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ナナイタカさんの2ndコミックは、
攻め視点で描かれた幼馴染同士の両片想いのお話でした。
デビュー作は、わたしが今まで読んだ本の中で1番!!というくらい、
とにかくひたすらほのぼの~とした本だったので、
今回もそういう路線だろうと思って手に取ったのですが、
予想よりも切なさが効いていたなぁという印象を受けました。
(あくまでも、ナナイタカさんにしては…です)
前作よりも読みやすくてよかったな、
じわぁ~っと胸に広がる切なさや温かさがあって、好みの本でした。
小さい頃から、向いのお茶屋さんの跡取り息子の幼馴染、
千鶴(受け・表紙左)のことが好きな、攻めの裕太(表紙右)。
現在、その受けのいる地元を離れて東京でのリーマン生活3年目。
でも結局、彼女も作らず、
自分でお茶を淹れながら、思い出すのは受けのこと。
そんなある日、
会社から地元の支社にしばらく手伝いに行くよう命じられて、
久しぶりに受けに再会、するとやっぱり恋心は再燃していって…
どうして、攻めが受けに想いを告げることなく地元を離れたのか…
それでも、また受けと向かい合わせの家で生活を始めると、
嬉しい、楽しい、また会いたい…
やっぱり受けの事が好き…受けだけが特別なんだ…という想いが、
日常の中でゆっくりと膨らんでいく様子が、丁寧に描かれていきます。
両片想いのお話とあらすじにもあって、、
攻めが告白をして、そうなの!? 実は僕も好きだったんだよ…
そう受けが答えて~という展開なんだろうと思っていたら、
告白された受けの反応がちょっと予想と違って、新鮮に感じました。
攻めの想いを知りながら、そのタイミングを尊重してあげて、
だけど芯の強さも持ち合わせていて…なんて、よく出来た嫁みたい?
それでいて、
Hな事には意外と積極的だったり、だけど清純さは失わなかったり…
一見ふにゃっとして見えるけど、
こういう大和撫子系の子が男のハートを掴んで離さないのかもな。
するする~~っと読めるお話ではあるんですが、
美味しいお茶を味わうように、ゆっくりと読み進めると、
ふたりのいい味わいが心に広がってきて、
その純粋さと相手を想い合う気持ちに、すぅーーっと心が洗われました。
幼なじみへの想いをもてあまし、東京へ進学、就職した攻めは、会社の転勤で地元へ戻ることになった。実家に戻ってみれば、向かいのお茶屋の後継ぎ・受けは相変わらず可愛く、自分の気持ちがまったく変わっていなかったことを思い知らされる。関係が変わるのが怖くて思いを告げることは考えていなかったけれど、なぜか受けの様子もどことなくおかしくて…。
1冊まるまる同じカプの、焦れ焦れする両片想いの話でした。
攻めは普通に仕事はできるし、普通にイケメンだし、なかなかいい男なんですが、とにかくヘタレです。受けならずとも「はっきりせいや!」とどやしつけたくなります。
受けくんはとってもいい子で、いつもニコニコしているお茶屋さんの看板息子。東京へ行っちゃった攻めが帰ってきて嬉しくて仕方ありません。態度やら何やらで攻めのことが好きなんだろうなぁ、とは早い時点でわかるのですが、肝心の攻めには伝わらず、これまた焦れ焦れ。
攻めの視点の話だったので、ありがちな「攻めが女性といるところを見て誤解する」なんてエピソードも割と新鮮でした。誤解ってこういうふうにして生じるのね…。
受けが攻めの気持ちに気づいていたのなら、告白を長年待つのじゃなく、なぜ自分から告白しなかったのかな、との疑問は残りました。あと攻めが女性といたことの誤解も解いてない。まあくっついたから問題ナシ、になったのかな…?
今後お互いの家族を巻き込んで一悶着あるのでしょうが、とりあえずはくっついてハッピーなところで終わりでした。
くっつくまでが長い割に、すれ違いの切なさなどは皆無な話でしたが、ほのぼのした雰囲気は味わえる1冊です。
ナナイタカ先生の作を品は初読みになります。
最初はカバーに一目ぼれで購入しました。
もう本当、ほっこりする作品でした。幼馴染の次期和菓子、日本茶屋当主とサラリーマンのお話し。
作画も丁寧でストーリーもしっかりしています、エロ少なめです。
自分的に幼馴染が成長して…とゆうのが好物なのでなかなかツボでした。
ゆーちゃんも東京出てきてからも緑茶好きやし、やっぱ千鶴を思い出しながら飲んでたのかな?と思うと悶えますww
千鶴も実は自分の父親がゆーちゃんを感動させたことにやきもち(?)して一生懸命入れ方学んだり…本当けなげ…。
お互いが両片思いで、おしい!…あぁおしい!ともやもやしました…
好きなんのに、お互い苦しくても言えなくてでも着実にお互いの気持ち、心境に近づいてって…
だから千鶴の『やっと言ってくれたぁぁ!』には激しく同意いてしましました!
幼馴染だからこその難しいもどかしい感情、田舎だからこその周りも人の温かさや支えがあるから二人はのんびりできていくのかなと思いました。
その後のエッチも『あ…おっき…♡』とかコテコテのセリフでも天使千鶴ならアリなのかなと(*'ω'*)
とってもほっこりまったり癒された作品です。
激しい系でなく疲れたを心癒してくれる、そんな作品でした。
ピュアでふんわり系を読みたい疲れた方におすすめしたいです!
( *´艸`)
出てくる和菓子、日本茶は読んでると食べつくなる!飲みたいって思いますよ♪
千鶴のおかっぱ最高!
もうホントにいい意味でゆるーく可愛いお話でした。
可愛い幼馴染モノです。
幼馴染の千鶴が好きで、でも想いを告げられない…そんな叶わぬ恋のために、
もう物理的に離れて就職したゆーちゃん。
そんなゆーちゃんの気持ちをなんとなく知っててやきもきしてる千鶴くん。
わふわしてるようで思い切りの良さにまた萌えました。
幼馴染だし男同士だし…
ということで、彼らの心の葛藤が切なくピュアに描かれていて素敵でした。
かといって、暗く重くなることは全くなく、
ほぼキュンキュンします。
安心して読めるほのぼの作品でした。
ナナイタカ先生の『僕のサーシャ』がホッコリして大好きなんですが、今作もかわいく優しい恋を描いていて癒されました~。
リーマンの裕太は幼馴染の千鶴のことが忘れられない。
千鶴はお茶屋の息子で、小さい頃にスペシャルな笑顔で「ゆーちゃんのお茶はボクがいれてあげる」と言ってくれた通り、ずっと裕太のために美味しいお茶を淹れてくれた。
でも裕太は、家を継ぐために頑張っている千鶴にとって、自分の想いは邪魔にしかならないと思い、千鶴と離れることに決めた。
それから7年、転勤で地元に帰ると、そこには優しい千鶴の笑顔と美味しいお茶があって、裕太はまた千鶴に恋をする…
千鶴の笑顔が本当に優しげでかわいくて癒されます♪
なんで千鶴が美味しいお茶を淹れたいか?ってところに、千鶴の切ない想いも隠されています。
でも千鶴は純情一途なだけじゃなくて、現実を見てるというか、したたかな一面もあって、ただかわいいだけじゃないのも私には魅力でした。
描き下ろし「ないしょのはなし」
恋人になって一緒に過ごす夜、裕太は千鶴がなんかする度に「あの可愛くて天使みたいだった千鶴が…」とテンパってるのが楽しい。
千鶴が意外と積極的なんです♪
小っちゃい頃から想い合ってきた幼馴染の切なくてかわいい恋に癒されました。