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「Only mine」「溶ける」などが良かったのでこちらもポチリ。
以下3つの作品が収録されています:
①表題作(3話分+描き下ろし):
近所の幼馴染同士で【受けより小柄で子供っぽい高校3年生x9歳上のイケメンリーマン】、タイトルの意味は「追い越す」。
あ~はいはい、大学受かったら~っていうパターンね、あれ?加東さんなのに唐突じゃないぞ?と思ってたら、なんと!テンプレ通りじゃない…ですと…?
これは意外!
明らかに両想いなのは読者にバレバレなので、そこまでは何の問題もなく読めました。
攻めが○○までキスしないって決めてるのも健気!
それなのに同僚に嫉妬して…あぁあああ そうかここでいつもの加東さん展開かぁあああ(落胆
キスしない決心はするのに、そっちはサッサとしちゃうんだ?w
それにアウティングかぁ~…とは思ったけど、まぁソコはそれ、受けの男前っぷりが印象に残った良い展開でした。
あ!特筆すべきは(ロッキーさんの「きみが終着駅」もそうなんですが)飲んでる時の動くノド仏が拝めます!
②(3ページ目の中扉+2話分):
黒髪の同級同士で【短髪メガネ、地元の友人x新卒リーマン】、しかも三角関係。
2012年の絵柄なので…はぁあああ 攻めがぁ!美しいぃいい(落ち着け
これだけでもう☆プラス確定。
ほんっとーーーに読んで良かった!
策士と絡めたタイトルも秀逸~
同僚くんの行動は明らかに社会人としてはガチストーカー並みにアレやろw と思ったんですが(しかも家(イエ)電w)、そこはまぁ加東さんなので甘々評価ですw
バッチバチの三角関係をお求めの人にオススメ。
③(短編):
黒髪の同僚同士で【オールバックイケメン22歳x疲れた感じのイケオジ】。
これだけちょっと前の絵柄だからか、目の描き方が珍しいかも!攻めのは切れ長、受けのはどん~よりしてます。
これも良かった~~~!!
本作の描き下ろしぐらいの頃(2013年)から現在にかけての絵柄が好きで、本作の連載時(2011~12年)はちょっとところどころパースの○れが気になるんですが…でもやはり決めるとこは ばしーっ!と美しい…!
トータルで大満足です!
中編2作品と短編1作品収録。
「オーバーテイク」
成績不振の年下の幼馴染・賢吾の家庭教師を引き受ける図書館勤務の史也。
賢吾は史也に追いつきたかったという。
それ以上にどこか熱い視線を感じる史也だが…
この賢吾くん、自分に自信がないのかな。きちんと言葉にせずに史也に無理をする。
追いつきたい、それだけで背伸びをしたり落ち込んだりする恋心。
でも史也だって。
…というお話。
絵がとても美麗。逆にストーリーに勝ってしまってますね。
「くものあみ」
高校の同級生・黒田がずっと好きな新人リーマンの伊勢。仕事に今一つ馴染めず、衝動的に休みを取って地元に帰る。
だが、久々に会えた黒田は赤ちゃんを抱いていて…
伊勢の職場の先輩も思わせぶりなんだけど、あっけなくまとまります。
ストーリーとしては多分色々未熟なのかもだけど、私は面白かった。
私は加東セツコ先生の魅力って曖昧な部分にあると思ってるんだけど、この物語は珍しくストレートな感じ。
黒田が余裕過ぎるのがちょっと憎たらしいわ。
「ミミック」
若いのに大人の息子がいるシングルファーザーの及川。
息子と同い年の部下・里見は、息子がいない日と知っていきなり及川に…!
…はいいんだけど、とにかく短いお話なので及川が言う里見の「本性」がわからない。真面目なフリして強引ってこと?
「擬態」というからには、里見にもっと焦点を当てて欲しかったかもしれない。でもこの寸止め具合が加東セツコ先生の良いところだとも思ってるから…
また、及川はくたびれ感はあるけど里見との年の差があまり見えない。絵の美麗さが邪魔しているのかな。
私は基本的に、加東先生の作品は長い方が好きなのですが、今回のコミックはちょっと違いました。表題作から3:2:1の長さだったのですが、一番最後の「ミミック」が自分のツボでした。萌2はすべてこの24ページへの評価です。
部下×上司なんですが、この部下のしたたかなこと!
残業をして近づくのを虎視眈々を狙うのはまだしも、自分と同い年22歳の息子がいると分かってからも、引くどころか息子の不在につけこんで迫るとか、若いのになかなかやるなおぬし!って感激しました。ライオンみたいな容姿も好みでした。上司がまた付け込みたくなるタイプでしたし、ラストの構図も素敵でした。
加東セツコ先生の端正な絵柄は時に、不思議な緊張感を伴います。
その不思議な緊張感に包まれた、身近な生活感のあるオムニバスです。
全てキレイな感じでふわぁーっと終わるショートショートなのですが。
「くものあみ」だけは足りない、足りな過ぎるんですよ‼︎
伊勢が可愛いのもあるけど。も少しそこに浸っていたかったかな。と、言うか、わざわざ実家まで追いかけて来た戸川さんの気持ち‼︎戸川さんはオトナだから「やれやれ。オレは当て馬かよ!(世話のやける)」と、おそらく感じているでしょう。(表情だけで感じさせる、加東先生さすがです。)黙ってお帰りになりましたが。何、黒田、余裕ぶっこいてんのよ‼︎マジヤバかったんだからね‼︎って、黒田にゲンコツですよ。全く。ちょっとSだし。ムカつく。
伊勢は戸川さんと付き合ってドロドロに甘やかされた方が幸せなんだよ!バーカバーカ!と言ってやりたいです。笑。
表題作は、子供の時から憧れていた史也さんに追いつきたくて必死な、大学生になっても子供な賢吾が可愛くて。図書館で働いている、史也さんは自分では気付いてないみたい。そのだだ漏れの色っぽさに。多分仕事柄、地味なスーツを着ているんだと思うんだけど。
多分絵の様に美しいんだと思われ。
賢吾は勝手に同僚の相葉さんを史也さんの彼氏かも?と誤解しますが。あながち誤解でも無かったような妄想をしてしまいたくなります。相葉さんだって満更でもない気がしますし。そのくらい史也さんは色っぽいんです。
妄想で補うのも大変なので、いつか続きを描いて欲しいと思わせる、そんな物語集です。
多分、大半の本は読んでいると思うのに、ほとんどレビューしていない加東さん。
表紙の絵とか、タイトルに惹かれて買ってはみるんだけど、どうも、微妙に感想が書きにくいというか、、、
ここが好き!とか、ここがよかった!とか、こう、前のめりな読後感があるか、これはいやだとか、そんな拒否感が残ったりすると、感想も書きやすいんだけど、、、
この本には、3作品収録されているが、どの攻めも微妙に好きになれない。
ビジュアルは悪くないんだけど、なんかずるいっていうか、人として卑怯っていうか、無自覚な性格の悪さを感じちゃうっていうか、なんか、もやもやしちゃう。
とりあえず、着衣のままセックスする攻めは好きじゃない。
