていき、何かと意地悪な有馬に嫉妬し初恋を自覚する展開で長かったです。一体どうやってくっつくの?遠宮と有馬はどんな関係なの?と。
しかし遠宮は子供の頃の類に一目惚れし、ずっと忘れられず大学で偶然会ってまたもや一目惚れし、必死で行方を探すも見つからず、それがなんと父親の犬としてやってきたんですね。
本当はどうやって類を手に入れようかとしていたり、有馬も遠宮とくっつけようとわざと嫉妬を煽るような言動をしていたりと。
いや、全然わかりませんでした!
種明かしが終わったらプロポーズして濃密エッチと、類を追い出した敵に仕返しと、二人で一緒に弁護士事務所を開くため遠宮父に挨拶に行くところでおしまいです。
チンチラエロオヤジがじつはまだ正義の弁護士だったり、類を好きだったり、有馬はただの友人だったり。そこまでが長かった。エッチは多かったですし二人の関係も甘くはなっていくのですが、ずっと体だけとか有馬の身代わりとか類が切なかったので早く種明かしをしてほしかったです。
せっかくの運命の相手だったんですから!
タイミングとしては正しいのでしょうが、すれ違いが長いのが苦手なので。
あと、タイトルはちょっと意味深すぎて内容にそぐわない気が。
ちるちるのプレイの選択に"'"ち◯び攻め"'"にチェックして検索したらこの作品が出てきました。
"'"ちくび攻め"'"って最中の忙しい中(笑)、そこも攻めてあげるんだ!優しいし、サービス満点ねーと思って好きなのですが、クリップやピアスも"'"ち◯び攻め"'"なんですよね。
他のエロはだいぶ耐久性が出てきたのに、"'"ち◯び攻め"'"に関してはクリップもピアスも嫌。
でも、本作は鳥谷しず先生。
絶対にウケちゃんをこよなく愛する変態紳士攻さんが出てくるはずなので、クリップはギリ出てくるだろうけど、ピアスは絶対にない!と思って借りたらその通り。愛あるシーンが毎回出てきて良かった!
"'"ち◯び攻め"'"とチェックを入れて探し出して読んでも作中にちょっととしか出てこない事多いんですよねー。
本格"'"ち◯び攻め"'"をお望みの方はまだまだ生温いかもしれませんが 、ホント、人の好みって千差万別だなーと自分の事なのにしみじみしてしまいました。
えψ(`∇´)ψ?肝心のストーリーは?
フフフ、いつもの鳥谷節、変態チックな攻め様出てきますが、最初の格好でやや露出してるくらいですのでウケちゃんが溺愛されてますのでご安心してお読みください。
電子書籍で読了。挿絵有り。
「契約に咲く花は」がツボにはまったので、鳥谷さんの本を少し読んでみようかな、と。
いやー、私、この方がとても好みのようです。
ヤメ検弁護士になるつもりだった佐原は、やってもいないセクハラの嫌疑をかけられ検事を辞職します。悪い噂を立てられたせいで、弁護士になるために必要な推薦人が見つからない中、大手弁護士事務所の遠宮眞治から成功したら推薦してもらう約束で、遠宮の法律事務所から独立した末息子、眞史の家にハウスキーパーとして入り、戻ってくるよう説得する仕事を引き受けます。
行って見れば、家はゴミ屋敷。だらしなく和服を着流した眞史はその合わせ目から局部がチラチラ見えるような自堕落ぶり(付けたあだ名が『チンチラオヤジ』)。おまけにどう見てもその筋の人に見える有馬という友人と一緒に、佐原をいびり倒そうとします。何としても推薦人を見つけなければならない佐原は、眞史の嫌がらせにも耐え、依頼に応えようとするのですが、ある日、夜の街に遊びに行こうとする眞史を引き留めると「俺の相手をするなら、お前の言う通りにしてやってもいいぞ」と取引を求められて……
お話自体は分類すると『執着もの』なのかも知れません。
そんでもって確かに『エロエロ』なんですけれど(とにかくやってる。暇があればやってる)。
執着でエロエロだと、どうしてもある種の暗さが付いて来るお話が多い中で、何か可笑しいのです。とぼけているのです。
そして、ほんのりあったかい。
『好きな作家』が増えました。
鳥谷先生作品を読むのはこれが二作目。
文体にクセがなく、読みやすい作家さんだと思っています^^
このお話は俺様金持ち弁護士×冤罪でどうにか弁護士になりたい受け
という2人ですが、この攻めが執着攻めで曲者です。
執着してるけど俺様で不器用なので序盤は受けにキツくあたります。
話がすすむにつれて態度が軟化していきますが、
全て読み終わった今、攻め様不器用にも程があるんじゃ?!と感じてしまいました(^_^;)
そして他の方も沢山書かれていますが、
攻め様は家の中では着物+ノーパンなので
大きなイチモツをチラチラ見せてくることから受けは攻めのことを「チンチラオヤジ」と揶揄します。
私の中で攻めは「チンチラ俺様攻め」でイメージが固まってしまい、正直あまり攻めを好きになれなかったかなあー。
(攻めのいいところも沢山でてくるのですが!)
一方受けは普通の人で、共感できるタイプだと思います。
ルビー文庫さんでスラスラ読めて、
読んでいる最中は楽しく読めました(o´∀`o)
が、読後の余韻みたいなものはなかったのでこの評価です。
俺様攻めがお好きな姐様方にはオススメです。
イラストレーターさんには申し訳ないですが、
絵柄があまり好みではありませんでした。
古い絵柄の様に感じてしまい、、、
電子書籍で購入し、挿絵を見ずに読み進める選択ができたのでよかったです。
辛口すいません!