電子限定おまけ付き
意地っ張りなすれ違いラブ。
幼すぎて、心と体がちぐはぐなまま終わったことにしてしまった高校生時代の恋に、12年後に決着をつける話。
あの頃、本当に、好きで、好きで、だからこそ、あの時の傷を今でも忘れられないまま、誰にも心を開かずに生きてきた侑。
その侑の前に12年ぶりに現れた羽田は、相変わらず強引で、どんどん侑の生活に乗り込んできて、探していた、好きだった、今までの分を取り返したい、と迫ってくるのだが、、、。
侑の心情の方はわかる。
好きだからこそ流されたくない、突き放したい、愛されたい。
このじれったい感じはいい。
侑の表情もエロいし、かわいいしね。
それに対して羽田の方がなぁ、、、
この手の攻めはあんまり好きになれないんだよなぁ、、、
というわけで、ギリギリオマケの萌1つ。
高校時代、誘ったのは侑でも、羽田は強引に抱いて侑の体を傷つける。
侑は病院に行ったことで親や学校にバレ、二人はそのまま疎遠に。
12年後、侑は営業も経営もゆるいバーの店主に。大家の事情で店をたたむか・昼間も営業(家賃は二倍に)の選択を迫られていたところ、羽田がとつぜん現れ、二人で昼夜通しで経営、店の上階で同居することになり…
高校時代の事件、侑は体だけじゃなくて心も思いっきり傷つけられて、大人になった今でも、キスも触られることもできないトラウマを抱えて生きてる。(ゆきずりフェラだけはしてるけど)
そんな侑を救えるのは、侑が心から消せない羽田だけなのかもしれないけど、いきなり現れて「ずっと好きだった。ずっと探してた。」と共同経営・同居をしてしまう羽田は強引すぎるというか…同郷なわけだし、探し出すのに12年もかかるものかな?
別の場面では「忘れてたことがなかったとは言わない」ってモノローグもあったり、忘れてたの?探し続けてたの?どっち???
再会してからの羽田は侑を大事にしてるし、侑の想いも叶ってトラウマも解消して良かったねと思える反面、羽田が12年間なにしてたのか曖昧で…傷つけてしまった後悔とか忘れられなかった想いとかもっと掘り下げて欲しかったな。
普段は冷めた目でツンツンしてる侑の、追い詰められた時に見せる泣き顔とかかわいいのに…「お幸せに!」って二人を見送れないお話でした。
大大大好きな左京先生の新作新刊との事で楽しみに手に取りました!
高校時代の初体験がトラウマで、それ以降まともに恋愛も出来ない侑と、そのトラウマの原因を作ったチハルの恋模様。
頑なだった侑がチハルの強引さに少しずつ手懐けられていく様は、とっても可愛くてキュンキュンしました。
ただ、やっぱり1巻完結という事で話の展開が早く感じて、読み終えた時に物足りなさが…。
もっと二人の事を見ていたいなと思ったので、機会があればまた描いて欲しいカップルです。
どうでもいい事かもですが、チハルの唇がぽってりしていて、エロくて素敵でした。
一巻完結の作品です。
受けの侑は現在、昼は喫茶を営むお店で夜だけバーを開いていましたが喫茶店の店主が店をやめることになり、今後店をどうしていくかという壁にぶつかってしまいます。
そんな時現れたのが攻めの羽田。
羽田は高校時代、侑と因縁のある相手で…
思いっきり酷い初体験だったので、侑が羽田との再会に動揺するのもわかります。
なので侑が羽田を許すに至るところが、いまいちわからないというか。
その辺りが残念なのと、左京さんと言えば代表作のクロネコシリーズが強烈に残りすぎて、他作品は不利かなあなんて思ってしまいます。
髪の色は逆さなのですが、なんだろう、どうしても受けの侑がクロネコの慎吾に感じられてしまいまして(汗
ある程度仕方ないことなのかもしれませんが、今回は細マッチョの大人の男という共通点もあるので申し訳ないのですが気になってしまいました。
高校時代のトラウマを引きずってる受さんがトラウマの主の攻さんと再会して…な、お話。
絵が綺麗。ほんと綺麗。もう大好きです。
受を好きすぎる攻のお話が好きなので、すっごい好みのお話だったんですが…なんだろう、何かがもの足りなかった。でも、何か足りないのかはわからない…
展開が早すぎて、二人の気持ちがうまく伝わって来なかったところかな…
攻さんが「何でもする」って言いながら「泣けばいい」的なことを思ってるところとか…?
拒否しまくってる受さんの変わり身が早すぎるところとか…?
最近、一巻にまとめず二巻にして心情描写をもっと濃くしてくれると嬉しいと思う作品が多すぎる。。。