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恋する鷹はツメを隠す

koisuru taka wa tsume wo kakusu

恋爱中的老鹰不露爪

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表題作恋する鷹はツメを隠す

夏樹,高校生
大原拓海,幼馴染みの同級生

その他の収録作品

  • SPECIAL ROUND(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき

あらすじ

強面で喧嘩っぱやいが、後輩には「アニキ」と慕われ、実は涙もろい純情な拓海と、そんな拓海をクールに抑え、周りから一目置かれる「拓海係」の夏樹。
二人は幼なじみで、昔いじめられていたところを助けられてから、夏樹は拓海にずっと惚れている。
気持ちを伝える気なんてさらさらなかったはずなのに、ひょんなことから拓海のファーストキスを奪ってしまった!
しかも夏樹の気持ちを知った拓海が「オレたち付き合おう! 」と無邪気に周りに交際宣言を―!!?

作品情報

作品名
恋する鷹はツメを隠す
著者
水渡ひとみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796405461
3.4

(42)

(5)

萌々

(15)

(16)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
11
得点
137
評価数
42
平均
3.4 / 5
神率
11.9%

レビュー投稿数11

一途な思い

幼馴染の拓海に片思いし続けてきた夏樹の一途な恋。
告白するでもなく、ただ傍で友達として見守り続けてきた夏樹がなんとも健気でした。

ひょんなことから拓海にキスをしてしまった夏樹、そしてなぜが付き合うことに・・・。
あっさり「付き合おう」という拓海と夏樹の一途な思いとの温度差大丈夫か?!と心配になりましたが、とりこし苦労だったようです(^^)

個人的には可愛い夏樹が受けだと思っていたので、最後の最後でえーー逆?!と萌え度が下がってしまいました。

0

ヤンキーで幼なじみ

水渡さんの描くヤンキーもの。
でも怖いって感じでなくてばか可愛い感じのヤンキー君です。
正直、ヤンキーの持つ威圧感のようなものは皆無です^^;

ワンコでやんちゃでお人よしで少女マンガ好きで皆に慕われる拓海と、拓海一筋の幼なじみ夏樹。
お話は夏樹視点で、その執着ぶりって周りから見たらバレバレってほどなんですが、当の拓海は鈍くて気がついていないというお話です。
ノリがよくてさらっと楽しめる作品でした。

しかし拓海はともかく、夏樹ってあんまりヤンキーぽくないというか…
子供のときは普通だったのに、何か理由があったのかな?と気になるところ。

お話はほのぼので可愛いのですが、夏樹が自分を好きだと知った拓海があっさり「付き合おう」と言ってしまうところが何だか口惜しい。
夏樹が思うように、ただの同情なのか、友情と愛情の違いをわかってないのか…夏樹と一緒に困惑しました。
そのへんはお話が進むにつれて進展していくのですが、このあたりがもうちょっとうまくまとまっていたらよかったな、と思います。
でも最後はラブラブで幸せそうなので、終わりがよければよいのかしら…

そんなに重くない執着系です。明るくかわいい幼なじみを堪能できる1冊でした。

1

美人攻め

水渡さん、間違いなく好きな感じの作風の方なんですが、
ドカンとくるには何かがもうひと押しな作家様です。
でも好き方向の作家様ではあります。

今作はヤンキーもの!(3冊目)
そして美人攻め&ちゃんちゃだけど純情な受け!
ヤンキーなのに…!?
という、ギャップのある見た目、中身がいい感じです。

「てめぇらぶっ殺すぞ!!」などと、
始終イキってるヤンキーが出てくるような、
ガチヤンものを期待している人は肩すかしを喰らうので注意。
女子向けBL的なヤンキーです。

一冊まるまる表題作なのでその点では割と満足度がありました。
あと美人は受けても攻めても好きなので、楽しく読めました。

最近は割と定番っぽい気もしますが、
こちらの作品の受けさんみたいな純情ヤンキーすごい好きです!
あれだけスカしてるくせに実は童貞とかw
そういうの、ツボです。

あとは「男前」もはずせないですね。
この作品の受けさんも男前なところがいいです。

BLのネタには「ヤンキー」ものがありますが、
不思議と定期的にヤンキーものって目にします。
いつの時代にも必要不可欠な存在なんでしょうかね。

ギャップ萌えや女の入る余地のない漢らしい世界…
などなど色々萌える要素があるので、
やっぱりヤンキーものって良いなと思います。

大好きというほどのカテゴリーではないですが、
サブ萌えカテゴリーとしてやっぱり外せないなと、
ヤンキーものはあなどれないなと思ったのでした。

0

左を見ても右を見ても、ヤンキーばっかり

高校生のヤンキーものにはどうも人を引き付ける力に溢れていると思います。
無骨な奴らが繊細な乙女心を持っていたり、純情だったりすると
たまらなく愛しく思えます。
表紙のさっぱりとした感じと、題名の秀逸さ、
書体にひかれ購入を決意しました。
表紙とあらすじを見ても受け攻めどっちかわからずに
うきうきしながら読み進めていたんですが、すぐにわかりました。
これは、総長が受けに決まってる!と。
そして、美しい副総長が無邪気で可愛い総長を付け狙っていると。

少女漫画を読んで泣き、笑っている受けにはとてつもない威力があり、
「お前も読むか?」と漫画を差し出す場面の笑顔に
ノックアウトされました。
攻めもクールに見えて、エロくて受けのことになると熱いところを
見せるところとか、たまらなく素敵です。
康も良いキャラなので好きです。
なんだかんだと二人を見守ってくれてる良い理解者ですね。
攻めが髪の毛を伸ばしている理由も実にBLらしくてよかったです。
交換日記にどんなにいやらしいことを書いたのか
詳細に教えていただきたいところです。
そして、受けの読んでいる漫画の内容に
自分達の立場を重ねて見ている受けにびっくりしました。
ただの少女漫画ではない、だと?!

0

純情ヤンキー受け好きさんにオススメ

爽やか、かわいい、高校生カップル祭り継続中。

少女マンガが好きで、純情素直なヤンキー拓海。
そんなヤンキー君と幼稚園時代からの幼馴染みの夏樹と康。
夏樹は幼稚園時代、子ども同士のケンカから拓海に助けられて以来拓海一筋。
今ではその気持ちがオーバーヒートしそうなくらい。
そんな夏樹の気持ちに気付いているのは康だけで、、、。

BLなんて、基本、ありえない絵空事ではあるのだが、
それでも、それが楽しくて読んでいるのだが、
ヤンキー物は、残念ながら守備範囲じゃないようで、
お話としてはすごくかわいくて、純情ヤンキーもの好きさんには、たまらなくおいしいと思うので、その筋の趣味の方にはオススメです。

0

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