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イケメン・美人祭りなのに!
萌え切れないとは…。
「男同士の恋愛には先がない」
だから重くなる前に別れを繰り返して来たリーマンの一樹。
ある日、女子社員たちの話を耳にして、「レンタル彼氏」を頼んでみたところ…。
売り専ボーイくんを頼めばいいのに、レンタル彼氏を頼んでしまう辺り。
性的な接触は禁止されていると拒む大地を、半ば強引にベッドに引っ張り込みますよ。
途中まではいい感じです。
最初にからだの関係になったものの、大地が用意した「ちゃんとしたおうちデート」グッズで何となく距離が近付いていくのが良いです。
ただ距離が近付くエピソードが若干少なめなので、その後の流れが信用できない速さに感じてしまいます。
元カレからのメールに、もしや執着して待ち伏せしてた元カレとの一悶着を大地が目撃しちゃう!?とうきうきしたのも束の間、何もなく。
指名No.1とのデート中に鉢合わせてしまうところも、No.1がスマート過ぎて…。だからNo.1なのか。でもNo.1は性的なことはNGじゃないのね。だからNo.1なのか。
さらに最終話を目前に一樹にかかって来た電話も、「今度こそ元カレ!?」と期待を膨らませていたら、お父さま登場。
最終話にして設定を詰め込み過ぎた感しかありませんでした。残念。
お父さまを出さずに、元カレ騒動の方がまだ自然に読めたはず…。
同時収録は同級生の叔父さん(リーマン)に興味津々のDKと、当の叔父さん(32)。
お昼にたまたま入ったカフェで見かけた店員に一目惚れした叔父さんが、意外な縁で店員と再会するのですが、こちらもスピード勝負過ぎて。
制服姿で泊まりに来た甥っ子と友人の同級生。平日ですよね?
なのにこの友人、学校サボってランチタイムのバイトに入ってたみたいなんですよ。
こういう不自然さが…、だめなんです、わたし…。
もうひとつの同時収録は吸血鬼と、噛まれて吸血鬼になっちゃった少年のコメディ。
吸血鬼も一目惚れするんだねという話でした。
本来であれば「中立」をつけたいところなのですが、イケメンに「萌」を。
流れの不自然さが気にならない方なら、もうちょっと萌えると思います。
寂しがりで実は甘えたがりな美人リーマンと、レンタル彼氏で出会った一途な年下ワンコのラブコメです。三尾じゅん太さんの絵は読みやすく、かつエロいので大好きです。
表題作は4つのエピソードになっていて、まさに起承転結という感じでよくまとまっていて読みやすかったです。お話自体はライトでハッピーなのでBL初心者さんにもオススメです。両想いになったあとの後日談も読みたかったなーと思いました。
余談。作中で出てきた軽いキスを「フレンチキス」と称していましたが、フレンチキスって本来は濃厚なベロチューのことですからね…。
絵が綺麗で好きですねー。
受けの女性的な美人の顔も攻めの男っぽいイケメンの顔もどっちもタイプでした。同時収録のタブリエ姿の高校生もこれまた繊細な感じで透明感のある可愛い子でしたし、物語以前にどのページを見ても癒されました。
表題作の「3万円の彼氏」は、過去に悲しい思いをしてるから、軽い付き合いしかしない受けの高城さんとその高城さんのあまりの色っぽさに好きになってしまって、振り向かせようとする年下の大地の話です。レンタル彼氏なんていかがわしいバイトをしている設定にちょっと嫌悪感を感じないでもないのですが、素直な性格とか流されやすいところとか、ちょろくて良かったです。
会社では王子様的存在なエリートサラリーマンと、「レンタル彼氏」に勤める人懐っこい年下男子の、可愛くてキュンとなるラブストーリーです。
不倫の関係に疲れて高城が頼んだのは、レンタル彼氏。やって来たのは、一生懸命で笑顔が可愛い大地。さぁエッチするぞと意気込む高城に、うちの店はそんなサービスはないと断る大地です。それなら他に行くと言う高城に、結局しちゃうのですが…。(正直、えっしちゃうの?と驚きました)2回目からは、エッチはしなくても一緒に過ごす時間を楽しむようになります。
大地にハマらないようにと考えてる高城が切ないです。今までの経験から、嫉妬を見せるのもウザがられると思ってるところも。でも、大地は嫉妬されると大喜びして高城を驚かせます。
高城が色っぽくてカッコ良くて可愛くて。大地もワンコのように、全身で好きなのを伝えてくるのが可愛いです。レンタル彼氏から専属彼氏になって、お互いにメロメロな様子にニヤニヤします。
やっぱり三尾じゅん太さんの作品は、可愛くてキュンとするんだな~と実感します。
いつもの三尾さんの作品よりも楽しめたかな。
いつもより1つのお話が長くてしっかり描かれてる部分があったからかも?
とは言いつつも、三尾さんクオリティというか、わりとあっさりコトが転がる感じとか。
最終話の流れは必要だったのか?とか持ったりもしたんですけど。
でも、攻が可愛かったからいいか。
受に軽くあしらわれているようなのに、それにめげずにちゃんと自分の力で楽しんでもらおうとしてるところに好感が持てました。
こういう人には世話焼きな感じの攻が似合うんだろうなぁ。
お父さんがあっさりサラリと許可してたのとか、いろいろツッコミどころはいつものように満載なんですが、まあ可愛いからいっか(笑)