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上巻のレビューで、受けが攻めに惹かれる理由がわからない、と書いたのですが、やっぱり決定的にこれだ!と思えるものはありませんでした。個人的には、受けは自己中だけど人並みの感情があるし攻めに対する情もあるし、ヤリ●ンとかいうけどぶっちゃけ私はそれは女にも問題あると思う派なので、ずっと元恋人を見ている受けを自分の物にしたくなる攻めの気持ちも分からんことはないです。が、受けに非があったとはいえ、あんな酷い仕打ちした攻めになんで受けは惹かれるんだ…。と思ってたのですが、最終的にはずっと自分の側にいた攻めに無視された時に離れられるのが嫌だと気付いて、攻めの受けに対する感情が伝わってほだされたのかな、という感じに落ち着きました。
それ以外は、私の好きな展開でした~。
攻めが好きで受けが泣くのは大好物です。ちょっと落ち着けよと言いたくなるくらい思い込み激しい受けも好き。でも、ただただ受けが可哀相で、こっちまで泣けました(笑)
捨てられるのが嫌で泣きじゃくる受けは見てて苦しかった…!だけどそこが一番の見せ場かな。
飛鳥くんのキャラが好きです。年下、眼鏡、嫉妬深くて独占欲強くて、キレると敬語が砕けるけど基本敬語攻めの絶倫くんで、恋人になってからの甘あまな感じにきゅんきゅんしました。
脳内では飛鳥くんは遊佐さんボイスで再生されてました。CDになるとしたらぜひ遊佐さんでお願いします笑
うは~颯斗がどんどん淫乱になっていく・・・
当然ですが、上巻の続きです。
今回は飛鳥が颯斗に復讐するきっかけとなるもと許嫁の登場です。傷ついている彼女を見て、飛鳥と彼女の仲を取り戻そうとします。そして、飛鳥から、彼の最終目的は颯斗を自分に惚れさせて、最後は捨てると言うことを聞かされます。
颯斗が健気過ぎて涙が・・・
飛鳥に自分のことが好き?と問われ、「 …うんって言ったら…、俺を捨てるんだよね 」と泣きながら答えるシーンがほんとかわいそうに思えてきて・・・
色々あって、二人はやっとくっつくんですが、またもや問題が・・・その時の颯斗もまた健気で・・・もはや目が病んでいるような気もしますね。
そして、最初に言った通り、颯斗がどんどんエロく、積極的になり、淫乱に変化していきます。なんか依存?のような感じがしますね。
最後はみんな幸せで、ハッピーエンドでした。
特に絵が好きです。
受けが忘れられない元カレとそっくりな後輩(攻め)が、
受けに近づいてきたのは復讐のため。
攻めの婚約者と受けが寝たから…
その事実を知った受けは、自分への罰だと思い、
攻めの気持ちが少しでも収まるならと何度も抱かれてきた。
(ここまでが前編で分かっていること)
そうしているうちに、
いつしか攻めに恋心を抱くようになっていた受けの元へ、
攻めの元婚約者が表れて…
そして、攻めが受けの元カレにそっくりだった理由も知って…
なかなか強引な展開に思えるのですが、
(そもそも、彼女を寝取るのと、婚約者を寝取るのと、
それってそんなに罪の意識が違うものなんだろうか??)
受けが自分の気持ちを犠牲にしても、
攻めに幸せになってもらいたいと願う姿とか、
夢と勘違いして攻めに素直に縋るシーンにはキュンときました。
俺のこと ―― 好き?と攻めに聞かれて、
「 …うんって言ったら…、俺を捨てるんだよね 」
そう言って受けが涙をポロポロ流すシーンもよかったな。
復讐云々の結末は意外と早くて、
この後編の半分くらいは、
ちゃんと付き合うようになってからの誤解やすれ違いです。
それまでのことがトラウマになっていて…という展開で、
単にラブラブモードに突入~じゃないのが、まとまりがあっていいな。
でも、変わらずいつでもエッチはしまくってましたけどw
描き下ろしは、
大学で他の学生から、ふたりは付き合ってるの?と聞かれて、
受けが思いきり否定したら攻めが…というものでした。
30Pの描き下ろしなので、なかなか読みごたえもアリ。
ステキなシーンも結構あったので、前編よりいいなぁと思いました。
萌え×2寄りです☆
ほむらじいこ先生の恋愛関係の引き出しの多さに脱帽。
こんな関係から始まるBLは読んだことがなかったので、とても面白かったです。
永瀬くんはスーパーやホームセンターに毎回いるのね 笑