筋先生、渾身の長編マンガがついにコミックス化!

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君と恋に落ちてなければ

kimi to koi ni ochiteinakereba

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表題作君と恋に落ちてなければ

美里猛,アラブ支社から抜擢された監査部長
野乃晴治,大和Co.社食部の主任で中華担当

その他の収録作品

  • カバー下:「それはそれで」「鈍感罪」

あらすじ

食品大手企業の「大和コーポレーション」その本社食堂に務める熱血中華料理人・野乃春治は、見た目はヤンキーだが料理の腕は一流。 しかし新しく赴任したエリート・美里猛に料理をキッパリ拒絶され! ? クール監査官×ヤンキー料理人のケンカップルラブ!!

作品情報

作品名
君と恋に落ちてなければ
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784864570428
3.5

(76)

(14)

萌々

(29)

(24)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
19
得点
264
評価数
76
平均
3.5 / 5
神率
18.4%

レビュー投稿数19

あまりに好みな展開に、一気読みしました。

前作でアラブ受けという神漫画を描かれた筋さんの新刊!
お待ちしておりました!

ああ、矢張り筋さん!
あまりに好みな展開に、一気読みしました。
こういうケンカップル、大好物です。
メインの二人も可愛いですが、社食部が皆可愛くて、たまらんです。
特にカフェ部のジャニ系くんが案外がっちり体型で、いい性格してて大好きです。
鈴田さんみたいな素敵なおじさまもいいですね!!

ただ、素直に諸手を上げて神評価に出来ないのは

すみません。

受け攻め逆だったら、神でした。

個人的には美里さんの襲い受けが良かったです(笑)
いえ、野乃さんも受けだとは思うのですが、受け×受けカプは大好きなので(ごにょごにょ)

あと、馨くんと美里さんが時折区別つかない時がありました(笑)
黒子があるのが馨くん。

12

予備知識なしで読んで本当に良かった。

手に取ったきっかけは、こちらでの評判の良さなのですが、皆さんのレビュー内容や作品情報などは読まないようにしておいて良かったと思います。

少年漫画みたいなお話や絵は、最初から楽しくて、先生の前作よりも面白いな、と喜んで読み進めました。

びっくりしたのと狂喜したのが、主役二人が結ばれる場面です。
当然受だと思っていた、たおやかな美里部長が、男気溢れる野乃主任の耳を舐めて迫る所でやっと、「もしやこれは逆なのか」と気付いた時の、私の興奮と萌と喜びを、どう表せばよいでしょう。

攻める美里部長のかっこよさと、受ける野乃主任のかわいらしさは、私の目には、逆だった場合の十倍魅力的に映ります。
そこに至るまでの話の面白さが、かすんでしまうくらいで、今こうしてレビューを書いていても、放り出してもう一度あの場面を読み返したい衝動に駆られるほどです。

読後、他の方のレビューを読んで、「逆」だったことに驚いたのが私だけではないとわかりました。
良い評価を入れて、私にこの漫画を読ませて下さった皆さん、本当にありがとうございます。

10

茶鬼

むぼちさま

コメントありがとうございます☆
この本、受け攻めが絶対おいしいです!
一見すると絶対逆だとおもいますよね。
しかし、自分の中ではおじさんは「受け」が御約束設定なので、現れた時やっぱりそうだったか、と安堵さえ(笑)
まだ年度が始まったばかりですし、まだまだ「おっ!」っていう作品がでるかも?(ワクワク)
この作家さんには優しさがあって、ホントにキャラクターも魅力的です。

男の料理

全体的に男社会の物語で、インパクトのある絵が特徴です 社員食堂が主な舞台です
熱血元ヤンキーの野乃が、美里の食事に対するトラウマを克服させるのが前半
このことをきっかけに、野乃は少し美里の事を意識し始めます
周りの社員も協力して克服させるあたりが、なんだかんだ言いながらチーム全体の連係プレイができている事を感じさせます
隙間のチャンスで野乃をぐらっとさせる辺り、美里は少し策士です

イタリアン部に会長の孫、大和がやってくるのが中盤
野乃は本当にいい意味で色んなところに、顔を突っ込んでいる事が分かります
大和も又、いい意味で策士で、二人の状況をわざとかき乱し、野乃の鈍感な部分に気づきを与えます これがなかったら、ハッピーエンドはなかったかも?

美里と野乃が罠に嵌められるのが後半、そして、、、
野乃の黒髪受け 耳から攻めるとか美里ドSwww ベッドに入る野乃はホントそっち方面では耐性無い人 そこがとてもかわいい
カラー挿絵もストーリーを表していて素敵ですし、表紙の薄いピンクもベタでなくいい色です 漢の物語ですが、二人の恋の色はきっとこの色ですね
ひとまず、神です 何度見ても萌える
野乃の料理が食べてみたくなった私であった










6

むぼち

表紙もいいですよね。私も何度も読み返し、眺め返しています。
読み返し率がすごいです。

上条当麻さんのエロ場面についての言及に、こくこく頷きました。
神以外の何ものでもないですね。

続編読みたくてたまりません。

物語性が最高!!♡♡

この本は、このちるちるで年下攻×30代受で検索し、見つけました。

まず、この本に惹かれたのは表紙です。とってもキレイで、物語もとっても優気な感じなんだろうなと思い、買いました☆☆

次に惹かれたのは内容や設定です。元いじめられっ子で元太っ子のエリート監査部長×元不良組の統領の中華料理人という設定にも惹かれたのですが、2人のやり取りがまるで、今私が夢中になっているCP:兎虎のやり取りに「そっくりだ!!」と思い、とっても惹かれました♡♡♡

最後に惹かれたのは、「2人が分かち合い、両想いとなって♡♡♡する」シーンです。「2人が分かち合い…(長いので省略)」シーンの野々の「美里の想いが…(長いので省略)」と「恋に落ちて…(長いので省略)」のセリフは本当にドキドキしました♡♡♡♡♡♡

物語でBLを買っている人にはオススメです♡♡ぜひとも見てください♡♡

4

男が惚れる男

まだこの作家さん商業2冊目なんですが、やはり注目です!
何だろうな~
ストーリーというか、人の魅せ方?
1冊目もそうだったんだけど、お話の中に優しさがあふれている感じがするのですよ。
それで引き込まれていく。

今回は、食に関するあらゆる事業を行っている会社を舞台に、
そこの社食・中華担当主任と、新しく監査の部長に抜擢されてアラブ支社からやってきた監査部長とのお話。

この主任の野乃が惚れる男というのでしょうか。
多分親分肌というか、男気溢れる元族のヘッドをやっていたという経歴から、決してワルとしてのリーダーという意味でなく、やんちゃなんだけどまっすぐ1本通った困った人を見捨てておけない、皆から慕われる人という、人情のある人なんですね。
そして多分、まがった事が嫌いなんでしょう。

新しく監査部長にやってきた美里は20代の若さで重役候補としてやってきたわけで。
部署が監査というだけに、色々な部署が恐れる部署でもあり、若いのに抜擢ということで他の部署からやっかみを受ける。
この美里も、またまっすぐで職務に厳しい人なんです。
人間としてのタイプは、野乃とちがうんですが、まっすぐな人という意味では表現方法が違うだけで似ていると思うのです。
正義のある人というのでしょうか。

ただ、美里には見受けるに拒食症のような食に対するこだわりがあり、それが野乃との過去の接点に関係あるのです。
その点については、決してネガティブなものではないと思いますが、それだけ思い込み?いや思いが強いととってもいいのかもしれません。

この美里の食をとおして料理人としての野乃の魂に火が付いて、なんとしてもたべられるようになってもらうぞ、という世話焼きな部分が物語の展開に影響していくのです。

途中で登場する会社会長の孫で、やはり野乃に昔助けられて彼に惚れているような雰囲気を見せる馨というイタリアンのシェフが登場しますが、当て馬になるかと思いきや、
野乃と美里の恋を応援する立場になっていました。
社食の他のメンバーも、監査部の部下達も、皆とてもいい人達で、それぞれに主人公達に信頼を持ち、応援する立場にあります。
それが、人情を呼んでほっこりさせるこのお話の雰囲気の土台作りを手伝っているような気がします。

そして、なんと!
一見受けはこの美里のような雰囲気をかもしながら野乃が押し倒されてます~♪
こんなおいしいことはあるでしょうか☆
期待を裏切らない受け攻め設定でした。
ただ、美里偏食だからもっときちんと食べないと攻めは体力いるよ(笑)とかね

読後感の非常にさわやかな団円の待っているお話。
中身は実にバラエティに富んだ感情が満載で、実に読み答えがありました。
カバー下のおまけ漫画にもサービス満点なエピソードが♪
男前(?)すぎる野乃の些細な無神経発言に傷付く美里と、周囲のフォローとかw

次はどんなストーリーと登場人物の本でみせてくれるんだろうと、次も楽しみな作家さんなのですヨ

11

むぼち

茶鬼さんの仰るとおり、この漫画の一番の萌えポイントは受攻の妙ですよね。
だからこそ、筋先生だけでなく、読者でどっちがどっちか分かった人ってセンスがあるなあと感心します。

私はまだまだ修行が足りません。

むぼち

受攻設定が本当に美味しいですね。
茶鬼さんはわかりましたか?
私は、こう来るとは予想だにしませんでしたが、お陰で余計に楽しめました。
どっちがどっちか、わかってから見ると、表紙や口絵にも萌えまくりです。
「関係性に萌える」ということの意味を初めて理解できたような気がします。
来年のBLアワードの、攻受部門最有力候補になりました。

カバー下漫画もいいですよね。
二人のラブラブ後日譚を描いて欲しいくらいです。

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