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ヲイヲイそれは果たして外国人なのか?とヤジが飛んできそうですが、攻めは一応欧米人がモチーフのようなのでギリセーフ?
「天然入ってる未来人(宇宙人)xツンデレな売りセン現代人」のSFファンタジー。
ふとしたキッカケで談話室で本作をオススメできたので、
「ならばレビューも書かねばならぬッ!」と思い筆を取りました。
言われるまで全然気づきもしませんでしたが、本作の受けはどっちかというと美人な方なのに美人タグが付いてないんですね。
2015年発売の本作、数字だけで見ると著作の中では人気が高い方ですね。
今読んでもこんなに色あせず、いつものように笑いあり感動ありですっごい面白い!
さすが猫野センセ・・・守備範囲広すぎない・・・?
しかも著作の中でここまでのロン毛イケメンが拝めるのは本作だけなので激レアです。
(でも翻訳機の精度が悪くてときどきバカ○ンのパパ口調になっとるw)
受けも適度に男らしく、えろもがっつり。
ちょいちょい出てくる未来の便利道具とその名称がオモロイw
タイムパラドックスにもきちんと言及されていて、時空警察との折り合いや受けの境遇、音楽への道、オルゴールの謎など、ストーリーがすごくしっかりしている。
オルゴールの歯車と体が合わさる時の描写を言葉遊びで掛けるなんて相変わらずお見事。
謎が明かされた瞬間は涙が出ました。
めっっちゃくちゃオススメです。
初めて読んだ猫野まりこ先生の作品です。
猫野先生は絵が丁寧で綺麗なので読みやすいです。
未来人×現代人CP
未来から来た宇宙人 シモン=アルバレスと現代の売り専 常盤 昴のお話。
西暦30☓☓年のプレアデス帝国星団皇帝第3子(皇子)シモンは、幼い頃に父親経由でプレゼントされたオルゴールを大切にしていました。
オルゴールには、約千年前の地球もモノで、オルゴールの内側には「シモンへ プレアデス」と昔地球に存在した文字で書かれていました。
シモンは、どうしてもその美しい音色の作曲者に会いたくなり、法を犯して現在の地球へタイムトラベルしたのです。
そして、シモンは昴くんに出会うのですが、なんとオルゴールの作曲者が昴くんだったのです…。
昴くんは、歌手になる上京したのに、スカウト詐欺に騙されて、借金返済のために売り専をやらされていたのは可哀想でした(泣)
歌手の夢を諦め、身も心もボロボロの昴くんが、シモンと出会い変わっていくのが、とても良かったです。
1000年前から、2人は出会う運命だったのですね。
シモンは、昴くんに嘘をつき、しばらく地球にいることにします。
そして、昴くんを過剰なまでに保護をして大切にします。
昴くんのために、掃除や洗濯、食事の用意も頑張るんですよ。
途中、昴くんを騙した詐欺師が登場するのですが、シモンがどこかに排除しました!
きっと、ブラックホールにでも飛ばしたのでしょう。
宇宙クラスの皇子はスケールが違う(笑)
後半は、切なくなる場面もありますが、感動すること間違いなしです!!
ぜひ、作品をご覧ください。
この作品では、西暦30☓☓年のプレアデス帝国星団の道具がいくつか登場します。
他の方もレビューに書かれておりますが、まさに未来の道具です。
その道具の名前もユニークなんですよ。猫野先生はネーミングセンスがいい!
私が欲しいのは「ハリバーン」です。すごく役に立ちそう(笑)
Hシーンは、程よくエロさがあります。
とくに、シモンの〇〇〇はかなりの大きさと弾力のようです(笑)
描き下ろし『世界の果てから中継です♡』
後半のお話に繋がるので、ネタバレなしで失礼します。
気苦労が絶えないユージンが、いつかスピンオフで幸せになりますように(涙)
SFファンタジーなのですが、想像以上に面白かったです!
そして、一途なラブストーリーでもあるのですが、宇宙クラスの「プリティウーマン」かも?!と思いました。
ちなみに、地球は戦争で過酷な環境となり、一般人が立ち入ることができない特別自然保護区に指定されているそうです(汗)
なんとなく予言されているような気もする…。
面白いだけではなく、感動もある素敵な作品だと思います。
ぜひ、多くの方に読んでいただきたいです。
いやいや、これも面白かった!
ラブコメなんだけど少し切ないところもあって、
あっどういう間に読み切ってしまいました。
未来からやってきたシモンと、
歌手になる夢を諦めた売り専・昴の時空を超えた物語です。
自分の名が刻まれたオルゴールを大切にしているシモンは、
その曲を作った人物を探しに過去に渡航してきたのです。
過去へ遡ることは禁じられているため、コッソリと。
そこで出会ったのが昴であり、オルゴールの作曲者で……
夢を諦めてしまった昴のため、
シモンは危険を侵して地球に残ります。
シモンがとても男前で身も心もいい男でした。
少し言動のおかしなシモンですが、
それを消し去るくらい優しく懐が大きいんです。
昴も人に騙され傷ついた過去がありながら、
シモンに対しては深い信頼をおいていきます。
昴を守るためには手段を選ばないシモンに守られながら、
再び歌うことに前向きになっていく姿が良かったです。
でも、旅の出会いには別れがつきもの……
この別れが切なかった。
シモンを思って突き放す昴の思いが苦しかったです。
コメディかと思って油断していたら、
不覚にもここでウルッときてしまいました。
どうなるのだろうと思っていたら、場面は数年後……
歌手として成功した昴に贈られたのは、
シモンのあのオルゴール。
シモンに会いたくて泣く昴が悲しい……
すると、そこにシモンが現れ!
ハッピーエンドの代償はとても大きいものでした。
それでも、昴は迷わずシモンを選びます。
手放しでは喜べないかもしれないけど、
二人にはこれしかないっていうラストに納得です。
コメディファンタジーだけど切なくて、
ラストはハッピーエンドなんて最高ですよね!
今更ながら、猫野まりこ先生の作品にハマりつつあります。
表紙とタイトルにひかれました。
表紙の銀の長髪の男性に優しそうに愛しそうに抱かれてる男の子。世界の果てよりってどこ?
お話はSFですね。
歌手を目指して頑張っていた昴が騙され借金を背負わされ男性相手に売りをやらされボロボロになって。
未来の宇宙からやってきたシモン。千年前の昴からシモンへと書かれたオルゴールをもらってからずっと地球に憧れて。
このオルゴールの謎も凝ってますね。そしてオルゴールが物語の鍵でありスタートです。こんな経緯で生まれたとは。
シモンの出す道具がドラえもんみたいで面白いですね!
未来の宇宙人らしいすっとぼけっぷりも。
本当は両思いなのにすれ違って、シモンの部下の頼みで昴はシモンをはねつけて別れてしまって。
ハラハラしました。しかしなんとか30年かけてシモンは態勢を整えて昴に会いに来てくれました!
そして昴を連れて行くと。
良かった!やっと一緒にいられる!
と思いきや未来の宇宙ではシモンが忙しくてなかなか二人の時間が取れず。でも一度火が着いたら1週間止まりません!どんだけー!
スケールが大きくて絵がとってもきれいでハラハラする楽しいお話でした。
猫野さん作品の初めましてが、おもしろくて全体的に微笑ましい感じの『ナルキッス』でしたので、今回も楽しげな感じかなと思ってました。が、しかし不意を突かれました。笑いありつつのきゅんと切なく愛おしいなんともハートフルなストーリーでした(*^^*)
個人的に猫野さんのキラキラ・ラブラブな作品大好きで(シリアス作の雷鳴とふたつ星はまだなのでそれ以外の作品を読んだ上で)、主役キャラが毎度毎度めんこいです♪
そして猫野さん作品は線が濃く、絵柄が結構かわいい系だったりするのに反してえっちも結構濃いめだと思います 笑
今回の作品は、30XX年から現れた銀髪巨根(?)の未来人シモンと、辛い境遇の中を生きていた昴のお話です。
音楽の道を目指して家を出たけれど人に騙されて借金を背負い、そのために身体を売ってお金を稼ぐ昴。その日客に酷いプレイを強いられ薬まで使われ道に倒れていたところをシモンに助けられ、二人は出会います。
シモンは幼い頃に出会った「シモンへ プレアデス」と刻まれた素敵な音を奏でるオルゴールの作曲者を探しにこの時代にタイムリープしたのですが、そこで実はその作曲者が昴なのだとわかります。
時間が来てしまい一度は戻るも再会し、東京を観光したり、果てにはシモンが安心して未来に帰れるまで共に暮らすことになって…。一緒に暮らす中で色々あるけど二人での日々は温かくかけがいのないものになります。
しかし二人の本来住む世界がそれぞれ違うために離れることになってしまい、そこはすごく切なかったのですが、最後はちょっぴり切なくも素敵なハッピーエンドなのでほんとよかったです(´_`。)グスン
一つのオルゴールが結ぶ二人の運命、非常に心温まりました!!
また全体を通してシモンがいいキャラで最高です^ ^
天然でズレてたり、変な未来道具使ったり、監視ロボに昴をつけさせたり、「〜のだ」がかわいくて、おもしろいです(笑)
「私の中の煌めくコスモが君だと告げているから」なんてセリフが似合うのはシモン位です(笑)
その上昴のことが大切で包容力が半端ないです。
そんなシモンに昴が出会えてぬくもりを知ることができてとーってもよかったなと思いました(*´艸`)
あと、お話の合間にある星が敷き詰められたモノクロのイラストが個人的に好きでした。
タイムリープに関してループ的にも矛盾がないように思うのでSFファンタジー好きな方にはぜひおすすめです!