SS付き電子限定版
ドSな攻め様と、子犬のような庇護欲をくすぐる純情受け様。
こんなやつのどこに惚れたんだ、と思うことしきりでしたよ(;´Д`)
受け様は、バリスタの藤野。
攻め様は、パティシエの佐久間。
移動販売車でセット売りにて協力する日々。
藤野から告白されてあっさり断ったけど、元カレらしき人間相手に絡まれているところを助けに入る。
優しくしたり関係ないと突っぱねたりと、藤野を振り回す身勝手な佐久間にムカムカで、全くもってどこに惚れたんだよ藤野〜と言いたくなるなる┐(´д`)┌
好きな子にはイジメたくなるタイプだな、と思っていたのですけど、本人は好きな子には優しくしたい、なんて曰わっていてΣ(・∀・;)
えっちの時だけ優しいとかじゃ認めんぞー。
藤野の友達に対しても、いろんな友達がいるから、なんて邪推してるし。
めんどくせー(´-﹏-`;)
なんだ、佐久間ってば恋愛経験値は低いんだなぁ。
藤野の友達に殴られた時は、ザマァ(つ✧ω✧)つとにまにまでした。
などと、攻め様に対しては、ケッヽ(`Д´)ノと厳しい目を向けちゃってますけど、でもお話としては好きなんですよね。
最終的には藤野が幸せそうだから、まぁよしとするか、な気持ちです。
「食べられちゃう系男子」のスピンオフ作品です。
舞台は同じく、移動屋台が集うオフィスビルの一角『ランチ・ガーデン』。
前作チラッとだけ登場した、パティシエ佐久間とバリスタ藤野のお話です。
前作未読でも問題なく読めますが、前作主役の八嶋×春斗CPも登場します!
バリスタの藤野はパティシエの佐久間が好きで告白するが、あっけなく振られてしまう。
落ち込む藤野…
ある日藤野の移動屋台に元カレ?らしき男がやってきて絡まれるが、そこに助けに入る佐久間。
あの男が元カレなのかと思いイラつく佐久間は、藤野のことが気になっている自分に気付く。
2人はお付き合いを始めるが、思いの外嫉妬深く意地悪な佐久間…。
仲を深めたい佐久間が藤野に手を出そうとするが、拒まれショックを受け一方的に別れを告げる…。
佐久間の勝手な思い込みに振り回される藤野が可哀想で…
話は聞かないしわざと傷つける暴言を吐くしで、どうしようもなくダメなやつ…
純情な藤野をビッチ扱いした時には、本当に殴ってやりたかったわ(怒)。
その思いは、藤野のお友だちが果たしてくれてスッキリ!
最後はハピエンなのですが、今後も大変そうなCPです…
藤野頑張れ!
だめだ…。
この作者さんはもしかして意地悪な攻め好きな方ですか?
初心者ゆえ、作家さんごとの特徴とか傾向が分からないせいで単純に「食べ物と切なさ」だけを追い求めて購入してしまうのですが、こうも意地悪が続くとやっぱりそういう傾向の作者さんなんでしょうね。
Sな攻めや意地悪ばっかりの攻めが嫌いな方には厳しい作品だと思います。
「食べられちゃう系男子」の続編でした。
移動販売専門スペース・ランチガーデンを舞台に、前作にもちょこっと出てきたケーキ販売の佐久間とコーヒー販売の藤野の恋模様が描かれています。
そこにカレーの八嶋×春斗の続編も加わっていて、前作よりラブ度の上がった2人を見られたのは大満足でした。
ただ…、メインCPの性格がどちらも苦手すぎて…。
佐久間は本当にすごーーーーく意地悪です。素で意地悪なんだと思います。なんだかんだと藤野をストーカーから守ってくれるけど優しさは感じられず。むしろ捨て台詞の酷さしか印象に残りません。
藤野も「言いたいことも言えないこんな世の中は」という感じ。いや、もう言いたいことがないの?というくらいもじもじもだもだ。ひとに守ってもらわないと生きていけないような成人男性…。つらい…。厳しい…。
そんなわけで八嶋の観察力の鋭さや春斗の可愛らしさばかりに目が行きますが、メインの方はストーカーあり、親友の登場ありで藤野をビッチ認定した佐久間がものすごくひどいのですが、最後に「好きな子には優しくしたい」とおほざきになられます。これほど虚しく響いた決め台詞があったでしょうか?…あったな、とか思いながら、薄ら寒い気持ちで読んでいました。
ドSとドMっぽいのでお似合いなんだろうとは思います。
あー、こういう意地悪なレビュー、嫌ですね。意地悪は佐久間かわたしかっていう。
佐久間の意地悪は伝染病かもしれません。
これから読まれる方はお気をつけて。
「食べられちゃう系男子」のカップリングがとってもよかったと思ったのですが、こちらは見るからに食べられちゃう系~の二人とはタイプが違う。
しかし、こちらのカップリングもすごくよかったです。
スピンオフですが独立したカップルのお話なのでこれから読んでも大丈夫だと思いますが、前作の二人のその後のお話も入ってますのであちらも読んでみたらより楽しめるかと思います。
舞台は前と同じ、ランチガーデンなのですが、みんな楽しそうにお仕事していていいなあ…という雰囲気。
昼時の屋台が舞台、て珍しいですよね。
私は女性っぽい受けが得意でないので、表紙を見たときに主人公の麻季が女性的に見えてしまい、苦手なタイプだったらどうしようかと思ったりしたのですが、そんなことはなく…どちらかというと子犬系というか、守りたくなるようなタイプでした。
受け→攻めのお話です。
佐久間が同じ移動販売店で働く麻季に告白され、クールにフるものの、その後だんだん気になってきて…という流れとしてはわかりやすい。
しかし、攻めがかなりサイテーです。
興味なさげにフッたと思ったら、つき合ってやるとか、なのに「やらせないなら別れる」とか、誰にでも気を持たせる淫乱だとか、言いたい放題です。
そのたびに麻季はショックを受けて青くなったりボロボロ泣きますが、ほんとによく耐えてると思う;
泣き虫、弱い系に見えて、実はかなり強いんじゃないかと思います。
私はBLでこれよりも酷い攻めを結構見ましたので、なんとなくこの程度なら「」さいごに誤ってくれるならいいか…」と思ってしまいますが、冷静に見ればこんな男のどこがいいの!てくらいのサイテーさだと思います・・・
ただ、不思議と佐久間の「麻季が好きで独り占めしたい」という欲はひしひし伝わってくるんですよね…
それでなぜか耐えられてしまうというお話でした。
ケーキ屋の佐久間(攻め)は、コーヒー屋の藤野(受け)に告白されるが、別に好きでもないので即お断りした。しかし、藤野が元カレにしつこく言い寄られているのを見ると何だかムカつく自分に気付く。そのまま何となく付き合うことになったが、元カレや、受けと仲の良い友達を見てやはりムカつき、強引に身体の関係を持とうとするが…。
攻めはドSで思いやりに欠けるし、受けはウジウジしてるし、キャラクター個々で見たら萌えないカップリングでしたが、話としては面白かったです。何とも思っていないはずなのに元カレの存在に嫉妬してしまうとか、経験豊富に見えてそうでもなかったりとか、萌えツボな展開で楽しめました。
でも気持ちの悪い元カレが、その後何ら罰を受けないままフェイドアウトなのがちょっと気になりました。まあ次回現れたら攻めに退治してもらえそうですが。
『食べられちゃう系男子。』のスピンオフで、前作のカップルも出てくるし、そちらの話も混ざっていましたが、前作未読でも問題なく読めると思います。