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表題作ハートの隠れ家 2

小宮仁26歳(過去編:16歳~),鳶
百田史,28歳(過去編:18歳~),薬剤師

その他の収録作品

  • ジンの法則(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:長屋のごはん~綾乃が作る日・作らない日~

あらすじ

長屋の一番の古株、モモと、モモの地元時代からの後輩、ジン。隙あらば手を出してこようとするジンを、モモはずっと拒み続けている。出会って十年、隣に住んで七年。そろそろ本気で離れなければと思ったモモは、引っ越しを決意するけれど……? 長屋が舞台の恋物語、ジンモモ篇登場♡

作品情報

作品名
ハートの隠れ家 2
著者
夏目イサク 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
ハートの隠れ家
発売日
ISBN
9784403664113
4

(123)

(41)

萌々

(54)

(25)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
498
評価数
123
平均
4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数20

この巻が一番好き!何度も読み返したい!

「ハートの隠れ家」まとめ読み。
特にジンモモの過去編〜くっつくまでに萌え転がりました。
もっと早く出逢えばよかった…!

個人的萌えポイント
・地元の後輩×先輩で10年の付き合い
・一途に愛を伝え続ける独占欲強め攻め
・家の事情もありなかなか素直になれない受け
・荒れていた頃の攻めを、何気ない明るさで救ってくれた受け
・初めての感情を沢山教わる攻め(刷り込みみたいな…)
・攻めの好意が暴走して服越しに押し付けるシーンがえち

結論:ジンモモは美味しい


ジンの我慢させられつつも虎視眈々と狙ってる感じがよかった!ジン視点を想像しながら読むと、なかなかモモは罪作り…笑 そりゃ好きな子にあんなこと言われたら堪らないよねと

モモは本当にお母さん想いのしっかり者で…;;
あまり表には出さないものの、心の深いところでずっとジンのこと大事にしてたんだなと明らかになっていく過程に泣けました

王道っちゃ王道なんですが、焦れったい2人の駆け引きはなんぼ読んでも萌えます。逃げようとする受けと追う攻めという基本構図が好きな方はぜひ!

0

モモがこれまで流されなかったのがえらいなと

1巻の2週間でくっついた泉とハルトとは打って変わって、ジンとモモの十年愛。

高校生の時の出会いやエピソードはよかったな。
ジンがモモを好きになってからは、お互い自分の思いを押し付けすぎじゃない?と感じてしまった。
しょうがないのかもしれないけど。

ジンはとにかくモモが好きで一緒にいたい。
モモはジンが家族と離れてしまうのを心配して(自分と出会ったからそうしてしまったのかもと思い)実家へ帰れの一点張りだし。
ま、モモはその時点ではジンの気持ちに応えられないのはわかる。
そこは流されなかったのはえらいし誠実。

その分、ジンが家族と話し合えて、理解を得て、はれてくっついたのはよかったねと。

ま、あらすじなぞっただけだけどw
感想としてはこんなものですごめんよ。

0

「お前にはおれが必要だろ?」そんなこと言われたらもぅ‼︎(たまらん!)

長屋物語。1巻からモモに異常な執着を見せていた、仁。2巻はほぼ丸っとこのカップルのお話。
モモがイサク先生の定番のツンデレ系美人なので、単にそこに惚れてるのかと思いきや、この二人の過去には積み重ねて来た時間というものがあったのでした!泉 × ハルトが2週間なら、対極的にこっちは十数年間っていう。こういう見せ方も素晴らしい。別の愛のカタチっていう、群像劇ならでは。母と二人っきりの家族だったモモは、母に楽をさせてあげたいとの一心で薬学部に入学したが、2年生の夏、病で母を亡くしてしまう。代議士の息子だった仁は家と折り合いがつかず、いつもモモの所に出入りしていたこともあって、モモの悲しみに寄り添って来た。モモはずっと家族と疎遠になる仁を心配していて、自分のような思いをさせたくなかっただけなのだ。仁は仁で、モモの拠り所になりたいと、モモに自分を大切にして欲しいとの一心で、モモを追いかけている。大家のおっさん(=ハルトの叔父さん)に土下座してモモの隣の部屋に住まわせて欲しいと頼んでる姿には目頭が熱くなります。おっさんも勿論ほだされちゃうわけで。お互いが本当にお互いを想ってる、そのセリフの一つ一つに掴まれます。
ところで、この物語のデフォなのか。元々ゲイでも無いモモにそう簡単に挿入出来るわけなくて。ハッキリとは描かれませんが、事後のセリフからして、やっぱりちょっとしか挿れてないみたい…。ちょっとだけって。(泉 × ハルトも最初はちょっとだけでしたね!)そもそもがっついてた仁は独学で勉強してたと見え、盛ってますけど。今後、スムーズになったらモモが大変そうです。

0

そばを離れないという形の愛

地元が同じの腐れ縁、モモとジンのお話です。

一巻ではなんかカップルなのかしら?それにしてはって微妙な関係でしたが、どうやらジンの片思いなのかな?10年も!と思いきやの両思い!

モモはジンが実家から飛び出してきたままなのがほっとけなくてずっと拒んでたのかな?
ジンはそんなモモの気持ちを知っていてもモモを優先して実家と折り合いをつけず、ずっとモモのそばを離れなかったのかな?

ジンの祖父の死があり、なんとかジンを実家に帰らせることができ、結果親にも話がつきいよいよモモのジンを拒む理由がなくなってしまいます。

そこからのモモの告白と初エッチ?未遂。良かったね。モモもジンが必要だったんだね!

何気に春人が最初から普通の子になってましたね。

続きもあるようですがとりあえず一区切りですね。この二人にこんな歴史があったなんて。

0

主役カップルよりも気になる二人・・・

1巻において、主役カップルよりも私には萌え度高そうな予感のモモとジンのカップルが2巻のメインになっています。
謎の多かったこの二人の関係が今回解き明かされるという事で、とても楽しみでした。

モモの母親のエピソードや、かつてお世話になった内川先生が亡くなられたというエピソードはすごく切なくて、泣いてしまいましたが、高校時代から受け様に一途、執着、独占欲丸出しな攻め様であるジンと、そんなジンを大切に想い過ぎて素直になれない&根本的にものすごい恥ずかしがり屋でツンツンな受け様であるモモ、しかも身分違いの恋・・・という背景付!!攻め様の方がお金持ち&地方の名士の家柄というスペックバランスもGoodで、私的萌え要素をしっかり押さえている二人にはもう終始やられっぱなしでした。
ジンの「口では何言ってても体は正直」とか言っている台詞の破壊力も凄い!!!

巻末には、モモの住んでいる長屋にジンが住み着いて3年目のエピソードが。
モモがジンにやられそうになる寸前話になっています。
なんだかんだジンには甘いモモなのでした・・・

1

スルメのような作品

1回めに読んだときは、殆ど萌えを感じず、
大好きな夏目イサクさんの本なのに、「うーん???」ってな
感じでした。

でも、2、3度読み返してみると、
だんだんとキャラクターの気持ちに感情移入してきて、
「ああ、そうか。なるほどね。なるほどー」
と、思うようになりました。

1回読んだだけではわからない、
噛めば噛むほどよく分かる作品なのではないかと。

ジンとモモの過去作品になっていますが、
最初読んだ時が、この辺りがどーでもいいほど
つまらなかったことを覚えています。

でも、2、3度読んでみれば、良さがわかると思いますので!

最後辺りのシーンで、
ジンが、「お前には俺が必要だろ」というシーンと、
モモがそれに答えて、「おれは、お前がいないと生きていけない」という
シーンは、
本当にグッときました。

1

またいつもの感じかな~

2巻はイサクさん定番のツンデレケンカップルだったか。
同郷の先輩後輩ってのは、わたし的にはとても萌えポイントではあるんだけど・・・。
ちょっともう使い古しすぎてやしないかな。
でも、ファンはこれを求めてやまないのでしょうか。
まあね、そこはイサクさんなのでやっぱり当然面白かったけども・・・二人の背景がちょと意外だったてのもあるし。
でも読んだ翌週にはこの二人って…何だったっけ?と忘れそうな予感。
なので書いておくことにします。
え~、拾った犬(ジャーマンシェパード)の面倒は、責任持って最後までみなければいかんよという話。

5

もっと色々してくれてもよかったよ!

あまりにも正直ですいません。\(^o^)/

イサクさんの漫画って出せば売れる。皆結構作者買いされてるかと思います。
でもうーん。このシリーズは私はちょっと萌えたりないかも。。

ジンとモモに関しては、前回の時点でなんとなく予想はついてました。
しかしまあ長い期間お互い大事に想い合っていた上でのジンの片思い。
感慨深いものがありますね。
イサクさんの描くツンデレキャラは好きなので、キャラクターとしては申し分ないんですが、なんか展開が王道過ぎるというか、その割に浅いというか…
もうちょっと濃い絡みとか(それは趣味)、なんかこうもっと皆巻き込んでの展開が
あってもよかったんじゃないかなーなんて思ってます。

2

隠れ家 第2巻

1巻同様こちらも丸ごと一冊ひとつのストーリーでした。

今度はジンとモモのお話。
もちろん泉とハルトも出てきます~。

ジンとモモがどう言う事情で1巻でのあの言動だったのかが
ナゾが解けますw
モモは、見た目だけで言うと、とっても軽~~~い感じに見えて
何も考えてない人のようなイメージですが
ジンの事を大事に思ってるんですね。
当然ジンも同様。
それに、ジンのスゴイ所は、モモの感情を全て御見通しだったところ!!
だからこそ、「待ち」も可能だったわけですねぇ^^

ジンとモモのお話ではありますが、
ちょいちょい出てくるハルトの表情や言葉が面白くって、
本編にプラスで楽しめました!

5

拒み続けてうん十年

前作を読んで、ジンとモモってどんな関係なんだろう?
と思っていたのですが、
この二人、出会って十年、隣に住んで七年ですか!!
すごい、17年越しの恋愛て…!
ん~。でも最初の段階では確かに、確かにノンケはモモみたいに、
当然拒否するよねっと思いました。
踏ん切りがつくまでに元々ノンケだった人は時間がかかると思います。
その人の性格や癖にもよるんでしょうけれど。

そしてジンは気持ちが抑えきれなくてモモに襲いかかっていましたが、
いつもモモに阻止されて最後までは行けず。
モモが酔ってジンを煽ってしまい挿入一歩手前の未遂事件もありましたが(描き下ろし)、
とりあえず17年間最後までいっていないのです。
寸止めのまま17年!!!
すごいですね…
すんどめで溜まりに溜まったものが爆発したらとんでもないことになりそう、
と思っていたらジンが怪我しているため、
イケたのかよく分からないワケ不明な状態で終了ー!
おーーーい!(#`д´)ノバシッ
どんだけ寸止めーーー!w
ック…
ハァハァ…

ま、まぁ最後にモモの感動的な告白があったからいいけど…
確かにつながったのに、どうしてかこの寸止め具合w
ジンの爆発が見たかった←
モモが溶けるぐらいのやつを、見たかったーーー!!
まぁ二人のキャラが好きだったのでいいんですが。

案外二人のキャラが背負っているものが重くて、
結構暗い展開もあったりしたんですが、
二人が愛し合うことでそこが昇華されているので、
きれいにまとまっていると思いました。

4

長い両想い

とても好きなタイプのカップルでした!ハト家一巻とは対照的な部分が多いです。
ジン(攻め)がモモ(受け)にベタ惚れで一方通行というのが一巻までのベースで、二巻でかなり覆され…はしませんが、もだもだ色々あります。

過去にやや暗いエピソードを背負っているカップルですが、イサク先生のいつものライトな感じでさら~っと読めました。
これ自体で充分物語になっているのですが、続き物らしくもっと読むことができるみたいで嬉しいです^^

1

ジン×モモ、最高

夏目先生の作品、待ってました。1巻では脇役だった仁と百田。ジンとモモは一心同体ですよね~。もう離れたらダメですよ~~~~。ジンの独占欲がいいですよね。モモに近づく男は皆、敵と思って嫉妬心メラメラにしちゃってるの最高。モモも態度は拒んでるけど、心はジンのことをすごく愛してるってことが伝わってきて萌え萌えって感じです。今度は泉×ハルトの続編も読みたいです。夏目先生の作品、最高です。また新刊が出るの楽しみです。

1

相手を思うからこそ

泉と春人が無事に相愛になったあのオンボロ長屋のラブ2弾目は先住民の仁と百田。
前作でも出ていたふたり、かなり気になっていたので読む前からワクワクします。
出会って10年の二人、学生時代の先輩後輩でもあり、仁が百田に近づく輩を
威嚇していて、実のところどこまでの間柄なのかと思っていた。

感覚的には仁の片思い、でも一方で果たしてそうなのかと思える百田の態度。
出会いはまるで雛の刷り込みに近い気がして、家庭の事情で荒れていた仁が
百田と出会い、仁の周りにはいなかったタイプのモモに不器用な態度で懐く。
モモにすれば人なれしないワンコにでも懐かれた感じだったのかも知れないですね。

モモは母子家庭で仁と出会った2年後に母親を亡くして一人ぼっちになり、
モモを追いかけて来た仁は、確執のあった家族に黙って家を出て来ている。
それでも仁は良いところのおぼっちゃまだから、何度も強引な迎えを拒絶し、
家族と縁を切ってもいいと思っているが、モモは家族を失うことの辛さを知っているから
なんとか、自分への気持ちを諦めさせ家族の元へ帰そうとするけれど
決定的に仁を拒絶することも出来ないジレンマがあるんですよね。

でも10年の歳月は確実にモモの中にもあって、誰よりも仁を心配しているけれど、
仁もまた、一見すると何も問題のないようなモモの寂しさや孤独を誰よりも
知っていて、モモの傍にいて守りたいと思っているみたいです。
もろもろも事情があって思いを素直にすることが出来ない。
でも、今回は仁の確執の大元だった祖父が亡くなったことで色々変わります。
1作目のカプとはまたひと味違ったラブを堪能できました。

4

「だと思ってた」

わー。ジン男前! 全部分かっていたんですね。そうでもなきゃ、ただの純愛で10年も我慢できないですよね…できるのかな…してたんですよね…。
思春期まっさかりからお預け状態だったから、慣れちゃってた部分もあるんでしょうが…不憫。不憫萌え。そして健気萌え。でもモモも負けず劣らず健気ですよね。健気×健気で後輩×先輩で代議士の息子×庶民の子。色々と問題があっても、ジンがどっしり構えているので安心して読めます。このミラクル長屋に住みたい…。

2

それぞれの思いやりのかたち。

安定のツンデレ!

前巻で速攻まとまったCP泉×ハルトの長屋仲間のジン×モモの話です。
人目もはばからないスキンシップはジンからの一方的な印象を与えますがモモも本気で嫌がってるわけではない様子。
10年もつかず離れずだったふたりの過去が明かされます…ジンがモモじゃなければダメな理由、モモがそんなジンを素直に受け入れられない理由とともに。

ジンの祖父が亡くなったという報せが入ったことから過去へと話は飛びます。
大物政治家の当主のいいなりな自分の家族が嫌いで荒れる高校生のジンは街でケガしているところを通りすがりのモモに拾われます。
否定されてばかりの自分を初めて肯定してくれたモモと一緒に過ごす時間が増えるジン。
母子家庭育ちのモモにとってもジンは気持ちを温めてくれる存在となり、ジンにとってモモが自分の居場所といえる存在になるのは自然な流れだったと思います。

そんなある日、モモは唯一の家族である母親を亡くします。
家族を失う痛みを知ったモモは家を捨て自分を追って来たジンに帰るよう諭します。
家族を失って欲しくないというモモの思いを余計なお世話だというジン。

そのジンは母親を亡くした時、自分の隣で泣いたモモの姿を忘れられずにいます。
自分の家族と違い、跡取りという立場関係なしに自分を必要としてくれていることを確信し、モモの性格上、素直に本心を明かさないとわかっているからこそ自分が家族になるべく傍にいようとする寡黙な大型犬ジン!イイ奴!

話は現在に戻り、モモは祖父の葬式に出るため実家に戻ったまま音信不通となったジンの様子を見に行きます。
そこで実家と和解したことを聞き、自分の心配が杞憂に終わったことを知ります。
やっと本当の想いをジンに告げたモモ…照れ屋の彼の顔が見れないのは残念だったけどジンの大きな体に包まれていて良かったぁ。

家に帰らせるための口実ではなくモモを抱きしめられる時を迎え、待ちきれないジンがラブホ直行したのには拍手ww
いよいよめくるめくloveか!?と思いきや違いました(泣)
シてるけど寸止め感満載(大泣)
ファンブックでハルトが「泉さんでよかった」って言うほど立派なジンのツンコに自ら騎乗するモモ男前~!
話は続くようですからオタノシミは次巻に持ち越しでガマンします。

重くなりがちな家族との確執や死ネタもイサクさんの陽質な絵柄で語られるので落ち着いて読めました。


2

10年愛

ジンとモモの過去がベースに。

名家の息子として上へ倣へと教育されることに反発するジン。
母ひとり子一人でバイトをしながら慎ましく暮らしているモモ。
憂さ晴らしのケンカで倒れているジンを拾ったのが2人の出会いとなります。

モモの面倒見の良さが投げやりなジンに遺憾なく発揮され、気づけば懐かれている状態。
ジンの感情は書かれていませんが、モモの人となりに触れいつの間にか恋心に変わってしまったのだろうと思いました。

失った家族の繋がりをジンには失くして欲しくないと思う気持ちが強すぎて、自分自身の気持ちを置き去りにしているモモ。
ジンの祖父の死をきっかけに、紆余曲折ありながらも、モモの望むジンになれば、10年傍にいたジンを手放す理由が見つけられない。

とても素敵な題材なのですが、感情移入するには過去が少なすぎて結局「そんなこんな」で濁してしまったようなあっけなさが気になりました。

1

萌えた☆:*・゚(●´∀`●)こりゃたまりませんなw
待ちに待った第二巻は、ジン×モモのターン。
すでに熟年夫婦の風合いをかもし出していた二人の出会いから
何ゆえそんなに、ジンがモモに固執するのか
そして、モモは本当はジンのことをどうしたいのか。
どいういう風に思っているのか。
つづられる物語は、決して明るいだけではないのだけれど
最後に二人がなんだか幸せそうで。
お互いの絆のような、不快愛情が垣間見えたのに、思わずキュンとしてしまった。
長い年月離れなかったジンは凄い。
ドンだけ愛されて、ドンだけ思われて。
でも逆に、モモがどんな気持ちで(ノД`)・゜・。

次回はガッツリラブなエロが見れそうなので
楽しみで今から胸躍るw

1

早く続きが読みたい!

鳶職人:小宮仁×薬剤師:百田史の10年愛物語です。
前回では、空巣被害にあったサラリーマンと家主の話でしたが、
今回は同じアパート住人2人の話でした。

いやー。前のCPの2人はエライ早い段階で付き合う事になりましたが、
今回の話は10年愛でした。
しかも、夏目先生には珍しいシリアスものな感じでしたが、まぁ初心者向けと
いうことでさらーっと読めますね。

代議士の息子であるジンと母子家庭だったモモの話でした。
ジンが家族と仲がよくなくて(主に祖父のせいで)モモが健気にも奮闘する話でした。
でも、その件は解決できたのでよかったのですが、この話はまだ続くそうなので、
続きが非常に楽しみですね((´∀`*))

カバー下の「長屋ごはん」は、関西の方なら分かるかもしれませんが、
なんだか55○のCMを思い出したのは私だけではないはずww

2

電撃カップルにはない想い

泉×ハルトは早めにくっついてしまって
泉のヘタレ具合とハルトの不思議ちゃんっぷり、
こちらはこちらで楽しかったのですが
ジンとモモの愛(恋じゃないよ、もう愛だよ!!)は
胸にせまるものがありました!

地元で超有名人な代議士の一人息子で
祖父の一言で“三角のものも四角”と言わざるを得ないような家庭環境の中
歪みそうになって育ったジン。
荒れている一コマに偶然遭遇してしまったモモ。
最初は、助けたつもりがおせっかいと受け取られ
お互い嫌な印象だったのが、次第に打ち解け…。
ジンにしてみれば、数々の噂を知りつつ普通に接してくれるモモが貴重で
モモは自分にはない苦労をしているジンが不憫だと思いつつ
懐いてくれて可愛い弟みたいだと思っていたのが……。

モモの母親が亡くなってしまい、
言葉もなくただ抱きしめて慰めてくれたジンに
一人じゃないと言ってくれたようで嬉しかったモモです。
その気持ちだけのはずが、今の長屋にジンが上京して訪れた際
寝込みを襲われ、本気で想いを告げられてしまいます。
拒みつつ、妙な意識をしてしまうモモ。

ジンの家庭での不和を解決してほしいモモは
“ジンが実家に帰るなら、最後までやらせてやってもいい”と言う条件を出し、
祖父が亡くなったことをハルトのおじさんから皆で聞いた後
とうとう仕掛けます。
ジンが実家から勘当されるのを食い止めたいから。
幼い頃父を亡くし、母までも失ってしまった悲しみを
ジンには味わってほしくないから。
結局ジンはモモの想いにほだされて、行為は未遂のまま実家に帰りますが…。

家族を失ったとしても、一番大事なのはモモだと言い切るジンが男前過ぎました!!
そのジンを、心から心配しながらツレナイ態度をとっていたモモ。
もう問題が解決されたなら、ラブラブでいいじゃない!
…って、想いを改めて伝え合った後のモモが
電車内で目を合わせられないとか、ウブいわー!!!
事故って痛めたジンの腕を気にして、初めてなのに自ら上に、とか……。
ジン、君の想いは十分伝わっていたんだよ!!!

はぁ…。やはり長年の恋が実を結ぶって、すばらしいですね!!
寡黙攻めが欲情全開!でも頑張って理性を働かせつつ
ブレーキ効かない!みたいなのもかなり美味しかったです♪
内緒で引っ越そうとするモモも健気で…。
(葉月のナイスアドリブ、思わずふきましたw)

そして、ようやく3冊連動描き下ろし小冊子に応募できるので
なんだかホッとしつつ、届く日を楽しみにさせていただきます♪

5

十年愛

一巻は、二週間ですっかりラブラブになってしまった泉×ハルトのカップルだったが、
代わって二巻は、脇役だったジン×モモの話。

良かった!
一巻もハルトの天然可愛さにキュンキュンしたが、
私はこちらのカップルの方がツボ。
一巻よりも少しシリアスな話だが、夏目流の軽やかなコミカルさは健在で
クスッとしながらも、キュンとしてホロッとして読んだ。

同じ地元だったジンとモモ。
高校生の時代に出会った二人の背景も描かれ、
一巻で何を考えているのかよく分からなかった二人の
何故、ジンがモモに執着するのか、モモは何故拒むのかが分かる。

二年早く高校を卒業して東京の大学に進学したモモを追って上京したジン。
それからすでに7年……

大切だからこそ、受け入れられない、でも手放す事もできない……
そんなモモの思いと、ずっとモモ一途のジン。
告白シーンもその後照れまくっているモモも可愛くて、萌えました♡
10年経って、それぞれがちゃんと大人になっている様もいい。

ようやく気持ちが通いあって、ホテルに行った二人だが
(ジンに連れていかれた、何せ長屋は壁が薄いのだ……w)
致したものの諸般の事情でなんだか中途半端で、今回は予行練習の巻〜。
続き、お互いにしっかり気持ちよくなるのは、また3巻にて!


カバー下の「長屋ごはん」のイラストも必見。
「綾乃が作る日」=豪華!お相伴に預かりたい♪
「綾乃がつくらない日」=う〜ん、ありがち?(笑)
そして、「葉月(一人の時)」=‥‥あまりの男前さに爆笑!!

4

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