表題作そのままで。4

相沢

あらすじ

相沢・辻シリーズ4冊目。
「そのままで。3」の最後に出てきた、友人との海水浴に行った二人の話。
互いの思いにすれ違いが生じているのに気がついておらず…。

作品情報

作品名
そのままで。4
著者
麻生海 
媒体
漫画(コミック)
サークル
幸。〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
発売日
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

3の翌日の話

「そのままで。3」の最後で、友達と海水浴に行くと言ってたのですが、その翌日の話です。

「3」で相沢に山ほどキスマークをつけられてしまった辻。せっかくの海水浴なのに、服を脱ぐこと(=泳ぐこと)ができません。キスマークの罰として、自分と同様に相沢にも服を脱ぐことを禁止したため、二人でビーチパラソルの下で荷物番をしています。

身体だけを手に入れている。そのときが来たら、辻に好きな人ができたら、手を離してやる。辻を諦める。俺がフラれる形がベスト。
そう考えている相沢。

相沢とくっついていたい。エッチをしたい。女と話して欲しくない。
そう考えている辻。

二人は、互いのすれ違いに気づかないまま、海水浴から帰ると身体を重ねます。

辻の痴態がよく見えないからレーシックを受けようかな、という相沢に、「エロ沢!」となじる辻。

そのやりとりは、いつもどおりなのですが…という、この先に波乱がありそうな終わりになっています。

言葉にはしないのですが、辻がどんどん相沢を好きになっていき、その思いのままに行動をしていくのが伝わります。一方、相沢は辻の思いの深さに気づくことなく、相変わらず好きなのは自分だけだという思考から抜け出せません。ちょっと切ない展開でした。

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