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標準語チャラ男攻×関西弁ツンデレ受のキャンパスラブ!
相撲BL!?と聞いて全く想像が付かなかったんですが、
受けの泉田くんがおばあちゃんの影響で相撲好き、大学生となり念願の相撲部で切磋琢磨!
攻めの方は相撲のことはほとんど知らず、褌姿にまさかの鼻血ぶー!!
そんな漫画みたいな!と笑ってしまいました。
相撲部分は本格的な先輩もいつつ、泉田くんは細マッチョなので、いいとこ取りで読めました!
攻めの真木の一目惚れから始まりテンポ良く、好きだ!いやや!を繰り返し、泉田くんが絆されてくのが楽しくて可愛かったです!
押せ押せの真木も本当に嫌なことはしない、泉田くんを良く見て、相撲部の皆とも馴染んでく様子も読んでて気もちが良かった!
ツンデレな泉田くんがやっとやっと心を開いて体も許してくれたのは……
可愛すぎて感無量!!!
久我先生の攻めはほんわかしてながら、ここぞでは譲らない強さがあるとこ大好きです!!
キュンと爽快感たっぷりでした!!
先日の新書館さんセールで一気買いした、久我先生の未読本。
この「恋の押し出し」からワクワクと読みはじめましたが、
もーーーおっかしくて楽しくて、そして想像以上にえちえちで
満足度大・大・大!の一冊でした✨
ちょうど先日大相撲も始まり、見られる時にはテレビで観戦を楽しんでいますが、
そんな自分にピッタリの内容。
吹き出したりキュンとなったりしながら、終始楽しく拝読しました。
この興奮と感謝の気持ちを、もう先生御本人にお伝えすることは
叶わないのだな、、と思うと切なさが込み上げますが;
本を開けば、そこに先生がいらっしゃる。
そんな気持ちで、未読の本も既読の本も噛み締めて読んでいきたいです。
さて、学生相撲をする細マッチョ受けと、ワンコみ溢れる同級生攻めとの
ラブコメのこちら。
攻め視点の本編の他、受け視点の書き下ろしと
”その後の話”、社会人になった二人の小話が巻末に収録されています。
タイトルもですが、書き下ろしも「恋の上手投げ」「恋の送り出し」と
決まり手の名称になっているのが良い〜!・:*+.
先生の相撲愛が伝わってきます☺︎
合コンで、相手の女の子たちではなく
”タイプすぎる見た目”の泉田(受け)に一目惚れ、
告ってきた上にストーカーの如く泉田の所属する相撲部の稽古場に来たあげく、
泉田のまわし姿を見て興奮→鼻血を出してぶっ倒れる…
そんな「鼻血攻め」真木視点はとにかく
真木の一途健気な思いと空回りっぷりがおかしく、
ゲラゲラ笑いながら読みました。ꉂ(๑˃▽˂๑)
好きな人の前で2回も倒れて、カッコ悪いわ...と
しょんぼりしている真木の描写は、
叱られてしょぼん...としているうちのワンコ(リアル犬です)を
彷彿とさせて憎めない...!
まさに「押し出し」のごとく、押して押して押して押しまくり、
絆されつつあるもまだ気持ちの固まっていない泉田を
体・快楽からオトす!という真木の無作戦の(笑)一本木な技、
存分に楽しみました。
で!
個人的に攻め視点の本編より萌えに萌えて悶えたのが、
受け視点の書き下ろしです。
寡黙で不器用な泉田が、それでもなんとか懸命に
言葉で態度で「俺も好きや」と伝えようと奮闘する姿、
そして可愛らしい嫉妬などもぜーーーーーんぶまるっと、
共感できてしまう。
えっちの際に「したいこと、して欲しいことなんでも言って」と
真木に言われてからの、あの返事!!!!!!
ナチュラルな殺し文句が破壊力ありすぎて、
真っ赤になる真木の姿が目に浮かびました。頬が勝手に緩んじゃう...(*´艸`)
二人を囲む脇キャラたち、相撲部のメンバーも皆
良い人たちばかりで和みました。
「恋」と聞いて「鯉」を連想、「おまえ今釣りにハマってるんか」と
ズレたことを言っちゃう先輩方、愛おしいよ〜!笑
何人か、腹の立つ女子が出てくるところに
やきもきしましたが、特に後半、真木がバッサリとやり返してくれて
スカッとしました。
さらに最高だったのは、書き下ろしで”二人のその後”、
社会人生活2年目の様子を知れたこと!
これから始まる”愛の巣”探し、二人の同棲生活は一体
どんなものになるのかな...と、
楽しい妄想が膨らみます。
ああ、今日も相撲が見たい〜!と興奮し(琴櫻ー!!)、
恋っていいな... としみじみもして、甘い読後感に浸れる一冊。
久我先生、最高の”相撲BL”を、ありがとうございます✨
最近、掴みはOKな話によく出会い、思わず声を出して笑ってしまうとかいうことも度々あるのですが、この本も冒頭から持ってかれました☆
ザ・一目ぼれ!
久我作品ならではの舞台が関西で、主人公以外は関西弁です。
合コンに参加した真木が一目惚れしたのは大学の「緑の孤島」と呼ばれる理系の学部から来た泉田という男子学生!
この一目ぼれのシーンから入るのですがそれがまた、面白くて♪
こんなに好みの顔をこの世に生みだしてくれた見知らぬお母さんありがとう!とか(爆)
真木は別にゲイってわけじゃないのに、合コンの女性そっちのけで友人の幹事に泉田の事を根掘り葉掘り聞いて、思わず告白までしちゃう!で、速攻振られる。(当然w)
でもここからがまたビックリで♪
泉田を追い掛けて緑の孤島まで会いに出かけて、そこで見た泉田は何と!相撲部!!
(でもいかにも、な体型じゃなくて細マッチョですから)
まわし姿に鼻血ボタボタ~しかも倒れて気を失っちゃうから、もう爆笑v
お話としては、真木が一途に諦めないで2回も振られながらも、
一見チャラそうな外見に反して、とても誠実で人の懐に入るのが上手くて、素直で真面目で気遣いができてと、そんな人柄にいつの間にか泉田は彼を見直して仲良くなっていた、そして特別な気持ちになっていた、という展開ではあります。
面白いだけでなくて、ほんとうに真木の人柄がこれまたいいんですよ♪
泉田狙いだから相撲部に来て、印象を良くするために部員のご機嫌をとっているわけじゃない。
ちゃんと知らない相撲の事を勉強したりしてそれは泉田がやってるから興味がわくというまっとうな動機だし、
あまり頻繁に行くと迷惑だろうから、バイトや勉強を休まず、時間がある時に行くとかケジメがきちんとつけられるところが、それをさらっと自然にやってのけて、ただ好き好き好きー!で押してるだけじゃない部分が好青年なんですね。
だから、泉田が真木を見直して、コイツ悪い奴じゃないって思えるその姿がとても自然で。
最後、気持ちを自覚するのは無自覚の嫉妬から(お約束?)
キスからエッチのなだれ込みも、普通だと早急感や詰め込みと思いそうな怒涛な流れとは感じずに、真木の辛抱たまらん&善は急げ(?)な、切羽つまってるのに気持ちいいことで流していくから、自然に感じました。
相撲部で受けって身体の負担ってキツくないかな?と思うけど、また割とかするし柔軟性はあるし向いてるのかな?とか思ったりw
爽やかで気持ちよい学生モノのお話は、カキネさんのイラストもパッチリで萌え萌えしちゃいましたv
【恋の上手投げ】
視点変わって、泉田です。
結構性には淡白だったはずなのに、エッチがしたくてたまらない泉田というのがツボなお話です!
ここで、初めて真木が泉田の家に行くのですが、祖父母や両親、妹にも気に入られて、ほんとうに人の懐に入るのが上手い人だなと人柄の良さを実感します。
が、その後真木を好きだというバイト先の女の子が登場するのですが、これが超超嫌なタイプですよ!自分勝手でわがままで、裏表のある子。
でも真木が男前でバッサリ!
この話では、本編ではやっと気持ちを自覚手前までな感じでエッチしちゃったくらいだったのが、泉田が本当に真木が大好きになっている部分が見られて、相撲部員なのにかわいいというギャップを感じましたw
そして、何とあとがきの後にさらにオマケのショートまで♪
社会人になった二人の様子が描かれていました。
いつもの久我作品よりはライト目な感じがするのですが、それでも真木さまさまでしょうか?すごく気持ちのよい話でキュンさせてもらいました。
久我さんの小説は、何を書いていても大体ボケとツッコミの役割分担があり、テンポ良い会話が小気味よいです。
といってもバラエティ等からイメージしがちなコッテコテな関西の雰囲気はなく、京の雅も江戸の粋もどちらも感じさせる間口の広さが、読みやすい要因かなと思います。
今回は一般大学生のカップルなので、芸人シリーズのような飄々とした味は薄く、若さ溢れる青春ラブコメに仕上がってます。
でも漫才テイストは健在で、どつかれて発する声が「おぐふ」だったり、
手が出ても不快でないコミカルな表現がやっぱ良いな~と思います☆
関西の大学に通う東京の田舎出身の真木が、
好みどストライクの同級生・泉田に合コンで一目惚れ。
後日、相撲部で廻し姿の泉田を見て鼻血→失神w
告白して即フラれるが、相撲部見学は許されたことから
健気に気長にアタックし続け…という話です。
クールな泉田(受)。
相撲部といってもあんこ型ではなく長身の細マッチョで、卒業までは学業や鍛錬優先で恋愛はしないと決めている硬派男子です。
この泉田が、一見チャラい真木(攻)に惚れていく様子が説得力あってよかった。
バイトや学業を優先した上で相撲部を見学したり、
好意を示すのも泉田の迷惑にならないよう気を配っている真木。
真木視点の話だけど、彼のただのワンコじゃない思慮深さや優しさに泉田が惹かれてるな~ってことが十分伝わってくる展開でした。
初Hシーンは、二人が会話してるんだけどそれぞれ勝手に暴走していてw
二人とも同じくらい興奮していることが伝わってきて良かったです。
でも、「淫水」とか淫靡な言い回しは
確かにこの二人の爽やかな雰囲気からすると浮いてるかもですね。
相撲BLって珍しいので、読む前はもっとガチで力士みたいな体格の良い受や、相撲を始めた深い理由を期待していたのですが、これはこれでサラッと読めて楽しかった。
後半の泉田視点の【恋の上手投げ】、
巻末の【恋の送り出し】(社会人編)など
くっついた後のラブラブも存分に見られて大満足な作品でした♪
東京(でも田舎)出身で関西の大学に通っている一見チャラ男の真木君が、合コンで一目惚れした理系で相撲部(でも細マッチョ)の男の子泉田に、恋のがぶり寄りで寄り切っちゃうお話。
主人公どちらの子も、久我作品らしい真っ当さで、作品内季節は秋から冬のお話なのに、読んでいる気分はとっても爽やか。
真木は真っ正面から「好きだーっ」ってぶつかっていって、でもそれがけして自己中じゃなくて、引き際や常識をちゃんとわきまえた上でのところとか、
泉田も、男に告白されるなんて青天の霹靂だから、当然のように拒否はするけど、真木の人となりの良さは良さとしてちゃんと認められる素直なところとか、
捻くれたところのない、こんな二人なので、ちゃんと想いが通じ合っていきなりエチになだれ込んでも、素直な盛り上がりで微笑ましい。
後書きの後の社会人編も、このまま添い遂げて欲しいって、気持ちよく祝福したくなる。
ただ、やっぱり私も、淫水や劣情はちょっといただけないに1票かな。