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最高の一日 『愛とは与えるものだから』書き下ろしSSペーパー

saikou no ichinichi

商品説明

双葉親子の番外編。
息子の洋と園の子供たちを釣りに連れて行く双葉パパ。

作品情報

作品名
最高の一日 『愛とは与えるものだから』書き下ろしSSペーパー
著者
中原一也 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
愛とは与えるものだから
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

パパになった日

題名が『最高の一日』ってあるので、思わず坂下&斑目の再会の濃厚な一日かと、ちと期待しておったのですが・・・
でも、別の意味で最高の一日です!!
そうだよね、坂下&斑目の最高の一日が、こんなペーパーで収まるはずないもんね(双葉スマンw)

ということで、洋のパパとしての双葉奮戦記であります♪
洋と釣りに行くはずだったのに、釣りに興味のある洋の園の子供たちがいたために彼等も一緒に来ることになったのだが、
洋は不機嫌で釣りの仲間に加わらない。
子供が双葉に、双葉がママと結婚してパパになってくれればいいのに、と発言したところ洋が急に彼を突き飛ばし双葉の事を「僕のパパだよ」と・・・
それまでお父さん(パパ)と呼んで欲しくてももらえなくて、でもめげることなく精一杯の愛情を注いで接してきていた双葉をちゃんと洋は認めていたのですね。
感激して思わず泣き出す双葉。

よかったよね、よかったね、双葉。
間違いなく最高の一日です。

ところで、ちょっぴり気になるのは邪推しすぎかと思うのだが、
付き添いで来ている施設の職員が、坂下に似た正義感あふれる熱血漢とありました。
詳しい描写はないのですが、長瀬と名前までありました。
・・・期待しすぎ?しすぎだよね?(笑)

4

愛おしい親子。

本を開いて、まずカラー口絵に目がいって、
その後にこのペーパーの「最高の一日」というタイトルを見たので、
離れ離れになった斑目と坂下が、久しぶり会う一日の話とかかな~と。
それって、最高というより、切なくないか?と勝手に想像を巡らしたのですが、
読んでみたら、坂下や斑目ではなく、双葉にとっての最高の一日の話でした。
勝手に想像はダメですねぇ…(-_-;)
(坂下と斑目のその後は、全サの小冊子を待て!ですね☆忘れずに応募しなくちゃ!)

で、ペーパーの内容。
双葉を最高の気持ちにさせるのは、もちろん息子の洋くん♪

施設の子供たち3人と、息子の洋、そして坂下に似た熱血漢の施設の職員と一緒に、
双葉が河川敷へ釣りに行ったときのお話です。

ここのところ、ぐっと近づけたと思っていたのに、
今日の洋は、なんだかとても不機嫌。
双葉が一緒に釣りをしようと誘っても、ぷいっとそっぽを向いてしまう。
無理強いは逆効果だろうからと、
双葉は洋が興味をそそられるようにと他の子供たちと楽しそうに魚を釣る。
でも、なかなか洋はいい反応を示してくれない。
いつも明るい双葉も軽く落ち込んできていた時、ひとりの子供が言った、
「…おじちゃん(双葉)が、僕のママと結婚すればいいのに」
その言葉に反応して、
洋はすぐに駆け寄ってきて、言った子を突き飛ばす。
そして、双葉がずっと聞きたかった言葉を、洋は口からポツリと出した。
「…僕のパパだよ」と。

双葉が他の子に優しくしたせいで不機嫌になっていた洋。
「…僕のパパだって言ったくせに……っ」
そんなことを言う息子を目にして、双葉はどれほど嬉しかっただろう。
「もう一回、…パパって呼んでみて」
繰り返し洋にパパと言ってとお願いし、大粒の涙を流す双葉が愛おしい。

坂下似の職員も号泣していた。
この話を後で双葉から聞いて、坂下も涙するかもしれないな。
というより、
話ながら双葉が泣いて、双葉と坂下ふたりして泣くかもしれないな。
斑目はそんな話を坂下から聞いたら、
「…そうか」とか言いながら、優しい笑みを浮かべるのかな♪
(坂下と斑目のことは妄想です)

全サ小冊子には、
斑目・坂下・双葉・洋の4人が会うエピソードがあるといいのに~と思います。

3

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