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とても可愛いお話でした!絵柄は勿論、お話の内容が本当に可愛くて癒されました~!
不器用で言葉足らずな攻めの刀真くんと、コミュ障な受けの歩夢くんが出会い、恋に落ちて恋人になるまでが描かれています。
コミュ障の歩夢は普段から人と話すのが苦手でオドオドしているので友達がいなく、いつも一人で過ごしています。
そんな歩夢はある日、電車の中で痴漢に間違われそうになった男性を必死に助けます。その男性が刀真くん。これが二人の出会いになります。
といっても、すぐに刀真から熱烈な告白を受けてしまう歩夢くん。
好きなんだ、付き合ってほしい!という告白に、今まで友達もいなかったし、ましてや付き合ったこともないし、そもそも僕は男だし…!とパニックになる歩夢。それを見た刀真は、まずは友達からで…という提案をします。
人見知りな歩夢は今まで友達がいなかったので、その提案に嬉しくなり頷きます。それをきっかけに二人の物語が進んでいきます。
コミュ障で自分に自信がなく泣き虫な歩夢が、これまた帰国子女で不器用で言葉足らずな刀真に出会い、少しずつ成長していく姿が愛おしいです。
そして攻めの刀真もいつもはクールなのですが、歩夢の可愛さを前にすると頬を紅くしたり必死になったり“歩夢大好き”が溢れててとても微笑ましくなります。
必死に恋をしてる二人がとても可愛くて、読んだ後に幸せな気持ちになる一冊です。
後書きを読んだところ、続きもあるそうなので楽しみです。
帰国子女の刀真とコミュ障の歩夢のお話です。
電車内で刀真が痴漢に間違われていたところを歩夢が助けるのですが、刀真はなぜか歩夢をにらむのです。にらんでいたのは彼の無愛想さだと後で分かりますが、このあと刀真は歩夢に「付き合ってくれ」と告白するのです。
恋人より友人としてからの関係を選んだ歩夢ですが、刀真と一緒のご飯で「胸がいっぱぱいで食べられない」という歩夢があまりにも純粋で、心洗われる気がしました。
コミュ障の歩夢と無口で無愛想な刀真ですが、言葉にしないと気持ちさえ伝わらないのですね。そんな当たり前で大切なことを教えてもらったお話でした。
とにかく可愛かったです!
絵柄や、作風、ストーリーも何から何までかわいい作品でした(*゚∀゚*)
受はともかく、攻も不器用な所が可愛らしい( ´ ▽ ` )
心がほっこりとする、かわいらしい作品でした!
「可愛い!」の一言に尽きる、本当に最初から最後まで主人公2人が可愛いお話でした。
コミュ障で内気な性格をどうにかしたい歩夢は、こんな人になりたいと見惚れてしまった相手が痴漢に間違われてしまい、それを助けることで攻めでもあるその見惚れた相手(刀真)と知り合うのですが、この時点で刀真は歩夢を追っかけてる節があったので、どうしてそんな事になってるのかと裏事情が気になって仕方なかったです笑。
それからなんやかんやあって2人は友達から始まりお付き合いに発展するのですが、今時こんなピュアな子居る!?と思ってしまうくらい可愛くて、親心のように2人を見守っていました。
歩夢にほんわか癒やされ、刀真の一途さに応援して、とっても好きになれる本に久々に出会えました★
『【無料】リブレのBL旬コミ!! 秋’15』でジャスト1話分(35頁ほど)を読み、続きが気になって購入。「不器用な帰国子女×純情な引っ込み思案」と帯にありますが...これがまたなんとも不器用同士すぎる!けっこうオーバーリアクションなのに、すれ違いすぎているんですよね(笑)。
レビューが難しいなぁと思った一冊です。
というのも、私がネタバレを避けて下調べをしなかっただけのことなのですが、こちらの作品は続きものだったんですね。私の印象としては、終盤でようやくスタートラインにたどり着いた感じでした。なので以下は主に主人公たちの紹介(※でも内容のネタバレもあります)。
主人公はふたりとも大学生。
表紙手前が歩夢(あゆむ)。動物にも、おそらくバイト先やら周りの人にも本当は好かれているのだと思います。自分も親切心を行動に移したいけれど、家族や親戚の前以外では言葉というか声がなかなか出てこないので、本人としても困っている様子。コミュニケーションを取りたい、人と関わりたいとはいつも思っており、うまくいかないけど色々自分なりに考えて頑張ってる男の子です。よく泣きますが、ルックスは可愛い。
表紙奥が刀真(とうま)。フランス帰りで今も向こうに知り合いがおり、時折むこうの言葉で電話をしているシーンがあります。こちらはシャイな人間で、不器用で言葉が足りないためにキツくとられたり誤解されてしまうタイプのようです。日本語が苦手なわけではないんだろうけど、ファッションがキレイ目過ぎたり行動が突飛だったり、セリフもちょっと...と、どこまで進んでも自分が思っていたキャラを裏切ってくるのでイマイチよくわからないところがありました。不器用だけど、歩夢にとっては王子様のような存在、かな。
内容としては、刀真が先に歩夢に惹かれていて、ある日とんでもないアプローチをすることでふたりは知り合います。友達からやがて恋に変わっていく...だけど、問題はコミュニケーションがとにかく苦手な者同士ということですね。なかなかお互いの思っていることは通じません。歩夢が刀真の不器用さを補おうとするシーンがあるのですが、自分も不器用なのに勇気を振りしぼるところがよかった!刀真はよかれと思ってやっていることが歩夢の不安を倍増させたりして見た目は紳士なのにちょっぴり残念くんだけど、こちらも頑張ってほしいですね。
ところで。一冊を読み終えた時点でも刀真は、このときに歩夢を好きになった、こんなところに惹かれた...などと直接言葉にはしていないので、普通なら「?」となるのですが、このふたりのケースだと歩夢もそこを聞きたいとかそんな考え自体がないので、それはそれで別にいいのかも。
評価としては中立の気分ですが、萌にしたのは歩夢(受け)の動きや心情が可愛くて好みだったのと、嫌だなという部分はないので...あとは、まだ続きがあるということで期待を込めました。9割ぐらいのところで、まだ会話も足らないのにいきなりエロいシーンへ突入する様子だったのでびっくりしましたが、結局スローテンポラブはスタートラインです。
可愛らしい一冊。
癒されるか、もどかしいかは読み手それぞれだと思います。
描き下ろしとあとがき含め185ページほど。
次巻もリリースされないと困る、という終わり方をしていると感じました。