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こちらともう一冊ガッシュ文庫から出ている、偽りの花嫁も2冊とも女装ものなのですね。
購入後、帯を見て気づきました。
受けや攻めの容姿や性格などを知るため、せめて冒頭の2,3ページを読んでから購入したい所なのですが最近はほんとにシュリンクされてて選びづらいです。
ガッシュは帯の裏に2行ほどですが、受けと攻めの性格がついているのでその点は割とありがたいです。
詳しく書いてしまうと、読まれる方の邪魔になるといけないのでサラリとだけ。
攻め 健吾 28歳。オールバックでメガネ。一見インテリ風だが 紳士の仮面をつけて息をひそめているような経済ヤクザ。
受け 佳月 20歳。色白で細見で可愛く女装が似合ってしまうが、口調は「~じゃねぇよな?」というしゃべり方のヤンキー少年。恋には純情な童貞。
3人称でお話は進んでいきます。
意に染まない結婚を姉にさせるわけにいかないと、直談判しに行きかわりに嫁に行く羽目になるのですが、健吾にきゃんきゃん吠えるスピッツをあしらうようにおちょくられています。
あまりひどいヤンキー口調は好きになれないので、最初は『しまった~』と思いながら読んでいたのですが、受けの佳月は健吾に対してべらんめぇ口調で強がりつつ、「えっと、そうなのか?」などと3秒後に聞き返してしまうようなお人よしの素直な性格の子なので、最後のほうではヤンキー口調も気にならなく、可愛く思えてきてしまいました。
佳月は女装を強要された時もベビードール姿で、ばあちゃん直伝の『味噌汁を濃くする方法で殺ってやる』と秘伝の暗殺計画を練ってしまう勇ましい子です。
女装姿でかえって、佳月の中身の気風のいい少年らしい魅力が増していくような気がしました。
姉のお見合いに立ち会う場面以外は、ほぼ一冊女装姿です。
ちなみに、夜いたしてしまう場面でもネグリジェとかベビードールとか着させられていますので、女装があまり好きでない人は読んでて辛いかもしれないです。
紆余曲折あってくっついた後の後日談も短編であります。
佳月の弟の亜月君が出てくるのですが、健吾に静かにライバル心を燃やしているようなので続きがでたら読んでみたいです。
カバーをはがしたところにショートストーリーがあるのですが、白地に薄いピンクの文字でとても可愛いのですが少し読みずらかったです。
とはいえ、カバーの下にイラストやショートストーリーがついているとちょっとおまけみいたいで嬉しかったです。
花嫁モノですが
作者が朝香りくさん&受がヤンキーということで
ただ甘いだけではなく硬派さやコミカルさもある
任侠ラブコメに仕上がっています☆
ヤクザIT化の波に乗り遅れ衰退しつつある
極道一家の長男・佳月(受)は、義理人情に熱いヤンキー。
インテリヤクザの健吾(攻)と政略結婚させられそうな姉を庇い、自分が人質として健吾に嫁ぐことに。
形だけの花嫁のつもりが
なぜかフリフリの女物の服を着せられ
初夜に、新婚旅行に…と色々開発されてしまう佳月。
それでも、姉や組のためなら安いものと割りきり
ポジティブに家事や健吾との生活を楽しむ姿が
最高に男前可愛いです。
健吾は傲慢で嫌味な感じの眼鏡キャラですが
佳月を心配して湖に飛び込んだり
風邪を引いて佳月に看病してもらったりと
徐々に可愛いところや
佳月にベタ惚れな面が見えてくるのが良かったです。
欲を言えば、嫁としてだけでなく
ヤクザとしての佳月の活躍ももうちょっと見たかった気が。
本人は組や健吾のため一生懸命なのに
跡目は弟が継いで、佳月はハナから戦力外扱いなのが
何とも不憫w
せめて組の抗争シーンで
もうちょっと佳月に見せ場が欲しいところでした。
でも、ラストの絡みで
佳月が女装ではなく普通のメンズ服姿で
健吾に抱かれるというのは良かったです。
見た目に関係なく佳月自身を愛する健吾の想いが伝わってくるようでした。
朝香りくさんと言えば楽しみなのが、毎回のカバー下のSS。
今回は、佳月が健吾のシャツについたキスマークを
浮気と誤解し…という話。
新婚あるあるネタという感じの甘いエピソードでした。
「花嫁」「身代わり」「女装」と好きなワードに惹かれて、購入しました。
「自覚なき熱愛宣言」とカバー下のお話は面白かったのですが…。
本編では、二人がどこでお互いを好きになったのか分からずに終わってしまいました。お姉ちゃんの身代わりも必要だったか?と思えたり、健吾も組のためなのか個人として佳月を好きなのかが区別がつかず、いまいち乗り切れませんでした。それと、自分がバカっぽい受けの子が好きになれないので、佳月にも感情移入できず…。
でも、「自覚なき熱愛宣言」では、弟くんの兄バカが可愛かったです。
甘々なのが好きなので、ちょっと自分の好みと違ったのが、残念です。
一応長男なので次期組長のつもりで頑張ってはいるものの、良くも悪くも素直すぎる今回の受け。人情だけは人一倍厚いので、昔はともかく今では身内までもが彼の将来を心配しる始末。 身代わり花嫁がそのまま花嫁になるパターンなのでスラスラ読める1冊ですね。 組は弟に任せてお幸せに~っ!! って、弟が本当に組長になった時、攻めに対してどう出てくるか楽しみだね。 お兄ちゃん大好きっ子で本当なら自分がって狙ってたのを横から攫われたも同然だしね。
タイトルからわかる新婚モノ。
裏表紙のあらすじが内容ほとんど書いちゃってるんですが…
やんちゃなヤンキー佳月(受)が姉の身代わりに極道の郷島(攻)に嫁いで
なんやかんやと新婚生活を送るお話。
まず佳月がいいキャラクターなんですよ~!私、彼みたいな子、好きですw
ひと言でいうと、おバカ。バカとは違うんです。おバカ!(このニュアンス、理解してもらえるかしら)
可愛いんです。
でも、お相手の郷島がねー、ちょっと…こっちは最後まであまり好きになれなかった。
テンプレな傲慢攻めかもしれないけど、あまりに途中まで気持ちが伝わってこなくて。
というか、お互いどこが良かったのか、いまいちわからないまま終わってしまった。
特に郷島→佳月がわかりにくい!
それこそ新婚ごっこをしてるうちに好きになったってことなのか。
あとすみません、内容はラブコメで楽しめたんですが、どうにも読みにくくて。
べつに難しい言葉を使ってるわけじゃないのになんでかなーと思うんですけど…なんでだろ。
改行が多いせいかな……だから厚さと読む時間が比例しないというか。
ヤンチャ受けがお好きなかたにおススメ。