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  • 五十嵐くんと中原くん(1)

五十嵐くんと中原くん(1)

igarashikun to nakaharakun

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表題作五十嵐くんと中原くん(1)

(仮)五十嵐 桜,高校2年生
(仮)中原 冬吾,高校2年生

その他の収録作品

  • 中原くん
  • 友達1日目
  • 帰るところ
  • 嘘吐きと缶コーヒー
  • 番外編「五十嵐くんと水森くん」
  • キャラクター紹介「中原冬吾」
  • キャラクター紹介「五十嵐 桜」
  • キャラクター紹介「水森 大地」
  • あとがき
  • 「五十嵐くんと中原くん」体育編

あらすじ

高校デビューし、無口でクールな一匹狼を装っていた元引きこもりのE組中原冬吾。不真面目だが明るいクラスの中心的人物、F組五十嵐桜。高校二年春、近いようで遠い2人はひょんな事をきっかけでつるむようになり…

作品情報

作品名
五十嵐くんと中原くん(1)
著者
イサム 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
五十嵐くんと中原くん
発売日
ISBN
9784041039830
4.1

(63)

(32)

萌々

(15)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
4
得点
253
評価数
63
平均
4.1 / 5
神率
50.8%

レビュー投稿数4

やっぱりノンケ×ノンケは良い(*´∀`)

元いじめっ子がいじめられっ子を好きになっちゃうよくあるノリでしょ?と思って読んだら大間違い。
受か攻どちらかが必ずゲイ設定の作品に飽きていた自分には久しぶりに、これがBLの楽しさだよ!と思わせてくれる作品でした。

お互いノンケで、一巻はほぼBL要素皆無です。
しかし、両想いになった後より両想いになる前の2人のストーリーを読むのが好きなので、自分はこの作品最高に好きでした!
3巻あたりからようやくBLらしくなってくるので、2人の気持ちの歩みを丁寧に描いてくれる作品が好きな方にはオススメですよ!!

7

中原君

各所で評判よかったので思わず衝動買い。
1巻に関していえばまだラブ要素はないものの
真っ直ぐな人間模様がすごく好印象。
ストーリータッチも読みやすく楽しい一冊。

主人公である中原くん。
地味で眼鏡で目立たない中学生生活をおくり、
こっそり応援していたアイドルのプロマイドをからかわれ。
がんばって勉強してるのに赤点。
一人でがんばった補修も、遊んでた要領のいいクラスメイトたちの
方がなんだか優遇されている。
そんな自分を捨てるため、とうとう来ました高校デビュー☆
からがスタート。
金髪にピアス。ビン底眼鏡を打ち捨てて爽やかに!!
・・・と、いかないのがまた面白いわけですが、
そんなさなかに出会った五十嵐君とのあれこれな展開が面白い。
「お前はクズだ」
真正面から言った暴言がきっかけで懐かれちゃうところがいいw
BLとしてじゃなくても面白かったです。

にしても水森・・・あんたみたいな子が一番好きよワシ

7

まずはお友達から

高校生だけどタバコ、飲酒、女遊びは当たり前。マジメに生きるのはダルい…的なノリで毎日てきとーに過ごしていた五十嵐くん。
そんな五十嵐くんを「オレはクズだけどな、お前の方がもっとクズだ」とガツンと言ってしまった中原くん。

そして言った後で我に返り、やっちまった…!!とビビる中原くんと、正面からぶつかられたことにより中原くんのことを気に入って懐いちゃう五十嵐くん。
五十嵐くんは本当に友達になりたくて親しく接してくるんだけど、中原くんは何か仕返しされるんじゃ…とビビって疑心暗鬼。ここらへんのやり取り、距離感が面白いです。

中原くんの中学時代はビン底メガネで話題といえばアイドルのことくらいしかなかった元引きこもり。
ずっと友達もいなかったから友達付き合いっていうのがどういうものかも良くわかっていないけど、実はハートは熱くて思ったことをちゃんと言える子なんです。
一方の五十嵐くんは、一見明るくて常に誰かと一緒にわいわいやってるタイプなんだけど浅く広い交友関係で親友というのはいなさそう。
で、良かれと思って友人にやった事が裏目に出てしまい「オレ…クズだからさ」と落ち込む五十嵐くんに対して、中原くんは「知ってるよ …ていうかお前の友達はそんなことも知らねーのか」「そいつらとつるむくらいならオレとつるめば」と言っちゃう!
そして五十嵐くんは思わず涙目&中原くんをギュー。

正反対のような二人なんだけど、お互い親友といえる友達がいないという点でなんだか根っこの部分は同じなのかもしれない。
まだ親友になる手前の状態なので、これから先どう展開するのか楽しみ。

5

BL未満。でも今にして思えば、フラグ立ちまくりの第1巻!

第5巻が刊行されるというので、おさらい読みしているのですが、今のところ4巻が一番好きだな。
絵も一番キレイ。と、いうか、この1巻の絵の拙さよ。今と全然違う。五十嵐なんて、全然違う。背が高いのはともかく、ガタイ大き過ぎないか⁈ いかついなぁ。っていう。そして、最初の頃はまだ、荒れているので、ちょっと嫌なヤツですね。中原くんに「クズ」呼ばわりされるのも致し方無いです。
そして、全然BLぽくは無い。…のですが、この第1話だけ読むと、ウッカリBLの予感は充分だったのですね。五十嵐の「女と別れたから。セフレっぽいのも全部切った。」って、わざわざ報告に行くあたり。まだ言わないし、この時は言う気も無かっただろうけど。これはもぅ告白だったよね?って、今だから思う。
脱いだばかりのホカホカの体操着を貸すとか。それを着るとか。
後ろ抱きとか。
友達すらいなかった、引きこもりの中原くんにとっては戸惑い以外のなにものでも無かったわけですが。
この後、BLどころの騒ぎでは無く。結構なシリアストーンで、胸の痛くなるような物語へと展開していくとは…。

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