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コワモテ乙女くんとトキメキ王子

kowamote otomekun to tokimekouji

凶相的少女心少年与让人心动的王子

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表題作コワモテ乙女くんとトキメキ王子

橘 王子様顔 高2の時に蛇塚と出会う
蛇塚虎太郎(へびちゃん)少女漫画が好き

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

見た目が怖い俺・蛇塚ですが、実はカワイイものが大好きです。そんな俺は、「王子様」と呼ばれている橘くんに恋してます!
橘くんは俺のこと認めてくれて、一緒にいて楽しくて、カッコよくて。 みんなからもモテモテで、優等生で、もう 完 璧 です。
でも、男の俺に好かれてるなんて超キモいだろうから、この気持ちは絶対言わない。
橘くんが幸せになれるなら、俺は恋のキューピッドにもなってみせるっ! …と、頑張ってはみてるけど、橘くんの笑顔はずっとくもり気味…。
俺、どうしたらいいの――! ?

作品情報

作品名
コワモテ乙女くんとトキメキ王子
著者
せがわ奈央 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799715000
3.8

(59)

(20)

萌々

(20)

(13)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
16
得点
224
評価数
59
平均
3.8 / 5
神率
33.9%

レビュー投稿数16

超キュート

ネタバレ有です



1話
目つきの関係上、怖い人と思われている蛇塚。
が、彼はかわいいものが大好き。
ひとまず、序盤から私。この子が欲しいと思いました。
鏡の自分に、自分でびびるって本当に心と容姿が違う人。可愛い。
そして、橘への気遣い。なんていい奴なの。
高2の時のシーンもありましたが、
きっと過去にも、相当嫌な思いをしてきたんだろうなぁ。
でも、心が歪んでいない。
そんな彼 報われてほしいわ。色々と、心の中で迷いの出る彼は、人間らしいです。
そういう風に考えていたので、容姿上、何もしなくても人が寄ってくる橘。
しかし、心が空っぽという設定。これが、生きてくる感じがしました。
自分の望みがわからない彼。
1話終盤の、わかってほしいという発言。
ここでは、嫌らしく甘えてる感じはしませんでした。
このシーンの彼は、王子様タッチの顔をしていますが、
私は、心が空っぽという設定とうまくマッチングされていると思いました。
必死な感じも少しはあってもいいはずなんですが、その素振りがない。
が、この時点ではそれが、逆にいい。
彼の過去話から、そういう癖が、長年でついてしまったのかもと思いました。
いずれにせよ、顔の表情が豊かな蛇塚と正反対な感じが伺えました。

2話
橘の半ば強引なキス。顔には出ませんが、心は少し焦ったのかも。
自分からのアプローチに、慣れていない感じがしました。
何もしなくても人が寄ってくるという彼の設定とここもうまくマッチングしていました。
そしてついに、彼の必死な顔も出て、蛇塚への思いは本当で、
彼自身も成長していることを感じることもできました。

3話
蛇塚と、唯一の少女漫画友達、中島さんが、ひとまずいい人でした。
この方がいなければ、二人の関係は危うい方向になっていたかも。

橘は、蛇塚への思いを、言葉で表現できない為、体で…
ここで濡れ場。いきなりでなく、ちゃんと自分の今の状況を説明してからなので、
2話とは違い、今回の橘は、違和感を感じませんでした。

4話
橘の顔の表情が豊かになります。濡れ場の効果はあったようです。
蛇塚も、可愛い思考を大暴露。本当に欲しくなるじゃない。

5話
橘のポテトコロッケ。蛇塚の容姿と心をうまく表現している一品だと思いました。
大胆に料理に失敗しない橘(蛇塚は、おいしそうに食べている)
も、序盤の王子様キャラとうまくミキシングされて、
個人的に、キャラの崩れはないと感じました。

6話
扉を使った橘と蛇塚の演出。
濡れ場を使った、橘の自己分析の心理描写。
彼の成長物語が、一区切りついた感じがしました。

読みやすく、可愛く、人の成長も見られ 神になりました。






8

めっちゃよかった。

1冊目が好きだったから買った。
このデザイン、めっちゃ好きだぁぁあ!かわいい!
オシャレだけどかわいくて、すごくヒット。裏も可愛いし、中のデザインも面白かった。
まさか、初めに台詞が描いてあるとは…面白い。カラーがなかったです。

表題作まるっと1冊で読みごたえあり!
いやー…これがさ、へびちゃんがさー…コワモテなんだけどコワモテじゃないんだよ、可愛いよ。
あんたかわいすぎるよ!いじらしいしさ。
攻の橘くんはヘタレ!?と最初思った。なんか攻としてかっこよくなってよ!って思ったんだけど、だんだんキャラクターわかってきて、橘くんも大変だったんだなーって。
王子様だけどね!

中島さんがいい味出してた。女の子だけどあたし嫌いじゃない。
こーゆー子、友達に欲しいわ(笑)

6

応援したい二人

すごく癒されたお話でした。
個人的にせがわ先生の絵も、学生もののお話も大好きです。

自分の強面な顔がにコンプレックスだったり
可愛いものや少女マンガが好きだったりすることを人に知られたくなかった
へびちゃんですが、高校生の時に屋上で運命の出逢いをしたときから
王子様と呼ばれる橘くんに恋しています。

橘くんに好きな人がいることを知り、応援しようと
自分も前からずっと大好きだということを伝えたへびちゃん。
自分のことより相手のことを想っての告白なんて、なんともへびちゃんらしい。
大告白からまさかの両想いに、驚きをかくせずまさに少女マンガのヒロインのような
乙女のような気持ちに・・舞い上がるへびちゃん。
それがまた可愛く、「あ~わかるわかるその気持ち」と、すごく共感できました。

大好きな橘くんを、優しくてカッコ良くてなんでもできる王子様・・・と
自分のイメージで舞い上がっていたへびちゃんに
「本当の自分を見てほしい・・・」と言って離れて行ってしまう橘くん。
そんな時も、自分の何が悪かったのか一生懸命悩んで考えて、
なんとか橘くんに自分の気持ちを伝えたいと必死なへびちゃん。
もう、可愛いったらないです。
ひょんなことから、同じ少女マンガ好きとわかった女友達に背中を押され頑張るへびちゃん。
彼女、へびちゃんのことちょっといいな・・と思ってたみたい。
だけど、へびちゃんの気持ちを知って応援してあげるなんて人間できてる!

橘くんも、自分の王子様というイメージだけが独り歩きし
本当はそんな良い人間じゃない・・・と自分の中でイライラしたり
へびちゃんに、素の自分を受け入れてもらいたいと思ったり
橘くんになりの葛藤があって、二人共が恋に自分に悩んでいて・・・
若いときは、悩みなさいよ~回り道しても時間はあるのよ、若いんだから・・
と、おばさんみたいなこと(おばさんですが・・)言いたくなってしまいました。

お互いをさらけ出し始めてから、更に二人のラブラブ度は上がり
嫌になるどころか、良いところが見えてきて、自分ではいやなところも
相手にとってはそうでもなかったりして、今まで悩んできたことが
うそみたいに幸せに感じてしまう二人に、読んでいるこっちも幸せな気持ちにんりました。
この二人のHは優しさがいっぱいで、お互いを愛おしいと思う気持ちが
短いセリフやちょっとした表情に現れていて、すごく良かったです。

最後の扉を使った表現は、橘くん目線で描かれており
へびちゃんとの間に、高校のころからいろんなことがあっていろんな想いがあって
自分が今、どんなにへびちゃんのことが好きで
自分でもおかしいと思うくらい、へびちゃんでいっぱいで・・・
そんな、素直な正直な橘くんの心が描かれているようです。

この扉を開けると・・・二人にどんな幸せが待ってるのかな。

6

笑顔が可愛い☆

まずは簡単な感想を。2人ともとても可愛かったです。受けの蛇塚君がとにかく良い子です。そして男前な発言もあったり、良いな~こういう子!!
橘君も普段も皆には本当に王子様ですが、蛇塚に出会って、空っぽだった心が嫉妬したりと埋まっていく。どんどん変わる表情が印象的でした。
絵もキレイで読みやすかったです。
(女の子(中島さん)がちょっと重要な役をしてる所もあるので少しでも女子が出てくるものが苦手な方は少しだけ注意!!)

ここからはネタバレ注意!!

見た目が怖く皆から怖い人認定されている蛇塚。でも本当は可愛いもの、そして少女漫画が大好き。
橘とは高校2年の時に屋上で出会います。少女漫画を読みながら泣いているところを見られバカにされると思った蛇塚。でも橘はバカにせず「好きなものがあることは自信を持っていい」とはげまされそこから2人の交流が始まり舞台は大学生へ。

蛇塚は橘の事が好き。でも橘に好きな子がいると知る。橘は「俺はからっぽな人間だからふりむいてもらえない」と。そこから2人はぎくしゃくしてしまいます。
同じ少女漫画が好きな女の子が話かけてきてくれて、自分の心からの言葉を隠さずに伝えなきゃいけない事に気づいた蛇塚。そして告白へ→

ラブラブかと思いきや、またまたすれ違いがあったり、嫉妬があったりとどんどん橘君の表情が変わっていく。最後の表情と表現が印象的でした。

受けの一生懸命さと、男前さと顔が怖いという始めの設定を忘れるくらいの可愛さ。
ちゃんとHもあり楽しめたので神にしたいと思います☆

5

へびちゃんがコワモテじゃない問題

表紙の食べ物につられて読みましたシリーズ。
コワモテと言われてすぐに思い浮かぶのは某オロチなどのいかつい系なので、表紙にイケメンとやんちゃくんしか見つけられず。むしろちっちゃくて可愛く見えてしまったので、大前提が脆くも崩れ去ってしまいました。

コワモテがふつうに可愛いことから周囲の反応に違和感を覚えつつも、コワモテくんが可愛くて可愛くて、あっという間に引き込まれていました。
少女マンガ好き、かわいいキャラグッズ好き、しかもちっちゃい。可愛いのに周囲から遠巻き…(もはやコワモテ設定は消えました)。抱きしめたい!君は!わたしが守る!と鼻息が荒くなりました。
高校で初めてそのままの自分を受け入れてくれたイケメンくんに出会えたことにバンザイ三唱、イケメンくんへの恋心にどきどき、イケメンくんの恋の応援に胸がじくじく、とまんまとハマりまくりです。
初めての彼氏、初めての女子の趣味友に浮かれるコワモテくんがイケメンくんと間違えて別の人に着いていきそうになるコマは、本当に小さなコマなのに大笑いしてしまいました。あのコマ、いい!

早い段階でカプ成立するので、そこからは成就した恋のドキドキハラハラです。
泣けた。誤解ですれ違ってしまった3話は涙で文字が滲んで、なかなか進まず。
少女マンガ友達がナイスキャラすぎてさらに泣けた。言ってることが参照エリリン(少女マンガのキャラ)だけど。この子も変だけどコワモテくん思いですごく良いのです。

完璧に見えたイケメンくんの悩みはよくある話でしたが、溺愛系好きにはたまらないキャラです。後半のイケメンくん目線で見るコワモテくんがまた可愛くて。コワモテくんへの思いがイケメンくんと完全にシンクロしているので、イケメンくんも愛おしい。ちょっと病み気味なところも良いのです。

この作品はコワモテくんをどれだけ可愛いと思えるかにかかっていると思います。
すぐ間違った方向に突っ走って突拍子もないことをするコワモテくんが可愛いと思えたら、とことん大好きな作品になるけれど、ハマらなかったらきっと「分からない」で終わりそうな。
ちょこまか小動物系が好きな方は好きだと思います!ぜひハマってほしい!

3

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