「お義父さんとお義兄さんの精液で、もっと種つけしてください」

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作背徳の淫罪

高梨淳吾,28歳,義兄,大学の先輩,公認会計士
花村曜一,26歳,婚約者を亡くした公認会計士

同時収録作品背徳の淫罪

高梨慶介,50歳,義父,コンサルティング会社経営
花村曜一,26歳,婚約者を亡くした公認会計士

その他の収録作品

  • 背徳の淫愛
  • あとがき

あらすじ

会計士の曜一は、婚約者を事故で亡くす。
実は彼女より兄・淳吾や父親・慶介と家族になることをうれしく思っていた自分に気づく曜一。
そのことを義兄の淳吾に見抜かれ、言われるままに体を開く。
孕みそうなほど義兄の欲望に貫かれ、肉の悦びに打ち震える曜一は、淫蕩な姿を曝け出していく。
義父の慶介に秘密のこの関係は、いびつな形に変化し義父も巻き込み!?

禁じられた義兄&義父との淫愛!!

作品情報

作品名
背徳の淫罪
著者
藤森ちひろ 
イラスト
小山田あみ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
発売日
ISBN
9784799715741
3.7

(27)

(7)

萌々

(10)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
99
評価数
27
平均
3.7 / 5
神率
25.9%

レビュー投稿数6

背徳感がやばい!

結婚するはずだった恋人の兄と父親との禁断の愛っ。執着がすごいし、禁忌感がやばいので、濃厚シーンが好きならおすすめ。

1

義兄と義父から愛される背徳感

藤森先生の父子ものがよかったので、こちらも気になって購入。義父と義兄との3Pものだけど自分の親や兄ではなく、婚約者の家族で、それはそれで違う背徳感があり、とても楽しめた。

主人公の曜一は幼い頃父を亡くし、教師だった母に厳しく育てられた。大学の先輩だった淳吾に密かに憧れており、その父の慶介にも敬愛の念を抱いている。
二人の妹であり娘の理香と結婚が決まって、二人の家族になれることに幸せを感じていたが、ある日そのことに罪悪感がわき上がってきた曜一は、理香に結婚の延期を申し出る。その直後に彼女が事故で亡くなってしまい、曜一はその死が自分のせいなのではと自責の念に駆られ、淳吾にそれを打ち明ける。淳吾は罪を償いたければ、自分の性奴隷になれと言ってきて…。

受けは真面目で奥手なタイプなのに、思いのほかM属性の持ち主。攻めのエッチは開発調教系で言葉責め多め、Sっぽさがあって相性がいい。どんどん淳吾に溺れていくような曜一が、エロくて可愛かった。
小山田あみ先生の挿絵がまた美しくて、神としか言いようがなく、淫靡で背徳的な雰囲気を更に盛り上げている。
攻めが自分を義兄さんと呼ばせたがるのにも萌えたし、慶介のことは最初からお父さんと呼ぶのに、なぜ自分のことはなかなか義兄さんと言わないのかと嫉妬するのも可愛かった(元々、先輩後輩の仲なので)。

そんな風に好きだと言い合わなくても、曜一と淳吾が結構ラブラブなので、ラストの3Pにあまり乗れなかったのが残念。曜一の、義父への矢印はわからなくはないけど、義父からのそれがよくわからなかったせいもあるかも。
淳吾があんなに父に嫉妬していたのに、わりとすんなり受けを共有するのにもやや萎えた。ラストのエッチは苦手な二輪差しで、これもまた…。複数ものが好きなのに二輪差し苦手な自分が悪いんだけど、淳吾と二人のお話でもよかったんじゃないかなーと、ちょっと思ってしまった。それくらい、二人が想い合ってるように見えたので。

藤森先生の文章は自分にとってすごく読みやすく、エッチシーンも背徳感があって萌えるので大好き。性を抑圧されていた受けが淫乱な自分に目覚め、自己を解放していくのもカタルシスを感じてよかったと思う。

2

3Pじゃなくてもいいかも

ランキング上位だったので、購入。
この作家さん、初読みです。
『背徳の淫罪』、その後を描いた『背徳の淫愛』が収録されています。
感想は、エロかった…とにかく、エロの一言です。

恋愛感情のある先輩の妹と婚約、そして、罰として肉体関係へ……という内容に既視感。

なんだっけ?と考えて思い出しました。

『やがて恋を知る』です。
こちらも、3Pもの。
義父では、ありませんが。

これ、義父さんは必要あるのかな。
あんまり存在感ないような……。
作者さんがインタビューで二輪挿しが見所的なことをおっしゃっていましたが、私は全然萌えれませんでした。
なんか、苦手かも。二輪挿しは……。

全体的に読みやすくて、ストーリーもしっかりしてて、エロも無理なくて 良かったです。
他の作品も読んでみようかな。

2

エロ補給にグイ!…でも胸焼け…

八割がたエロ。エ〜ロ〜ま〜み〜れ〜。
さすがです、藤森さん…
もう表紙から3Pだしね…
この表紙は書店ではレジへ出し辛いですねえ。

**********************
受けの曜一は女性めいた面差しの、26歳の公認会計士。
婚約中でしたが、相手は交通事故死しました。

攻めは曜一の婚約者の、父親と兄。
兄の淳吾は曜一の大学時代から現在までの先輩で、28歳の優秀な公認会計士。
父親はコンサルティング会社経営の慶介、50歳。(若いのは学生結婚だかららしい)
**********************

婚約者を間接的に死なせてしまった後悔に苛まれている曜一は、婚約者の父親と兄に対して贖罪の気持ちと自分では自覚していなかった恋慕を抱いています。
そんな曜一を実は側に置きたくて結婚を願っていた攻め二人。
病気ですね…うん。

メイン攻めは兄の淳吾の方でして、ほぼ八割がた淳吾×曜一。
なので、3Pは初心者だけどエロエロが読みたいって方でも大丈夫ではないでしょうか。
ただわたしの苦手な二輪挿しがラストにありまして(3Pはこれが個人的な鬼門)…
どう考えても痛くて無理でしょうというプレイは、いくら受けがメロメロになっていても妙に冷めてしまいます。
あとは『種つけ』とか『孕む』とか、男性向け作品で良くあるパターンの淫語オンパレードなので、好き好きが分かれそうだなあとも。
別にわたしは作品の雰囲気に合っていればどちらでも良いとは思っているのですが、今回はちょっと作者さんの『こんだけ言わせたらエロイでしょ』的な思惑を感じてしまい乗り切れず。
プラスして、出産物が苦手なので『孕む』という単語はちょっと嫌だったかなあ。
基本藤森さんは、エロメイン作品であっても読ませる方だよなあと個人的には思っております。
展開が読めようが、エロ王道であろうがエンタメとして楽しめます。
なのですがその『孕む』と、表紙の受けと攻めの顔の大きさの違いがちょっとハテナ?なので(攻めの顔デカすぎませんでしょうか…)萌×1です。
ちなみに中の挿絵は、小山田さんの色気ムンムンで凄いです。

6

エロかった…!

藤森さんは初読みでしたが、小山田さんの表紙にひかれ購入しました。
婚約者を自分のせいで死なせてしまったと懺悔している受けの曜一。読み始めた当初はなぜそのことで自分を責めるのか、と思いましたが読みすすめるうちに納得。曜一が自分でも気づきたくなかった秘めた恋心にキュンときました。

3Pものは攻めのタイプが大きく異なることがポイントだと勝手に思っているのですが、この作品の二人の攻めもタイプが異なります。
冷静できりっとした容貌の淳吾(義兄)。
優しくおおらかで甘い容貌の慶介(義父)。
どちらも素敵です。この二人は曜一を手に入れるためには手段を選ばないというかなりの腹黒さんでした。

3Pモノではありますが義父さんが混ざるのは最後だけですし、婚約者の死の事で初っ端から義父・義兄にいいように凌辱されてしまうのかと危惧していましたが、二人が曜一を愛していることや曜一が本当に嫌がることはしないという側面を持ち合わせていることもあり、行為はかなりハードなのですが全体を通して甘い空気が流れています。

ただ曜一の婚約者がビッ○さんのように書かれていましたが、彼女が曜一に尽くすというか、非のない女性だった方がもっと背徳感が出たのでは?と感じました。

あと小山田さんの挿絵は相変わらず美しかった。この方の描かれる受けさんは可愛らしい容貌なのですが、手足が長く、また手のひらが大きく描かれていることからきちんと「男性」と感じられて好きなんですよねえ…。

表紙とタイトルに偽りのない、エロ満載の作品でした。

10

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP