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表題作ごめんね、僕を愛して

朝比奈猛,小学校教諭
相良宗介,会社員

同時収録作品ミツメルcolor

同時収録作品春咲行進曲

同時収録作品チャイムが鳴ったら恋をしよう

同時収録作品はつ恋シンパシー

同時収録作品Heii or Heaven

嶋田斗和

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

猛と宗介は、ずっと幼なじみのニコイチだった。
なのに成長するにつれ猛のことがまぶしく見え、必要以上に意識してしまう宗介。
「あのさ それってやっぱシカトしてんの?」
「別に」

猛をすごくすごく好きになってしまった。
だから今まで通りにそばにいることが…できないのだ。

そして数年後、2人は故郷で再会する。
宗介のぎこちなさを意に介さず猛は自然に触れてくるが──。

なあ宗介、覚えてるか?
高校の時に一度だけ おまえを無理やり抱いた

作品情報

作品名
ごめんね、僕を愛して
著者
せがわ奈央 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
ISBN
9784799726570
3.7

(44)

(12)

萌々

(13)

(14)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
158
評価数
44
平均
3.7 / 5
神率
27.3%

レビュー投稿数9

絵も可愛い!

キュンがいっぱい詰まってます!せがわ先生の作品は、読むとなんだか安心します。

0

最後の作品が最高!

表題作も良かったですが、最後の「Heii or Heaven」最高。
「お互い好きっていってなくてセフレ状態だけど、本当は好き」信者には至高の作品でした。
あと、男性の体の描き方が個人的に好みでした。

0

メインの話が良かった~❤️

メインCPの猛と壮介の話は切なさがあります。
幼なじみの猛と壮介は、高校生の時を境に関わらなくなります。猛と壮介は、高校生の時に一度だけセックスするんですけど。

それから何年も経って、猛は地元で小学校教師。壮介はSEとして東京に。

話は、壮介の帰郷から始まります。避けたい壮介に対して、猛はしつこく壮介に会いに来ます。壮介は、どうしても猛を受け入れられない気持ちが有って。

理由が、猛を思うあまりの事だったのです。猛は、両親を亡くして家族がいない。壮介は、幼い頃に家族に成ると約束していたのです。
高校生の時に一度だけセックスしてから、男だから子どもが産めない、結婚出来ない事を、現実として受けとめるんですよね…

だけど、2人とも互いを好きで好きで仕方なかった!壮介が、猛と生きていきたいと決心してから、猛に気持ちを伝えた場面が良かった…泣ける。

2人が付き合い始めてからは、なかなか明るくてハッピー感ある展開が楽しいですよ❗

できたら丸々この2人で読みたかった~❤️

あとは、短編がたくさん詰め込んであります。こちらは、可愛い恋愛が楽しめる内容です❗️

いつか、猛と壮介のその後も読みたいなぁと思いました!

0

安心して読める短編集

可愛いの詰め合わせでした^^
『天国行き 通過列車』が気に入ったため、
こちらの短編集も読んでみました。


【ごめんね、僕を愛して】
表題作は、幼なじみ同士の恋物語です。
両親のいない猛は家族に憧れている子で、
宗介は猛を好きだけど、猛の幸せのために一線引いています。
両片思いの2人がお互いの気持ちをぶつけ合い、
性別を乗り越えて一緒に生きる選択をする姿を爽やかに描いています。

ただ、学生時代に猛が強引に宗介を抱いてしまうのですが、
その前後も猛には彼女がいたりして……
その辺の猛の気持ちが分からなかったので、
少しモヤモヤしてしまいました。

【ミツメルcolor】
高校生で両片想いの潮見と金子が、
お互いの気持ちを伝え合うまでのピュアラブです。

28センチの身長差があまり活かされていなくて残念……
せめてキスは欲しかった!
ただ、金子の可愛すぎる表情には悶えました^^

【春咲行進曲】
これが一番好きでした!
キュンキュンして胸が苦しかった……

高1で1ヶ月だけ付き合って別れた堤と雪野が、
高3でクラスメイトになるところから始まるお話です。
堤がカッコ良くて、そんな堤を好き過ぎて上手く接することが出来なかった雪村。
お互いに好きなまますれ違って別れてしまった所が切ない……

雪野が勇気を出して堤に話しかけたりする場面はキュンキュンでした!
1年経っても変わらない2人の気持ちや、
雪野からの誕生日プレゼントを大切にしている堤も良かった^^
とにかくかわいいお話で、
続きが気になって仕方がありませんでした!


他3作は短い作品でしたがそれぞれ面白かったです。
全てハッピーエンドなので安心して読めます‼︎

0

胸きゅんコマにやられた…

胸きゅん。
そんな言葉では言い尽くせないときめき。
この短編集にはそんな気持ちを味わえるコマがもりもり散りばめられてました。

「ごめんね、僕を愛して」萌2
一番近くにいたからこそ、伝えられない気持ちがあって、相手が何を欲しがっているのか一番知っているからこそ、受け入れられない想いがあって。
好きな相手と両片思いなのに10年疎遠とか、BLではよくある設定のことを個人的に「時間無駄にし系」と呼んでいます。こちらも「無駄にし系」。
「好きなら飛び込んじゃえよ!」と簡単に言えるのは外野だけで、相手のことを思ったら、深く知っているだけに無理っていうこともある…、けど、ぐうう。
主人公2人が美しくてナー。眼福です。
こちらの作品、居酒屋で主人公2人が隣同士に座っているのですが、2人の後ろ姿のコマ!これ、見て!胸きゅんどころじゃない、絶妙な距離感がやばいです。

「ミツメルcolor」萌2
かわいい!主人公がかわいすぎる!
自分にばかり当たりが強い友人(188cm)に女子が近付いてきたことで、気持ちを自覚するチビッコDK(160cm)の話です。
飴の包み紙を「幼稚園くらいのときにやった、それ!」という使い方をしていて、そんなことをしちゃうDKが可愛くて仕方ない作品です。

「春咲行進曲」萌
不器用すぎて、臆病すぎて、手の中からこぼれ落ちてしまった恋を取り戻す話。
主人公の学級委員くんの過剰もじもじを許せるかどうかで「萌」レベルが変わります。
告白シーンは少女マンガと見紛うレベルのキラキラっぷりです。

「チャイムが鳴ったら恋をしよう」萌
女子よりも可愛いデザイン科のDKと、知識や技術が完璧な電子機械科のDK。
あまりにキラキラした可愛さのせいで彼女とそういう雰囲気を作れない悩みを相談しているうちに…、あれ?このときめきは…?という短いけど、先が気になる2人。
電子機械科の子のデモンストレーションに胸きゅん必至です。

「はつ恋シンパシー」萌
「瞬間シグナル」に収録されていた「はつ恋のはら」の教師×生徒のその後。
「卒業まではおあずけ」だけど…、という話。
必死で我慢する大人がかわいい。

「Hell or Heaven」萌2
大学のときに好きになった相手とからだだけの関係を続けて3年。
相手結婚するという噂を聞いた主人公は…。
いつも「最後の日」にする準備をしたまま3年も関係を続けるって、切ないのう。
こんなことをするくらいなら伝えちゃえばいいのにと思いつつ、伝えて終わるくらいならからだだけでも…、という気持ちがまた切ない。

好みの作画でよむ胸きゅん、最高です。
少女マンガ寄りの綺麗な絵が好きな方にはおすすめです。

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