イラスト入り
笠井先生の挿絵みたさに購入。やりたい放題やっておられますが、キライではなかったので萌にしました。アンソロ収録分50Pほど+その続き170Pほど+あとがき。お道具色々あるので、苦手な方はご注意いただいた方がよいかも。
入学してまもない頃、気分悪くなったところを部屋で休ませてくれたイケメン准教授にほのかな恋心を抱いている司。彼の講義を受講した後に声を掛けられご飯に行くことになり・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受け祖母(クロアチア人、故人)、受け母、三沢(変な団体代表、後半登場)、モブ少々ぐらい。
++攻め受けについて
受けは、「魔女の血統」と知って悶々ぐるぐるする、普通な感じの大学生(蒼い目で綺麗さんらしいが、そんなにキラキラしいとの記載は見当たらない)。攻めに超可愛がられて、めっちゃよがっておられます。
攻めが変人名物准教授。イケメンだから救われているものの、これで見た目が不細工だとかなりコワい。ただ、個人的に大好きな西洋史、しかも魔女に関する研究なんてやってるんですよ、大学生だったら是非受講してみたいわ♡
研究者にありがちな「好きなものはとことん」が長じて、受けさんに執着しているんですが、研究者ゆえのクールな姿勢がなかなか崩れない。言葉責めさんで、上手に出来たら「可愛いね」「上手だね」ととっても褒めてくれる。だから嫌だなあという気分が少なかったのかもです。
攻めさんが結構好きだったかなと思った一冊でした。お道具苦手さんだけはくれぐれもご注意を。
始めから終わりまで濃厚とろとろ♡魔女研究第一人者の准教授が魔女の血筋の司の力を引き出すためと責める責める!本人は優しく可愛がってるつもりだからタチが悪い♡司が魔女だからと思い悩んだり、力と向き合ったりするとこもグッとくる。何かにつけてえっちなのはもっとクル!淫靡!淫靡すぎる!!たまりません!!責め方ひとつひとつが執拗でねっとりな背徳感と多幸感満載。尿道責めもすんごいぐっりぐりでとんでもないわけですが、木馬ですよ!木馬!!!先生お手製ってのがまた!!木馬~~~笠井あゆみ先生のイラストもあり、木馬とんでもなかったです。やっばい。先生の責め方、甘美で奥の奥の快楽を引き摺り出す感じがとてつもなくて、悪い笑顔でひどいことなんて何もしてないでしょ?って責めてくるの狡すぎでした。そんなことしても溺愛なのが良いですね!!
笠井さんがイラストを担当された中から、続編の電子化を待ちつつこちら読んでみました。
すすすすごかった…初めて経験するドラッグみたいに、読みながらこっちまで仰け反り悶えるほどでした。何が凄いって、ねぇ…
BL小説って読んでいる時は面白くても読後数日経つと「なんでそんなに面白かったんだろう」とすっかり毒が抜ける作品も多いのですが(あまりお話が濃ゆいと入り込めないし、内容が無いと「内容が無い」となるし)世界観とムードが濃く、そこに笠井さんの挿絵が作品の雰囲気を爆盛りでした。
魔女の能力や母との過去は続編へと続くのかしら。
魔女設定のAVみてたようなかんじ。
肉体的繋がりは存分に感じたが、心で結ばれた愛…みたいな感動や恋の駆け引きなどはありませんでした。
好きだと告げ合ったはずが淫靡なことをされ攻めのことを恨んでもいい相手だと思う受けには違和感だった。
惹かれ結ばれた後だというのに…そこにあった気持ちからの変化がぶつ切れな気がして…
いっそのこと憎んで距離置いてくれた方が清々しいのに攻めの淫らな行為にグズグズにされた体が疼いてしまい…
嫌だと思っている割には初回から体が従順すぎて萌えなかったんですよね。
あんなにイイイイ言っておいて素に戻った内心であーだこーだ言っててもちっとも説得力がないし上辺だけって思っちゃう。
Hなシーンは毎回ワンパターンでもないのですが特に刺激的ではなく…全体的に良い意味で読みやすく逆の意味だと心に残らない…右から左にサッと読めちゃうお話でした。
電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきなし。
美しいのですが、何と言ったら良いのかもうよく解らない笠井画伯のイラストにやられて購入。
カラーイラストがもう1作あるのですが、こちらもやたら凝った構図がすごい。
そんでもって、司くんの肋骨が禍々しくエロい。
「魔女は性的に奔放」であるのならば、やはり「性的に奔放な女性というのはダメな存在とされているのだろうなぁ」と思いつつ読み終えた本作。
でも、結構矛盾していて、司くんは男の子だし、性的に奔放な訳じゃない。
力は浅葱准教授にあって、司くんはあくまでも『分け与えられる側』であるのが、どうも爽快感を削いでいるように感じてしまいます。
どちらかと言えば「いゃー、開発してやろうと手を出したけれど、最後はもう自分の手に負えなくなっちゃう所まで開発されちゃったよ」と浅葱が言わざるを得ない終わり方だったら、ドストライクだったです。
あくまでも好みの問題ですが。
評価は、イラストの浅葱先生の目つきに対して萌えちゃったから。
恋をしている眼差しではないのです。
特に、4枚目!
うちの近所の時計屋さんが難しい時計の修理をしている時、こんな目つきをするんですよ。
いや、確かに浅葱先生が弄っているのは、精密な部分ではあるのですけれど。