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前作『ファラウェイ』の続編+スピンオフのような感じの輪廻転生ものです。
しかも個人的には読んでいて決して楽しい気持ちにはなれないテイスト。
いいけどさぁ…でもやっぱりこういうの嫌なんだよなぁ…。
粗筋で嫌な予感は覚えつつも前回からの繋がりがあるので読んでしまいましたが、
そういう事でもなければ個人的には敬遠するタイプのお話です。
多分、ネタバレするとお読みになる楽しみが著しく減りそうな類のお話ですので
詳細は伏せます(後日ならともかく、まだ発売されたばかりですし)が、
このレビューの雰囲気自体が既にネタバレ気味っぽいのでチェックつけました。
(ちなみに上総×アシュトレトです。思っていたのと逆でちょっと驚きました。)
決して不幸な話ではないのですが、輪廻とは切っても切れない
人の生き死にが大きな比重を占めますので、例え救いが用意されていたとしても
個人的には気持ちが下がってしまうのはどうしようも出来ません。
そう、ちょうど、『まばたきを三回』を読んだ時みたいな感じ。
多分、自分にはこういうストーリーは地雷なのかもしれません。
前作からの二人の未来も含めて、愛する人と生きる喜びや嬉しさ、
そして別れの切なさややるせなさを感じさせられる物語でした。
でも、だからこそ限られた時を大切に過ごさないといけないとも思わされますが。
本作は表題作・その続きの中編一つ、最後に短い一編の三つで構成されています。
最後のSSがあって本当に良かったです。あれが無かったら暴れてたかも。
二人が新たな日々を幸せに歩んでいけるよう心から願いたいです。
でも輪廻転生×人ならざる世界のコラボものは、しばらくはいいや。
いや、単品でも何でも、輪廻はしばらく遠慮します…。
既刊「ファラウェイ」のスピンオフで前作のユージン×珠樹カプも脇キャラで出てくる
作品なので、世界観がまるっきり同じだけどカプのあり方が違うだけで感想も変化。
前作は余りにもファンタジーとしてはやるせなさを感じて好みで無かったのですが、
今回は同じく所謂ハッピーものではありませんが意外にも後味が悪くないのです。
個人的にそう思うだけなのかもしれませんが、アンハッピーものが苦手なのに、
今回の作品は不覚にも涙して感涙してしまった。
前作の二人の出した答えもそんな考えもあるよねと思える内容だったですね。
今回はひとつだけそれって酷過ぎと思うのが攻めになる達郎が実際に事故で
アシュトレトが入る前の人間を死なせているということ。
その後にアシュトレトが死んでしまった肉体に入り込むことで生き返りなのが
どうにもやるせない、それを後に本人が知ってしまうのもかなり残酷かと・・・
寿命の存在しない生命体が人間と恋に落ちる、始めから悲恋と決まっている設定。
やはり愛し合いながら残される方は辛い気がするのですが、今回はすんなりと
人間でもそうだよね、寿命があってもそれを全うできずに事故で病で突然消えてしまう
そんなことが多々あるのだからと妙に納得出来て、達郎がこの世を去った時に
残されたアシュトレトに宛てた手紙が恒久を生きるアシュトレトの支えになる。
達郎の生まれ変わりを探すのではなく、自分がアシュトレトを探し出すと。
それがたとえ恋人ではなくても親子でも兄弟でも友人でも繰り返し転生しても
いつも達郎が姿かたちは違えどアシュトレト傍に必ず現れる。
そんなおとぎ話のような繰り返しを予感させるラストが意外としっくりきました。
前作ではどうしても許せないと思ってい設定が、同じ設定なのに感動までしてしまう。
やっぱりこの作家さんは凄いわと実感するのです。
たとえ恋人でなくても恒久を生きるアシュトレトのそばには立場、姿を変えても
繰り返し達郎が傍にいる、前世の記憶がなくても魂に刻まれた思いの強さが
二人を何度でも巡り合わせる。
前作のことがあったのでためらいがちに読みましたが面白かったです。
アシュトレトにはまってしまいました!
炬燵は危険だと言いながらまったりしているアシュトレト。マリーの愛らしさにキューとなっちゃうアシュトレト。ミシュラン並みに舌肥えてて、美味しいモノに惹かれるアシュトレト。…そして惹かれたものには、懸命に対峙して自分すら明け渡す。
愛おしい者の為、子供のように泣いているアシュトレト。…天使こそが、悪魔に見えましたよ。この高次元生命体はホント、人間が面白くて大好きなんだろうな~(ちょっと、歪んだ愛情表現あるけど)
レビュー書こうと思って読んでたら、そのまま全部読み!…ここのところよね~。と、思いながら、また全部読み!!なかなかレビューにたどり着けませんでした…隅から隅まで心惹かれるお話です♪
英田サキ先生初読みでした。
前作のスピンオフ作品ということですが、前作を読んでなくても読めると思います。
実際私は読んでないのですが、問題なく読めました。
物語が二転三転し、かつ、それがご都合主義のように思えて好みではありませんでした(ごめんなさい)
この先生の作風が私には合わなかったようです。
言い回しがくどくて、心情を説明しすぎなのがちょっと…
世界観や設定が好きだっただけに残念です。
最後死ネタと義兄弟要素が少し入っていたので、苦手な方もいるのではないかと。
私もそうでした。そういう最後か…(´._.`)という感じです。
前作が執着の輪廻転生ファンタジーだったので、そのスピンオフのこの本も、ちょっと恐る恐るだったのですが、杞憂でした。
前作のおじゃま虫、人間なんて退屈しのぎに過ぎないっていっていたアシュトレトが、アモン達の生活に影響されたのか、ある事故の時、とっさに人間の身体に入って、そして真実の愛を知る物語。
子どもにペットに死にネタと、大天使ミカエルまで登場して、ちょっと強引な感じもあるけど、これでもかって、飛び道具連発されてると、潔く振り切れてて、これはこれでよかったわ。
