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トゥインクルトゥインクルリトルビッチ

twinkle twinkle little bitch

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表題作トゥインクルトゥインクルリトルビッチ

奏出煌生,タケショハウス東町支店営業成績ナンバー1
長田尊,タケショハウス東町支店営業ナンバー2

あらすじ

“男”であることに絶対のこだわりがある長田は、
同じ営業所に異動してきたエリート営業マン・奏出に
業績トップの座を奪われ屈辱を味わう日々。
営業力アップを模索していたある日、
奏出が男とラブホテルに出入りするところを目撃!!!!!
弱みを握れたと脅したつもりが、
盗撮だといわれ返り討ちに。
さらに、長田の“男”の矜持を揺るがす、
あるヒミツを知られてしまい…!?

作品情報

作品名
トゥインクルトゥインクルリトルビッチ
著者
赤根晴 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
電子発売日
ISBN
9784801976610
3.9

(25)

(11)

萌々

(5)

(5)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
94
評価数
25
平均
3.9 / 5
神率
44%

レビュー投稿数4

コンプレックスは魅力

作家さん買いです。赤根先生の魅力といえぱ、BL的にはずれてるかもしれないけど、ごくごく普通の男子が受けさんで、攻めさんとのエロと出会うことで色づいてくーみたいなのをコミカルに描いてるところかなと。今作はそれが存分に発揮されてます。

誰よりも男らしくあることを信条として生きている長田さんが受け。ハウスメーカーの営業さん。
営業所トップの座を奏出さんに奪われ、ギリギリする毎日。そんなある日ーという部分は粗筋をご覧ください。
弱味を握ったーと思えば返り討ちに遭う長田さん。ラブホテルに連れ込まれ、遂に自分のコンプレックスを暴かれてしまうけど、寧ろそれを褒められてーという流れです。

コンプレックスは弱味であり、当然知られたくない。自分でも認めたくない。だけど、攻めである奏出さんは、それを恥ずかしがる姿が寧ろ好きだという性癖。長田さんは上手い具合に言いくるめられて抱かれてしまいます。
なんですが、自分のコンプレックスと向き合って、ライバルと思っていた相手に認められたことで心が軽くなっていき、次第に仕事も上手くいくようになっていく。
というのが繰り返される中で、攻めの奏出さんのことも気になっていく。他人のコンプレックスに寄り添うことをしてきた彼についても触れられていきます。

こういうパターンってある意味鉄板ではある。BLでも男女ものでも。コンプレックスを持った受けさんに、優しく寄り添う攻めさん。
なんですけど、一歩間違えれば、上から目線にもなりかねない。お前はそんなに偉い立場なんかい!と。攻めさんが完璧すぎると余計に卑屈になるだけなのです。
赤根先生独特のコミカルな流れがそんなのを感じさせず、楽しく読めます。受けの長田さんのツンデレ&根は素直なところも楽しめつつ。
他人のコンプレックスに寄り添うことをしてきた攻めさんに対して、一体誰が寄り添うのか?受けさんの成長物語のようでいて、でもきちんと攻めさんの根っこの部分にも触れられていて、それをBLに落とし込みされてて、いい話だなあと思いました。

萌の部分では、先にも書きましたが、ツンデレ、だけど根は素直だから、受けとしての素質も上がってく長田さんだとか、振り回してるようで、段々と受け力が上がってく長田さんに振り回されてく、でもきっちり攻める奏出さんだとか。
男らしさを信条としてきた長田さん。抱かれることは、男らしくないのでは?なんてのも良い具合に昇華されてます。読んでいただけたら。当然受けの長田さんは筋肉質のいいカラダなので、それも楽しめます。
寧ろ「男らしく」抱かれる長田さん。かっけー!と言いたくなります。

赤根先生のいいところが出てて、かつ物語としても上手く出来てて、凄く良かったです。

3

天使か悪魔か

メチャクチャ面白かった!
ラブホの白馬「なんだコイツら」に全てが要約されてるきがしてならんのは私だけ?笑

職場の同僚。
ヘラヘラしたちんちくりんのくせに、なぜか営業トップ。
日々、男らしく真面目に。熱心に仕事に撃ち込んでも追いつけない。解せぬ。
そんな時に目撃した衝撃的な絵面。
ハゲデブチビのオッサンとラブホ?!
これで弱みを、、なんて思ったのもつかの間
あっという間に形勢逆転されてーーアーーーー!!

コンプレックスの塊とそのコンプレックスを愛する男のせめぎあい。
コミカルにかつ心理的な掛け合いも面白かった。
最終的にあの攻はどうなの(笑)と思わなくもないが
攻守のバランスもちょうどよく
じつは癒やされたいのはなオチが好き。
個人的要望をいうなら、癒やし活動記録を
別冊だで読みたい(*´∀`*)

0

受けがいい男

受けが「男たるもの」と男であることに強いこだわりを持つ裏に大大コンプレックスを抱えた営業マンなんですけど、最高にいい…!いい男…!
最初、嫌味な奴か…?と思ってたら、とんでもない!
すごい可愛い…いい男だよ…ほんと…

強気受け、可愛い攻め、が好きな方はぜひ〜

エロも色気が溢れかえっていて最高でした。
このタイトル、読んだら納得。

2

よしよしナイチンゲール

『よしよしナイチンゲール』というパワーワード・・・

可愛い方が攻です。なーんにも考えてないぶっ飛んだ攻くんなのか?と思って読んでいくと、本人が気づいてないだけで意外と切羽詰まってる。

短小な受ちゃん救済ストーリーのようで、実は攻くんもぬかるみから救出されているという相互救済ストーリーです。しかもそんなに重くならってないところがレア。ギャグみもあるし・・・。欲を言えば最後の掲示板くん(名前忘れた)もしっかり救われてほしかった!

面白くないわけではないんですが萌ではないかも。キャラクターの好みの問題かなと思います。男らしさに固執しがちながんばりや受です。

0

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