電子限定・著者メッセージページを追加収録
10年前の作品、久しぶりの読み返したらやっぱりおもしろくてわくわくしました。
タイトル通り、ジュリア、が、先輩にくびったけ、とにかく好きで好きで盲目的に敬愛しているお話です。
ジュリアはトップモデルなのですが、読モをしている先輩、みきおを一緒にいるときにスカウトされ、そのバランスが神がかっていると絶賛され、一流モデル、トップモデルになります。
漫画らしい強いエピソードが素敵です。
みきおはちょっとイケメンで学生時代は読モで人気があって、社会人になってからは自分のことがちゃんと見えていて地面に足がついているタイプ。
ジュリアでなくても後輩に敬愛されるタイプの男です。
ジュリアの愛はとにかく重い。盲目的で執着がすごくて、命をかけています。
ちょっと怖いんだけど、健気でかわいい。
10年間で7巻まで発行されています。
大小いろんな事件、トラブルがありながら、片想いから両想いになっていく2人のエピソードがとれも素敵で楽しいです。
執着攻めを集めて数年、これを超えるものに出会ったことがありません。
好きで好きでたまらない、扇ゆずは先生のシリーズです。
作家買いで、どの作品も外すことなく面白い。
その中でも「ジュリアが首ったけ」はトップを争うくらい好きな作品です。
ワンコで執着するハイスぺ攻め…。
好きなものをすべて詰め込んだバイキングのような攻めです。
その一途すぎる攻めの愛をサラっとかわす受け。
最高の組み合わせです。
埋もれていた原石のジュリアを紗良が拾い、のちに開花。
けれどジュリアは自分の天才的な容姿には興味もなく、紗良の興味だけを盲目に欲しがり。
時には別れ話で自殺しちゃいそうになるくらい、世界が紗良で出来ています。
絵もトーンの使い方から構成まで見惚れるくらい素晴らしいです。
私は、いい本は読むスピードが自然と遅くなると思っています。
隅々まで見てしまい、進みたいけど終わってしまう…。
それくらいの魅力があります。
この手の執着攻めだと最後はドロドロになってしまいがちですが安心してください、大丈夫です。
後味も悪くもなくハピエン、そして続きもある安心感。
この本に出会うために、私は腐女子になったんじゃないかと思わせてくれるヤバい一冊です。
先生、生まれてきてくれてありがとうございます。
扇先生の作品って俺様が相手を振り回しまくるラブコメのイメージだったので、こんな可愛い攻めの作品もあったのか!と驚きました。
相手を振り回しまくるのは相変わらずです。
相変わらずギラギラはしてます。どちらかというとキラキラな感じでしょうか。
ジュリア(美形 有名モデル)× 紗良(元読者モデル 会社員)
受け溺愛攻めが好きなので、可愛くて楽しめました。
紗良の「ニチャアしない!!!」が可愛かった。書き文字に萌えがあると、皆さんこれ気づきました?読みました?!と聞いてまわりたくなる笑
ずーっと自分がタチだと信じて疑わない紗良がすごい。
描き下ろしで2人の初エッチが収録されてますが、これ雑誌連載で読んでたらビックリですよね。単行本化まで待たせるのか!と!
大好きな作品で何回も読み返してます。
何回読んでも面白くて楽しくてワクワクキュンキュンが味わえます。
紗良は懐が大きいというか樹里亜の飼い主の責任感からか樹里亜の人たらしのせいか、なんやかんや受け入れてますね。
二人の掛け合いや会話のスレ違いが成り立ってるところとかすごく面白いです。
樹里亜の美しさに毎回見とれます。
ご褒美もなぜか段々ステップアップしていってますよね。
樹里亜が紗良に一途で健気で必死で紗良しか見えてないところや、意外と策士で紗良を孤立させるところや、押せば落とせると死にもの狂いで押しますってところとか忠犬ならぬ狂犬なところもすごくいいです!
紗良が自分が抱く側だと思ってるところも。
樹里亜の操縦は紗良しか無理ですね!
とうとう念願の恋人になれました!
「僕の初めてをもらってください」
「イリマセン」
「ダメです返品不可です」
が面白くてたまりません。樹里亜が片想いなのに告白したら何故か強気で紗良に要求したり開き直ったり本当に大好きです!
三巻が出てたんですね。早く読まなくては!