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愛に不器用な不遜カメラマン×従順で一途な青年、淫らなイノセント・ラブ
執着の執着が執着すぎて、なんとも言えん!
めっちゃ議論したいけど、これはこれで良いような…
受けにハマったことを認めたくない故の攻めの行動と
それでもって受けの態度がぐわんぐわんと来ました。
時系列的には「無色透明」→「恋っていうのは」ですが
「無色透明」での師匠にキリキリ心持ってかれるので、
(感情と行動が噛み合わないオトコ好き)
後日談を知ってから、今作を読んで良かったなと思います。
今作は、未来を知ってるからこそ読めた感もあるので。
「恋っていうのは」も「無色透明」も、
荒くてガンガンぶつけてる感じが、うはーーーーってため息もので、
重い。重すぎてよく分からん!趣味じゃない?
とギリギリのとこだけど、後引く癖の強さ魅力がありました。
これで終わるの?って思って、こちらでレビューを読んで
前に書かれた「恋っていうのは」という作品の過去話だというのを知って
だからなのか、と思いました。
作者さんとしてはこれはこれで一つの作品として読めるように書いてるのかもしれませんが、私はこの先の話がある前提で描かれてるなら納得ですが、これだけで終わってたら、納得行かないです。
とはいえ、好きとは言えないんですけど。
最後まで攻めが好きになれず、俺様で自分勝手な攻めが嫌で、受けが攻めを振っちゃえばいいのにって思いながら読んでました。
受けを気まぐれで拾っただけのつもりだったけど、実は目があったときから、ずっと攻めは受けに囚われていたんだっていう事なんだろうと思いますが、それをいつまでも攻めは自分で認めず、受けに冷たくしたり酷いことしたりが、いい大人なのに子供っぽくて、嫌いです。
攻めの見た目が好みならもうちょっと好意的に見れたかもしれません。
最初は認められなくても、途中で自覚して認めてちゃんとわかるような愛情を向けてあげるようになってたならよかったですが、攻めは最後まで認めず。
攻めが受けにひかれてしまうのは何となく理解できます。
受けはそんなに妖艶というわけでもなく、かわいさのあるきれいめな少年というだけだけど、時々描かれるジッと見つめる目にひかれるというのがなんとなくわかりました。
でも受けが攻めをなぜ好きなのかは理解できませんでした。
今まで愛された事がなくて、初めて優しくしてくれた人だから、という事ぐらいしか、理由がないように見えました。
「恋っていうのは」はkindle unlimited対象じゃないので、いつか読みたいと思いますがとりあえずレビュー読んでみたところだと、「恋っていうのは」の方でこの攻めへの気持ちを語ってるようなので、それを読んだら納得できるのかどうなのか。
なんとなくそれを読んでも納得はできなさそうな気がしますが。
こんなやつのどこがいいの?なんでそんな盲目的に彼に従うの?
って思ってしまいました。
最初から最後まで、なんでこの攻めが良いの?って思ったまま終わりました。
これで完結してる1つの作品なんだとしたら私には理解できない感性だなと思いました。
kindle unlimited
「彼が僕を殴ったらいけないんですか?」
道で拾った青年の瞳にのめり込んで離せなくなる、小説みたいな雰囲気だった。
隆一が裕仁との出会いと瞳のことを繰り返し反芻するのだけど、肝心の瞳の描写が超小ざっぱりしてて拍子抜けというか、伝わってこないのが勿体ない。だけど後半になるにつれて裕仁が周りの人と会話をするにつれ、彼自身の立ち位置の認識や隆一への執着(言いなりの仕方)に面白さが出てくる。
カメラマン隆一が裕仁を飼ってやってるつもりで、女を持ち帰って見せつけてみたり、裕仁の写真を撮っても写真展には出せなかったり(その写真が良いんだよ!)、裕仁に詰め寄ってきた男スタッフに犯れって言って抵抗させないようにしたり、自分の気持ちに気付かないフリを必死にして、結局毎回失敗して深いとこまで落ち求めるのが最高でした。世間体気にして同居解消したとたんハメ外れちゃうとこも。
小説みたいな雰囲気や90年代ドラマ、お互いが執着し合う関係が好きな人にはお勧めです。
Kindle Unlimitedより。
「恋っていうのは」の祐仁と、彼の最初の男・手塚の過去。
傲慢で俺様なフォトグラファー・手塚が、雨の日に男の子を拾った…
…と始まるこの物語。
あれこれ女を連れ込んでもあくまで仕事(写真)優先だった手塚が、祐仁と出会って、何もかも支配的に振舞いつつ、祐仁の透明な従順性に絡めとられる様が描かれる。
いつでも手塚に従い、手塚しか見ていない祐仁を理不尽に「淫売」と罵り、誰かの目に止まる事さえも嫌がる手塚。
手塚は祐仁の存在に、というより祐仁に執着する自分、祐仁に依存する自分の姿に怯えるのだろうか。祐仁の所有を確かめるように殴ったり、暴言や無理矢理な性交、それでいてどこにでも祐仁を連れて行き、有能ではないのに助手にし、写真の撮り方を教え、関係を隠さなくなり…
ただ、自分の中で何かが変わり、それに自分が適応できないであろうことを手塚は予期している…
…とここで「無色透明」は終わります。
執着して支配的な手塚と、健気で従順な祐仁の、少しいびつな関係性。
ただ、この2人がのちに「恋っていうのは」の再会に至るまでに、どんな恋情のこじれ、または一方的に捨てられたのか、手塚しか見ていなかった祐仁が男にも女にも誠実に向き合わなくなった過程、手塚にも別れの後何があったのか、祐仁を黒歴史にして封印していたのか、別れを後悔したのか、そんな事を考え始めるとこの物語が一気に面白くなる。
ぜひ「恋っていうのは」とのループ読みをおすすめいたします。
最初はなんだか、攻にイライラしてました。
抱いちゃった後なのに認めたくないってどういうことって感じでした。
祐仁、先生に拾われた時はまだ子供だったらしいんですけどいくつだったんですかね。
母親と暮らしていて、母の男に暴力振るわれる、夜になると布団に潜り込んでくる、高校生?でも、学校の話はなかったなと。
残念ながら最初から私には大人にしか見えなかったです。
後半は良かったです。
途中、個展で出す出さないの写真がありましたが勝手に出した女の人にイライラしてました。
大嫌いだ。この女の人。
で、出したくなかった写真を見てそりゃ出したくないよねと思いました。
祐仁の裸の写真です。下半身ギリギリで布がかけられてる際どいやつ。
出したくないなら、さっさと持って帰れば良かったのにと思うけどね……。
祐仁が後ろから突かれてるのが2回あります。
四つん這いと立ちと2回です。
バックからってエロいよなって思います。
(BLに限ります)