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高嶺の花は、乱されたい 1

takane no hana ha midasaretai

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表題作高嶺の花は、乱されたい 1

連雀馨,αのフラワーアーティスト
雪下葉那,26歳,カフェ店員でΩ

その他の収録作品

  • 高嶺のパンツが、気に入らない
  • 高嶺のパンツが、乱された(描き下ろし)

作品情報

作品名
高嶺の花は、乱されたい 1
著者
左京亜也 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403668098
4.3

(130)

(69)

萌々

(39)

(19)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
14
得点
561
評価数
130
平均
4.3 / 5
神率
53.1%

レビュー投稿数14

『高嶺の花は、散らされたい』の続編

2020年4月に刊行された『高嶺の花は、散らされたい』の続編。
続きものなので、前作未読だと理解しづらいかも。未読の方は前作から読まれることをお勧めします。

今シリーズは左京先生が描くオメガ―スもの。エロに定評のある左京先生×オメガバものということでエロはもちろんがっつり描かれています。描かれていますが、エロだけではないのが左京作品ならではか。オメガバースというバックボーンをきっちりと回収する切なさも盛り込まれていて、エロ甘なのに切なさも加わるというバランスのいい作品です。

前作で丸く収まって、今巻は甘々~なお話かな?と思いつつ手に取りましたが。

いい意味で裏切られました。
甘いんだけど、それだけじゃない。ハナちゃんの、クソでクソな両親が登場してきます。ハナちゃんが自分に自信がなくって卑下している理由が見えてきます。
さらに連雀の家族も。

連雀さん×ハナちゃんの二人の仲は少しずつ基盤が固まりつつあります。甘々で仲睦まじい様子にニヨニヨしてしまうのですが、その甘さの中に、「家族」という因子が加わることで甘々なだけではない、シリアス展開も描かれていきます。

ハナちゃんの両親と対峙するシーンには胸が痛くなりました。
蒼葉は一心にハナちゃんを求めていましたが、ハナちゃんにとって「蒼葉」という存在がトラウマになるのもわかるレベルです。そんな両親に心乱されるハナちゃんが可哀想で可哀想で…。

でも、そんなハナちゃんの様子に気づくのもまた、連雀さん。
気づいて、でもすぐに手を差し伸べない。ハナちゃんに、自分から這い上がってきて欲しいのかな。あるいは、自分から「助けてほしい」と言ってほしいのかも。愛しているからこそ、ただやみくもに甘やかすだけではない連雀さんがカッコよくて萌え禿げる。

本編はややシリアスモードですが、終盤に収録されている『高嶺のパンツ』シリーズ(勝手にシリーズ化しました)がめっちゃコミカルで可愛かった!連雀さんのおパンツに執着するハナちゃんに思わずエールを送ってしまいました。

頑張れ、ハナちゃん!

下巻で連雀さんの家族も登場してくるのかなあ。
楽しみに待っていようと思います。

15

ハナちゃん…

毎度のことながら美麗肌色カラーが眼福です。
連雀さんマジでかっこよすぎませんか??
スパダリ上位ランキングインです。

それにしてもハナちゃんがあまりにも不憫でなりません。あのパンツで巣作りとか、甘えっぷりとか、したたかなあざとさもいいけどあんまりにも親に難ありで…
連雀さんの妹、はなちゃんの母親とか癖のあるキャラの登場で2巻が楽しみです。
盛り上がってまいりました!!

いつもの擬音で結合部を隠す技も健在です。

7

母親がホラー

「高嶺の花は、散らされたい」で終わったと思ってたので、続編が読めるのは嬉しいんです。

ハナちゃんに甘々な連雀さんが見れたし、一緒に暮らして幸せそうなハナちゃんの表情が可愛くて癒されたんですよ。弟の蒼葉はブラコンだけど普通に良い子になってたし。

でもですね、母親が癖が強すぎてこれから何を仕出かすかと思うと不気味で怖すぎました。あれじゃあハナちゃんと弟のことがなくても、旦那が離れて行っただろうと思ってしまいました。それでも同居してるのはプライドなんでしょうね。

そして連雀さんの妹も強烈で、彼女の背後に見え隠れする母親もまた強烈なんだろうと想像出来ました。

不安定になるハナちゃんを敏感に察知する連雀さんが頼もしいです。

1巻と付いてるので3巻くらいまで続くのかと期待しています。
連雀さんが何を考えてハナちゃんの家に挨拶に行ったのかも分かったし、彼の気持ちは揺るがない強さがあります。
片や母親によってグラグラ揺れてるハナちゃん、大事な社員登用試験と連雀さんのイギリス出張まで控えてて波乱の予感しかしません。

でも凄く面白くてあっという間に読み終わってしまいました。早く続きが読みたくてしょうがありません。

6

ハナのお母さんって

この本の試し読みの部分が幸せオーラ満載だったので購入しました。
でも中身はちょっと不穏な感じ。起承転結の承の途中な感じ。
ハナはこんなに可愛いのに家族が冷たい感じだった。見事イケメン金持ちな番を見つけたんだから、手放しで喜んであげればいいのに。
お母さんはハナに似て優しげな美人さんだと思ってたんだけどな。お父さんもどんな人なのか心配です。
連雀さんちも訳ありな感じなのかな。連雀さんは家族に何と言われようと気にしないだろうけど、ハナは気にしそう。でも別れるとか考えたら絶対ダメだからね。はー、本当に心配です。
今回の1番好きなセリフ
「べつに許可を取りに来たわけじゃねえ。あいつはもういただきました。って礼儀として報告しに来ただけだ。」
めちゃくちゃかっこいいです。そうだよね。って激しく同意です。
3巻くらいは続きそうですよね。
早く続きが読みたいです。

5

あー!相変わらずの美しい神作画!

高嶺の花シリーズからまさかの続編がでるなんて!電子化を待ってやっと読めました!!
うわーやっぱり攻め様たまらない!
♂味がやばかったです。スパダリですね。
受け様のハナちゃんも可愛さが増し増しでした。愛されていて、読んでるこちらも幸せな気持ちに!てかパンツ管理係には笑いました。(笑) 
今作はハナちゃんの実家の話。
Ωの実家ってどの作品もそうですが、やっぱりあまり良い待遇はないのかなぁ。
ハナちゃん母、父ともにクソでした。
もう関わるな〜って本気で思う。
攻め様はスパダリメーター吹っ切ってるので、ハナちゃんを守る姿勢一切崩さず。腰を抱いてエスコートする姿とか、たまりませんでした!
ただ、番になった後に首を噛んでほしいっておねだりするハナちゃんに対してなにか思慮顔。一体どんな意味があるんだろう??あー続きが気になる…!

書き下ろしでは、ハナちゃんがパンツ管理の権利を得た話が書かれていましたが、無敵のスパダリオラオラ系の攻め様でも好きな人の涙にはめちゃくちゃ弱くて、何でも言うこと聞いちゃう!みたいな。ハナちゃんの涙には勝てません。
あー本当にたまらーん!!愛がたっぷりで最高でした。

3

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