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明るく元気いっぱいな太月はナチュラルな世話焼きで
新学期早々、長いこと休んでしまったクラスメイトの裕真を心配し
一緒に学校へ行こうと家に押し掛けるところから話は始まります。
学級委員長になったから、と言っていたけど
彼はきっとなってなくても
迎えに行ってあげていたんだろうな。
太月は本当にカラッと明るくて太陽みたいな男の子だなと思いました。
その時裕真が休んでいた理由は
最後の最後で判明しますが
ツラいことがあってまだ抜け出すには気持ちの整理がしきれていない頃に
太月の優しさに救われた、というのは
感動しました。
時間を経て成長していくふたりを
微笑ましく親のような気持ちで(?)
見守れました。
想像の上をいく作品というか、今まで読んできたものとはテイストが違いました。
とても引き込まれたし、楽しく読むことができました!
ワンコ攻め×究極のツンデレ
とにかく、沖のつれなさといったらなかったですね…
素直になれないんだけど、やっぱり垣本との縁を断ち切れない…
垣本は終始ワンコで、初めはウザっとすら思いましたし、ギャグ漫画?と思いながら読んでいました。
でも、ちゃんと考えるところ、行動するところ、伝えるところ、要所要所はとても男らしかったです。
あまりにも沖がつれないのでどうなることかと思ったのですが、最後には素直にデレる姿が見られて安心しました。
とても素敵な2人でした。
入学早々、風邪で一週間休んでしまった沖(受け)を迎えにきた学級委員長の垣本(攻め)。
好きだからとかそういう訳ではなく、クラスに馴染めるように俺がしっかり手伝ってあげないと…という気持ちであれこれ構い倒す攻めと、クールな反応しか見せない受け。
そういうしているうちに攻めは引っ越してしまい…。
ワンコ攻め大好きなんだけど、前半の攻めがやかましいというか独特のテンションがちょっと疲れるのと、引っ越して離れ離れになっても一年手紙書き続けたりと受けに執着する理由が判らないのがちょいと難だと思いました。
てっきり受け一筋かと思いきや、あっさり転校先で彼女作ってるし…。
先を読み進めばあぁそうか!と思うのだけどそこに至るまでが長い。そしてとにかく受けが愛想ないので、一冊の半分位まで読んでていまいち興が乗らないのも事実。
そして突然出てくる従兄弟が受けとソックリすぎます。違いはメガネの有無だけなので、軽く脳内混乱しちゃって邪魔臭く感じました。
しかし後半、よーやく気持ちを自覚して受けがデレ始めてからの破壊力がなかなか凄くて、読んでる私のテンションもキュイーーーンと急上昇。
一緒にいった卒業旅行での初エッチとか二人とも初々しくて可愛らしかったなぁ。
わんこ攻めが大好きなのだと気づかせてくれた作品です。
2人の表情の動きが見ていてとても楽しく、可愛らしいお話。
わんこ攻めとツンデレ君ですけれど、とても絶妙なさじ加減で
たまらなく悶えてます。
高校1年生の垣本(攻め)は、入学から1週間学校を休んでいる沖(受け)を誘いに行き、構い倒すようになる。しかし無愛想でツンツンな沖は、まるで垣本に気を許してくれない。そのまま2年生になり、垣本は親の都合で引っ越すことになるが…。
最初はまるで心を開かない受けにも、その愛想のない受けに執着する攻めにもまるで親近感を抱けず、感情移入もできませんでした。ついでに言えば、引っ越しが決まった時に、引っ越すことを受けにギリギリまで伝えない攻めも理解できませんでした。
引っ越しで離れ離れになってからは、なかなか連絡も取れなくなり(受けがメールアドレスや携帯番号を教えてくれないので)、でも攻めはずっと受けにコンタクトを取ろうと努力しています。
こんな可愛げのない受けに、なんでそこまで執着するのかなーとか思っていましたが、受けがデレはじめてからはすごくよかった。テーマパークに遊びに行ったときや、エッチのときなんかも、もんどりうつくらい可愛い。なんでいきなりこんなに素直になっちゃったの? と思うくらい。
そしてラストの、「俺がどれだけたくさんのものをもらったか」のシーンでは、うるっとしてしまいました。すごくよかったです。攻め、報われてよかった。
最初のあたりの受けの態度の悪さの理由や、途中で出てきた受けの従弟の登場が突然すぎたりとか、理解しがたいところがあったので評価としては萌×2です。
しかし受けの従弟は何だったんだろう。受けと攻めだけじゃ話が回らなさすぎたのかな? 都合よく攻めに一目惚れとか、同い年のやけにイケメンな彼氏候補の存在とか、スピンオフになるのでもなければ不要な設定多すぎた。