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攻×攻、花×花、重×重の３作品
ハイテンションエロコメです。萎え台詞がところどころに散りばめられながらも勢いで楽しめてしまう短編集。おいしい突っ込み所に毎回注釈(※→)が入っているのが残念でした。１～２か所ぐらいまでは面白かったのですが、ここまで多いと突っ込み殺し！
３つめの短編が「趣味じゃない」だったので「中立」です。
◆『男と男のラブゲーム』
営業の追川と、マーケティングの美坂。美坂をライバル視する追川。喜々として張り合う姿は懐いているようにしか見えず、可愛かったです！ 冷静を装って内心振り回されている美坂も、見ていて笑えます。ただ、追川がイク時の台詞に萎えてしまいました。もう少～し頑張って攻×攻っぽい雰囲気を残して欲しかったです。
◆『いきなり許婚♥』
アメリカの大富豪×村役場職員。野良犬にエサを与えてはいけないという教訓ですが、朝から昼から夜までやりっ放しで働かなくて良いというならそれもアリかもしれないという話。
◆『あなたのためならどこまでも』
いつも「重い」という理由で振られてしまう攻め。紹介されたのは同じく「重い」属性の受け。どんな要求をしても答えてくれる一途な受けに感動し、増長する攻め。
「へそで茶を湧かせ」「目でピーナツを噛め」と無茶な要求をし始めます。無茶ぶりにしてもせめてもう少し色っぽい要求はできなかったのかと心身ともに萎えていると、全ての要求を呑んでしまった受けにドン引きして逃げ出す攻め。引っ越しまでして一切の連絡を断ちます。ひ～何様ですかっ。いくらギャグでもこれはない…と、こちらがドン引きでした。重×重という設定は面白そうだったのですが！
ギャグとして読んでいいのかな？
表題作面白かったです！
女子にモテモテスイーツ好きイケメン美坂にライバル視する主人公追川。
キュンとする表現とかはとくにないのですが、物足りないわけでもなくさらっと面白かったです。脇役キャラも個性的で、話の雰囲気がとてもいいです。
えっ！？そこで終わる？という感じだったのが唯一残念かな～。。
次の「いきなり許嫁」というお話ですが、とんでも設定というか。。ww
いきなりお金持ち外国人に許嫁にされる、という話です。
内容はほぼなし、毎日Hしまくりで笑えましたww絶倫すぎる(笑)
「あなたのためならどこまでも」これは束縛タイプとなんでもいうことのきく子の話です。設定が珍しく、ほぼギャグでこれまた内容があまり無いかな？と思いきや、受けの一途さに萌えました。(^^♪
あまり重い話が好きではなく、アホアホギャグが好きな方はおすすめです(^^)/
もうひと押し欲しい表題作
ネタバレ有です。
表題作
一方的に、美坂にライバル意識を燃やす追川。
見所は、ひとまず彼のおバカぶり。
自意識過剰すぎる彼の心理描写。
話の流れ上、ゲイパーティーの受付を、
色気と言葉で落とすんですが、相手が男だと気付かない追川。
そして、美坂に助けてもらいながらも、彼を、脅し文句で屈服させようとする追川。
とどめに、女性にモテたいとか言っていたのに、男性にもモテて当然発言。
とにかく、美坂に負けたくないという熱い思いは伝わってきました。
ひとまず病院に行きましょう。という感じも。
そんな追川ですが、美坂のある行動に違和感を感じ…
肝心の二人の濡れ場は、美坂のいきなりの行動で始まるので、
ちょっと物足りない感も。ここまで来たなら、深い展開が欲しかったなぁ。
美坂の「あきらめろ経験値が違う」え、何そのキメ台詞。
RPGができなくなりそうです。
いきなり許嫁♡
祖父江の人生の転機 それは、謎の外国人との出会いで始まります。
ほんと、人生何があるか分かりません。
謎の外国人＝ワグナーのイイナズケになった彼。
ジャグジー風呂での、1発目。
そんなの序の口でした。至る所でやりまくり。
そして、二人の結婚に、おおらかな村民。
この展開、なんかリアルにありそう。
大富豪の行動は、想像を超えていますから。
あなたのためならどこまでも
栗原は、友人に手嶋を紹介されます。
男とか論外とか言っていた彼ですが、手嶋の書いたスマホ内容で一変。
二人は、さっそく関係を深めていきます。
栗原の要求にどんどん応える手嶋。
栗原は、過去の女性に対する態度に反省します。
やはり、やられた側の気持ちって、やった側は分からないもんだと改めて思いました。
それにしても、栗原の友達 何気にいい奴なのかも。
そんなことを彼に気付かせる人を紹介するとは。もしかすると意図的?
所々に、突っ込み記載が、もう既に入っています。
なので、突っ込みながら楽しみたい方は、ご注意を。
ぎりぎり萌で。
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